政権交代その後 ｂｙB・B

シータのクーデターがあってからジジが牙を抜かれた狼になってしまいました。
今まではこの世に怖い物なし、自分が一番だったのにそれが木っ端みじんに打ち砕かれて、
まったくの腑抜け状態です。
平成16年の1月24日、土曜日（息子の誕生日だったので良く覚えてるのです）に勤め先だった病院の駐車場を
大型犬に着けるような太いリードを引きずって放浪しているのを、私が連れ帰りました。
パズー亡きあとは、唯一の小型犬でつい甘やかしてしまい、図に乗ってユパには吠えつく
（これ又ユパが臆病で）シータにもハクにも。
リンには不思議と怒らないのですが。

何かボーっとしていて呼んでも反応がありません。
コートを着て外に出ると必ず付いて来たのに。


今はそれも無し。寂しいったらありません。

シータがあれ以来ジジを気にして、「大丈夫？」
散歩の時も今までは無視だったのに、ジジが行くと走って様子を見に来るのです。
ジジはすごく嫌そうにするのですが。

新聞配達の車、郵便局、宅配車、雪原の向こうを歩く鹿、狐の気配。
夜中だろうと昼間だろうとそのたびに吠えながら飛び出して行きそのあとを「へい、兄貴！」
というようにユパ、シータ、ハクが続きひとしきり吠えまくるのになんと今静かな事。

もしかしてショックから来た鬱？

一生懸命ボスを張っていたのに、その座を明け渡したのがそんなにショックだったの？

多分4-5歳で家に来て7年。このままでは悲しいです。
早く元気になって、又威勢良く吠えてよ。


関係無いけど「今日のよそのニャンコ」
私のお気に入り、パル