ウェネトさまの館

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「たんざく展 vol.IX」(新井画廊)

2019年07月11日 06時06分04秒 | 展覧会・美術関連

前回の日記の続きでございます。

シロタ画廊を観る前に、すぐお隣の、新井画廊「たんざく展 vol.IX」を観ましたのじゃ。
https://araigallery.co.jp/service1.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

八犬堂の企画・主催で、伊勢丹新宿店と新井画廊(昨年は八犬堂)で毎年開催されるグループ展。
様々な作家のたんざくサイズの作品が観られるのが楽しいのでございます。

初日に観た伊勢丹は7月2日で終わり、新井画廊も初日の午後からまいりましたのじゃ。
40名以上の作家が参加で、複数点出品しておる作家も多く、たんざくサイズでない作品も数点あり。


 

たんざく作品のお気に入りの中から、8点だけ載せまする。

・泉東臣《悠刻》和紙、岩絵具、膠、箔
通りに面したウィンドウに展示。幻想的で美しいのぅ。


 

・大山菜々子《あの子のひみつ》紙本彩色
黒髪の美少年も、赤・黒・白の配色もお気に入り。


 

・黒木美都子《夢の話 Ⅰ》日本画
伊勢丹での《夢の話 Ⅱ》も美しゅうござりましたが、こちらも綺麗。


 

・佐藤文音《とらわれた星を助けに行った話》アルキド樹脂絵の具
伊勢丹での2点同様、こちらも1つのたんざくで物語の流れを見るような楽しい作品。


 

・玉川麻衣《流転抄 3》ペン画(墨・彩墨)
使者の魂を運ぶといわれる鴉。細密に描かれた背景やオレンジ色の空も綺麗。


 

・中島綾美《同じ星の下に》岩絵具、染料
この写真ではようわからぬのじゃが、緻密な文様や植物が非常に美しく、まるっとした鳥ちゃんも可愛く、たいそうお気に入りでございます。


 

・長瀬萬純《ゆえとのよる》墨、水彩着彩、半立体造形
昨年「異界のもの作品展」の不思議可愛い立体作品がツボだった作家で、今回の半立体作品の世界も素敵。


 

・松下大一《ねがいはひとつ》紙本彩色
フクロウも、頭上に輝く鳥の星座も可愛いのぅ。


 

たんざく以外の作品で、お気に入り2点はこちら。

・下重ななみ《夕凪ぐ》紙本彩色 F4


 

・中西麻莉子《モダン亭》紙本彩色 F8


 

ほんの一部しか挙げませんでしたが、他にも素敵な作品色々ございました。
会期は7月20日まで。

★おまけ話

わたくしの部屋は、植物が異様な程よく育って増殖し、最早ジャングルと化しておるゆえ、これ以上植物は増やさぬと決めておったのじゃ。

しかし、昨日通りかかった花屋で、ローズゼラニウムとやらが安売りされており、葉っぱが良い香りなのに惹かれて、1鉢連れ帰ったのでございます。

聞けば虫除け効果がある上、葉っぱを紅茶に入れるとローズゼラニウムティーになるし、バスハーブとしてお風呂に入れても良いそうな。 

さっそく今朝、葉っぱを2枚ほど摘んで普通の紅茶と一緒に淹れたらば、本当にローズティーの香りになったぞよ。
挿し木で増やしてベランダでも育てたら、蚊除けにもなりますのぅ。
たくさん増やして、お風呂にも入れますぞ。