１０年前の今・・

今回の全体会議は本来は大阪だったのだが

東京に変更になっていた為に私は新幹線で東京に向っていた

後に車の安全が結果的に守られたのだが

１０年前の昨日9日に震度５位だったが仙台は結構揺れた地震があったにも関わらずこれと言って特に心配も無かったのですね

会議場所が大阪であるなら私は車で仙台空港に車を置いて空路で大阪に行っていたのですが

１０日は東京や神奈川の取引先に挨拶の予定があった

お得意先を回り終わり各地から来るビル部会の委員連中が八重洲口の飲み屋さんで懇親会があるのです

そこに出席して予約していた山手線大崎のロイネットホテルに行き10日の会議資料に目を通し眠りました


私の大震災前の一日でした


翌日10日そろそろ会議も終了になる２：４６過ぎに体験した事のない大きな揺れに襲われ恐怖で壁にへばりついておりました

慌てて会議室のテレビをつけて皆我を忘れ何が起きたか何が・何が・何が・・・・


以前にこの事は書いているので大震災で災害を受けた後に知っておいた事を少し書いておきましょう


前に書いていた事柄に現金・小銭を持っていないと困ると書いております

被災した家が津波に流された消失したなどの時銀行通帳からカード・印鑑はありません

（こちらでは本人確認出来れば銀行は一定のお金を下ろせた）

被災証明を貰う時そこに住んでいた証明を出すのだが電力会社の領収書や検針した時の使用量の紙等が必要となりました

此方では転勤族の方で住所の移動をしていない方も多く住民票は貰えませんのでね

不思議だったのは賃貸マンションに住んでいた方に被災程度により保証金？が出ましたがマンションの所有者には出ません

私と東京に行っていた常務は殆ど被害が無いのに保証金やら給付金等約１００万円ほどを手にして医療費は全て無料

彼が言ってました『この際悪い所を全て直して神戸に帰ろう』と

マンションのオーナー（区分所有者）には何も出なかったようです

私の友人にある大手のマンション管理会社の支店長をしていましたが

仙台市内青葉区・泉区・宮城野区・等々各区に分かれておりますが災害程度の基準があくまでも客観的な判断基準があるのですが

区によってかなりの差がでて他の区だと全壊と判断されますが他の区だと同様の被害に大規模半壊とか中規模半壊とか判断されます

これによって保証金は給付金がかなり違っていると私にぼやいておりました

彼はこう言っておりました『いや～大した被害無いのに新車一台買える分貰ってしまったよ～』

判断基準に納得しない管理組合の女性役員たちが区役所に出向きあちらの区はこれだけ出ているのに何故こちらは中規模半壊なのかと

猛抗議して大規模半壊に直させたと言いながら『女性は強いぞ～』とも言っておりましたね


まぁたまに裏話もありますよ～


今日はこんな裏話をお伝えしましたがまだまだありますが思い出しながら書いて行きましょう



それでは今日も無事安泰な一日をお過ごし下さいね