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カラリング(酸化重合)

2010-12-10 | カラー
美容師さんなら知っていますけど、、お客さんは・・ちょっと? ってな話です。。

なぜ? カラーをすると染まったり、明るくなったりするの??
・・・なぁ~~んてな、、素朴な疑問?? 

答えは、、酸化重合。。あは、、わかります?(^^

酸化重合というのは、、
皆さん、よく耳にするカラーの1剤。。
コレに色味(ジアミン系色素)が入っているのですが、、この色素を発色させるのが、
過酸化水素(2剤)。。まぁ、、オキシなんて美容師さんは言ってますが、、。

発色しながら、、同時に、、髪の中のメラニン色素(生まれつき持っている色素)を
脱色する便利屋さん。。。(^^

んで、、1剤の色素同士仲を取り持ち、、お互いに手をつなぎ巨大化するんですな。。
色素が巨大化すれば、、髪の外へ溶け出さない仕組み。。。

これが、、酸化重合・・カラーの原理です。

ですから、、髪の外で色素が大きくなってしまうと中に入らず、、、
すぐ溶け出して・・つまり退色してしまいます。。。
また、、せっかく大きくなった色素も、、髪の表面(キューテクル)が穴ボコだらけ
だと、、やはり留まれずに溶け出してしまいます。。



プロの美容師さんが、、一番に気にしているのは、、
カラーの退色。。

早くなる原因は、、加温の程度・過酸化水素の濃度。。
(ユニティでは、、カラー時、基本的に加温禁止)

気にしていないと、、色素の酸化重合が急激に毛髪表面だけで行われるか、、
表面穴ボコ毛によるところの、色素が流失が考えられるからです。。。



また、、過酸化水素は、、3%を超えると髪を作っているケラチンタンパクを破壊する
ので、、、その効力を調整しながら、、抑えながらゆっくりと毛髪内部で酸化重合さ
せる必要があります。

ユニティでは、、パーマやカラーの前後にトリートメント前処理を使用していますの
で、、傷んでいてあきらめていたパーマや・・ダメージでなかなか思うような色味がでなかったカラーなど安心してできます。。

ぜひ、、ご相談くださいね。。(^^

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