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ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

ありがとう我が家。

2012年07月29日 | 日記
もうすぐ、引越しをします。

2009年12月から住み始めた我が家とももうすぐお別れです。

2年半、我々夫婦と犬たちや猫たちを守ってくれました。

3回の冬を越し、屋根も基礎もそろそろ限界が来始めています。

何しろ生まれて初めて作った家です。良くもってくれました。



ドアノブは最後まで紐でした。

ドア自体、屋内用のドアだったので(うりむぅからの頂き物)もう、ボロボロです。

そして犬用のドア!これのおかげで犬たちは家の中も外も自由に出入りできました。

このドアもヒビが入ってもうすぐ壊れそうです。

このドアを亡くなったユパもカンタもリンもカイもくぐりました。

最初はビニールのノレンだけでしたね。

家の中にも雪が吹き込んで来ていました。



ビニールと言えば、窓も最後までビニール貼りでした。おまけに穴だらけ。

でも二年半、もってくれました。

一番助かったのがこれです。


コンポストトイレです。

これも2年間使い続けました。

けっこう実用的です。

匂いも無く処理も簡単でした。

そして、階段も最後まで作ることが出来ませんでした。

二年半使い続けたはしごです。


でも、ロフトは暖かでしたよ。

冬も夏も毛布一枚で寝られました。

移住してほぼ半年位で作った家でしたが、充分その役目を果たしてくれました。

ある意味、この家での暮らしがUncleBeeの今までの人生で最高に楽しかった時期かもしれません。

井戸が出来て万歳、電気が来てハイタッチ、そしてこの家に住み始めて乾杯。

家の中に水を引いた時にも感激しました。

そう、この家の暮らしは感激と喜びの連続だったような気がします。

確かに少し足元が寒いとか、雨漏りがするとか。完璧ではありませんでしたが、自作ですから誰にももんくは言えません。

と言うより、どんなアクシデントがあっても、人を恨まずに済みました。

そして、この家を作ったからこそ母屋も完成したわけです。

我々夫婦のここでの暮らしは三段ロケットのようなものです。

一段目がトレーラーでの暮らしでした。

補助ブースターのデリカはこの地までトレーラーを引っ張ってきたその時に壊れてしまいました。

二段目が、今住んでいるこの家です。

十分な高度までUncleBee夫婦を導いてくれました。

そして三段目のロケットが母屋です。

この母屋ロケットに乗って「年金だけで暮らせる自給率の高い生活」という軌道に乗せます。

一段目ロケットのトレーラーは只今修理待ちです。

修理して夫婦で北海道キャンピングツアーを楽しむつもりでいます。

二段目のこの家は解体して新しく作る車庫や家畜小屋、そして地下倉庫の屋根等に生まれ変わることになっています。

そして、母屋も軌道に乗ったら「継続可能な自給生活」を実現する為の宇宙ステーションとして、我々夫婦を乗せて軌道を回り続けます。

ありがとう我が家。

この家の事は一生忘れません。

今後形を変えても、この敷地で生き続けてくれます。

本当にお世話になりました。

そして、開墾開始から、一軒目の家作り、母屋作りとたくさんの人達の協力も我々夫婦の宝物です。

五年前に夢見た生活へ近づく為の最後のロケットブースターがまもなく点火され、今まで我々夫婦を乗せて感動の空間を案内してくれた第二段ロケットはもうすぐその役目を終えます。

本当の意味での「ゼロから始める田舎暮らし」は実はまだ始まったばかり、イントロダクションの時期です。

これから二年か三年を目標に、自給生活への軌道に乗せるつもりです。

まだまだ感動の空間旅行は続きます。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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感動です! (てまり)
2012-07-30 09:46:13
UncleBeeさん、おはようございます。

この記事を拝見してもう感動です!
これまでの様々な思いがぎっしりとつまっていて感動しています。

そして、これからの楽しい計画もワクワクしますね。
返信する
Unknown (UncleBee)
2012-07-31 05:11:34
家作りばかりの三年間でしたからね~。

それももうすぐ終わり本当の田舎暮らしが始まるのはこれからです。

やっとスタートラインにつけたんだと思っています。
返信する

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