暇つぶし

偏差値「？」父さん（Ｔ＿Ｔ）

父「引っ越した西園寺さんの新しい電話番号わかるか？」
母「わかりませんよ」
父「そうだ。。１０４で調べてもらうか」

プルルー。。。

１０４「西園寺さん・・どういうカンジ（漢字）の人ですか？」
　　　「おもしろくて明るいカンジ（感じ）の人です」と応え、電話局のお姉さんと母を１分間笑わせてしまうお父さん。


息子「おやじ、メガネ屋に行くけど一緒に行く？」
父「おー、最近レンズが合わないから作りに行くよ」

メガネ屋にて
父「よく見えるな、この遠近両用でお願いします」
店員「かしこまりました。無色ですか？」
父　「いえ、自営業です」
息子「レンズの色聞いてるんだろ自分の職業を答えてどうすんだよ」

父は、キュロットスカートをはいている人をみている。。
息子「おやじ。。どこ見てるんだよ」
父　「なんで最近の女の子は、お尻にスカートはさんでいるのかのう。
歩くのに大変だろうに。わからんなあ、まったく・・・」
息子「わかったから、さっさと車に乗ろう」

父　「おっ、おまえの車、運転したことないから運転させろ」
息子「いいけど、ガソリン入れてくれよ、空っぽなんだ」
父　「よし、ガソリンスタンドへＧＯ～～］

　　ブィーーーン

息子「おやじ、怖いよあまり飛ばすなよ」
父、「若いもんには負けません♪」
息子「速いな・・もうガソリンスタンドだ」
父　「お父さんはなんでも速いんだ、来週も野球の試合頑張るぞ」
ＧＳ店員「いらっしゃいませ。レギュラーですか？」
父「いや、補欠です」
息子「選手のこと聞いてねーよ、すみませんハイオク満タンです」
父「おれも変なこと聞くなと思った」
息子「いいから給油レバー引いて、あっ、なにシート倒してひッくり返ってるの？」
父　「レバー間違ったみたいだ」
息子「頼むよ、慌てものだな、今度はトランク開けてどうすんだよ」
父　「トランクにいっぱい入れてもらおうかと」
息子「もう、そこのレバーだよ、いいよ俺が引くから前ごめんね」
父　「ああぁ～」
息子「変な声出すなよ、店員さんが笑うだろ」
ＧＳ店員「毎度ありがとうございました」

息子「あー、恥ずかしかった」
父　「なにが恥ずかしいんだよ」
息子「あんたのせいです」
父　「ついでだからおばあちゃんの家に寄ってみよう、風邪ひいたらしいから心配だ」
息子「おばあちゃんって学校の先生だったんでしょ、年とったからボケなきゃいいんだけど」
父　「まだボケる年じゃないさ」
息子　（おまえもな）

父「おばあちゃんは元気かな？」
ピンポーン　父がインターホンを押す
祖母「はい、もしもし」
父「風邪ひいたって聞いたから息子と一緒にきた」
祖母「たいしたことないよ、お医者様にいったからね」
父「そうか、それはよかった」



・・・・・




息子「おやじ・・」
父「なんだよ、いま話中だ」
息子「あのさ、電話じゃないんだからなんで軒先で20分もインターホンで話ししてるの？」

やっと祖母の家に入れた。

祖母「親子でくるのはひさしぶりだね、今薬飲むから待っててね」
祖母はミソ汁に薬を入れて飲もうとしている。
父　「最近の薬は汁に入れて飲むのか？」
祖母「そのままだと飲みにくいからでしょうね、お医者さんが『お汁に入れなさい』って」
父　「そうか、飲みやすくするためか」

医者は「お尻に入れなさい」って言ったのだろう。薬袋には座薬と書いてあるから正座して飲んでるんだな・・

祖母「そうそう、今日は病院で検査したらなんともないって『芋洗い検査』っておかしいのよ」

そりゃ・・ＭＲ検査だろ・・父と祖母の話しに入れない。

父「おばあちゃんも元気でよかった、さて帰るか」
祖母「そういえば、近所に甘味屋さん新しくできて美味しいのよ、お土産もできるから」
父「うちの奴甘いのは好きだからついでに寄ってくか？」
息子「おやじも甘いの好きなくせに」

甘味屋
店員「いらっしゃいませーメニューどうぞ」
お勧めは田舎汁粉と御膳汁粉らしい。おやじはメニューを置いた店員の後姿を見ながら

父「俺は田舎汁粉だな。おまえは御前汁粉でいいのか？」
息子「それでいいよじゃ注文するよ、すみませーーん」
店員「かしこまりました、田舎はどちらですか？」
父　「私は熊本です」
息子「なに、ボケかましてるんだよ、店員さん吹き出したろ」
父　「いや店員さんの新たのナンパかとドキドキした」
息子「もう、やだな」

父「そういえば、あの店員さん、おまえの悪友の彼女に似てるな？最近どうしてる？」
息子「あいつさ、俺の彼女と4人でドライブ行ったときに、恋愛談義で盛り上がってさ、彼女と議論をしていた時、間違って『少なくとも俺は女を顔で選んだことはない！』って言っちゃってもう修羅場であいつ彼女いない暦　１ヶ月。」

父「そうか。あいつも慌てものだな」
（あんたもだよ・・）

父「あー食った食った、あっ甘いものだけじゃしょうがない隣の店で買っていこぅ」

父「すいません、これいくらですか？」
店員「それはタラコです」

息子「おやじ、そろそろ帰ろう、晩飯まで間に合わないとママ怒るよ」」
父「わかった、今日はスパゲッティの新作を作るって張り切ってたな。
　　なんて言ったかな・・「ボラギノール」とか」
息子「カルボナーラだよ、なにが悲しくて痔の薬つくるんだよ」

父「そういえばお母さんも慌てものでさ、先週デパートで知人と立ち話してるから俺は少し離れて待ってたら、その知人の奥さんが、、、、
『旦那さんは？』と聞いたから
「あそこにたっているのが主人よ」と 言うつもりが

「あそこがたっているのが主人よ」と 言うから笑われたよ」」

息子「お似合いの夫婦ですね」
父　「やっぱりおまえも、そう思うかぁ（照れ）」
息子「帰りは俺運転するよ」

父「そうだ、お父さんの妹夫婦の３歳になる息子が七五三で
　　お祝いするって聞いたんだ、いつなのか聞いてみよ」

プルル～

父「あれ？出ないな・・でたでた・・もしもし」
3歳の息子「もしもし？」
父「あっ、駿くんか？電話出れるんだえらいなぁ・・お母さんいる？」
3歳の駿「おかあさん？いらなぁーい」ガチャッ　プープー
父「なんじゃぁ？」

息子「あー、今日はおやじと一緒で疲れた」
父　「そういうなや、来週も一緒に遊ぼうぜ」