自消率

カロリーベースの食料自給率は40％足らずと、、ここ１０年くらい

変わってないようですね。。。スローフード・地産地消などといった

自給率アップスローガンも、空振りに終わっているような気さえします。。

自給率が上がらないことも、、問題なのですが、、、

「日本人は『自消率』が低いんだ」と食文化研究家の魚柄（うおつか）仁之助さんは、指摘します。

まとめ買いをしては、全部食べないまま「重ね買い」を繰り返し、冷蔵庫の中で食品を腐らせていると。。。
・・・・耳が痛いですね。

「自消率」とは、買ってきたものをどれだけ消費するかの割合のことらしいです。
冷蔵庫に頼りすぎず、「本当に必要な量を選ぶ」「迷ったら買わない」と心がけることも必要なのでしょうね。


「遅い・・遅い」を連呼する私。。。
本人曰く「私は、、毎日の献立を無駄なく計算して買い物しているんだから・・・」と、、スーパーでの買い物に１時間以上かかる妻の言い分は、、
自消率を考えてのことなのか？？

どっちにしても、、、
食に関する意識は、、、高くあるべきなんでしょう。。

「宮崎新聞」に、、、日本の自給率の現状を「１００人の村」にたとえて、、
こういってます。。

「日本という１００人の村は、３人弱の人たちが必死に土を耕し種を蒔き、

船を漕ぎ出し網を上げている。それを残り９７人強の人たちがわがまま放題に

むさぼり、訳も知らずに「安心安全か？」・・・と疑心と不平をたれている。

しかも３人の担い手の内、２人は４０歳代後半と６０歳以上で、もう１人は

７５歳以上。このままいけば１人の老農が９９人の食を支える異常な国になる。」



全国規模でのシステム作りが急務な時期にあるようです。。