美容室 ユニティ

 インフォメーションブログ

一人前

2010-07-27 | その他
親の「かわうそ」は子どもが小さい時にはエサを与えるんですけど、、、
年頃になるとエサの魚を与えなくなるんですって。。。。

むしろ、これ見よがしに自分だけ美味そうに魚を食べるそうです。。。
そんな親の近くに子どもたちが集まってきても、魚をくわえたまま逃げていく親。。(笑

「もらえない」と悟った子どもたちは、初めて自分で魚を捕りに行くわけです。。。
最初は狙った獲物に逃げられてばかりいるが、やがて魚の捕まえ方をマスターする。
それが自立の瞬間、、、、親離れの瞬間というわけですね。。。

家でも会社でも同じ、、子供も従業員も「かわうそ」のように、自分のエサを自分
で捕まえたいもの。。。もちろんそれはエサではなく、、、知識と情報・・そして知恵のこと。

自分の仕事に必要な知識や情報は何なのか、それを入手する方法は何か、、それを生かす知恵をどうだすか、、ということを知っておく必要があるんじゃないのかな。

以前、こんな事がありました。。。
あるセミナーで35才前後の男性店長からこんな質問を受けました。

「うちの会社でもスタッフの評価制度を作ることが長年の懸案事項になっているが、忙しくて着手できないまま何年も過ぎてきた。今日の話を聞いて、改めて評価制度を導入しようと決心した次第ですが、能力評価のサンプルのようなものがあれば助かるんですが。。。。お持ちでしょうか? またそれをメールでいただくことはできますか?」

私はこう申し上げた。
「帰りに本屋に行ってください。事例付きの本がたくさんありますから、気に入った一冊を買ってきてそれをアレンジすればすぐに作れますよ」

彼は質問をつづけた。
「評価表のサンプルがついた本が市販されているとは知りませんでした。さっそく帰りに買ってきます。もうひとつ質問ですが、個人の能力目標を達成した社員がいても、お店全体としては目標未達成や赤字だった場合、査定はどのようにすれば良いのでしょうか?」

私は「行きがけの駄賃のような感じでそんな初歩的な質問をするのですか?」と言いたかったが、彼は真剣だったから、かいつまんで説明した。
でも、それすら一冊の本を探せば書いてあること。。。

いつも感じることですが、、「どうして美容師は、もっと本屋に行かないのだろう」と思う。書店や図書館に足を運んだり、インターネットで検索するなどして、自分に必要な情報を自分で入手できるようになってほしいもの。。。

中国の「古文真宝」に・・・「家を富ますには良田を買うを用いず。書中おのずから千鐘の粟あり」・・・という教えがあります。

家を裕福にするためには、なにも良い田んぼを買う必要はない。本の中にたくさんの穀物があるものだ、という教え。。。。

私達ユニティのメンバーも、、もっと、、本を読みましょね。。。(にっ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿