ただいま~!!!
取れた耳の接合手術を受け、両耳揃えて昨日無事帰ってまいりました。
病み上がりなれど、休む間もなく展覧会巡りでございます。
東京都美術館「開館90周年記念展 木々との対話─再生をめぐる5つの風景」
http://90th.tobikan.jp/exhibition.html
(舟越桂の作品以外は写真撮影可)
國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂の5名による、木を素材とした作品。
土屋仁応が大好きゆえ7月に行くはずが、会期末ギリギリになってしもうた。
作家ごとに展示空間が分かれております。
★土屋仁応
素晴らしい空間。ここに住みたいぞよ~。
13体の生き物は、360度どこから見ても美しく優しく愛らしい。
その目の多くは水晶で、玉眼という仏像の技法で嵌められております。
《ユニコーン》2010年 愛らしさ炸裂。
《森》2012年 大好きな作品。
《牡羊》2012年 美しい体に流し目が色っぽい。
《竜》2015年
《麒麟》2016年
《獅子》2016年
《鳳凰》2016年 この部屋唯一の霊鳥。凄い!惚れました~!
★田窪恭治
展示室には、廃材に金箔を貼った1980年代の作品。
非常に好みでございます。
1階の屋外には《感覚細胞-2016・イチョウ》
イチョウの下に敷き詰めた赤茶色のブロックの上は歩けるのじゃ。
★國安孝昌
《静かに行く人は、遠くへ行く》2016年 凄い迫力じゃ。
上の階から覗いたところ。
★須田悦弘
5点全て2016年の作品。
《バラ》 虫食いの穴までリアル。
《ユリ》 本当に壁に根を下ろして咲いているよう。
須田作品は、他の場所にもございます。
アートラウンジには《朝顔》
美術情報室(写真撮影不可)には《露草》が、『日本美術全集』の奥にひっそりと。
僅かな隙間に金色の背景、露草に光が当たって美しい。
★舟越桂
2003年から2016年までの彫刻作品6点と、ドローイング10点。
中でも2016年の彫刻《海にとどく手》がお気に入り。
撮影不可なのが残念じゃ。
5名の作家の全く異なる木々との対話、観応えござりました。
会期は10月2日までですが、お勧めでございます。
ちなみに明日10月1日「都民の日」は入場無料なのじゃ。
次回10月8日からは「ゴッホとゴーギャン展」が始まるのぅ。
実はわたくし・・・ゴッホは好きですが、ゴーギャンは・・・
ごめんよゴーギャン~
都美館の後も展覧会をハシゴいたしましたが、長くなるのでまた後日。
★おまけ画像
北海道物産展で、「白い恋人の旅路ぶどうパフェ」をば。
マルセイバターサンド大好物ゆえ、都内の北海道物産展は追っかけますのじゃ。
あればあるだけ食べてしまうので、今回は10個入りではなく5個入り購入。エヘ