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お好み夜話-Ver2

インタビューされた雨の夜

さ土砂降りの日よりシトシト雨の夜の方がヒマだということはこれまでの経験でわかっているのだが、なぜかそういう日に親しい人、話しができる方が来てくださることが多い。
 
昨夜もそういう夜で、「むっちゃん」と「ちち」が来てくれた。
 
「ちち」は再開以来よく来てくれるのだが、「むっちゃん」と会うのは昨年10月の「水戸黄門漫遊マラソン」以来5ヶ月ぶり。
 
「むっちゃん」から行くよって連絡をもらったとき、オヤジとかあちゃんは顔を見合わせ、きっとうれしいお知らせがあるのではないかと思った。
 
そしてそれはそのとおりで、最近めっきり涙腺の弱いオヤジはウルッときちゃううれしいお知らせを聞けた。
 
こういうことがあるから仕事を再開して良かったと心から思うのだ。
 
ま、詳しいことはそのうち明らかにするが、「諏訪湖マラソン」の時に「akkoちゃん」に言ったように、ポンコツオヤジは嬉しいことでただ泣きたいのだよ😂
 
 
シトシト雨が降る夜は幸せに更けてゆき、このまま幸せのまま店を閉めようかと思ったとき、入り口が開いて一人の若者が顔を覗かせた。
 
おずおずと入ってきた若者はカウンターに着いて広島焼きをオーダー、「ちち」と「むっちゃん」の話しを聞いていたのだろう遠慮がちに言葉を発した。
 
「北千住ってどんな街なんですか?」
 
と。
 
それをきっかけに話しがはじまり、彼が蒲田から千住に引っ越してきて初の夜にモグランポに来てくれたということがわかり、産まれは博多だと聞きかあちゃんと同時に「よかね‼️」と声を上げた。
 
引っ越してきて最初にモグランポへ来てくれた若者は28年間で彼で3人目くらいだが、嬉しいじゃないか^ ^
 
この辺りで野菜の安いお店ってありますか? なんて初めて入った飲食店で赤の他人に聞ける若者がまだいるなんて、じつに嬉しいじゃないか。
 
「ちち」と「むっちゃん」がいてくれたのも幸い、きっと彼は初めてのお好み屋に悪い印象ではなかったと思いたい。
 
これを機にまた来てくれることを願い、彼の名前も仕事も聞かなかったけれど、伝票には「博多くん」と書いた。
 
 
かつてこの日と同じように日曜日の夜やってきて、しこたま酒を飲んだ若者がいた。
 
そんなに飲んだら月曜日に差し支えるだろうと心配したが、まてよきっと月曜日が休みなのかもしれないと、彼の伝票に「バーバーくん」と書いた。
 
そしてそれは当たりで、その男は今や伝説の調子コキ「バーバーくん」その人なのだ。
 
そういう新しい風が時どき吹いてくれないと、ジジ・ババの店は活気がでない。
 
28年目の「博多くん」もそういう新しい風のひとつになってくれると嬉しいんだけどなぁ。
 
 
思いもかけずシトシト雨の夜が幸せの夜になって、店を閉めて嬉しい気持ちで北千住駅の前まで来ると、ハンディカメラを持ったお兄さんから声をかけられた。
 
「テレビ東京」のインタビューを受けてくれということで、まだ幸せな顔のまま道路の脇によると早速カメラを向けられて、
 
「東京メトロについての質問なんですが、なぜ地下鉄は線路の下に砂利が引いてないのかわかりますか❓」
 
と問われた。
 
ほほう、このオヤジに、「新説 東京地下要塞」とか「帝都東京・隠された地下網の秘密」とか「ニッポン地下観光ガイド」なんて本を読んでいるこのオヤジに、モグランポなんて店を営んでいるオヤジにそのような児戯にも等しいことを問うとは🤪
 
お兄さんには悪いがペロペロッと余計なことも含めて答えたら、あてが外れたような顔で「お父さんの言ったことで正解です」とその1問でありがとうございましたと解放された。
 
フン、つまんねぇの、どうせ撮れ高がないから放送されるなんてことはないが、雨の夜にご苦労様だ。
 
 
さて、どこかの東京メトロにお勤めの方、当然わかっていることだと思いますが、念のため「なぜ地下鉄は線路の下に砂利が引いてないのか」お答えください。
 
次回、正解をお待ちしております。
 
外れた場合は生ビールは出さないかも、ね  ( ̄▽ ̄)

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