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        Umpiring is not built in a day. ~審判技術は一日にしてならず~

               【アメリカ・マイナーリーグ審判員のDaily blog】

新作紹介~New Balance base shoes~

2013-08-25 | 日記
ここ最近の記事が審判から離れた内容になりつつあったので、少しずつ審判に関する記事も書いていこうと思います。

ということで、第一弾は新作審判用具紹介です。いつも書くことですが、決してメーカー等の回し者ではありませんのでご安心ください。

今回紹介するのは、New BalanceMB1000という塁審用シューズです。



一昨シーズン(2011年)からメジャーリーグ審判員のシューズはオフィシャルサプライヤーがReebokからNew Balanceに変更になったことをご存知の方は多いかと思います。そのメジャーリーグ審判員の多くが今シーズンから着用しているのが、このMB1000というモデルです。
特徴はなんと言ってもその軽さと着用時のフィット感にあります。
3月のSpring Trainingで試作品を見せてもらった際は全体的にメッシュ仕様だったのですが、現在市販されているものは手入れがしやすい合成皮仕様です。従来同様、当然ながらシューレース(靴紐)式です。
日本ではベルクロ(マジックテープ)仕様のトレーニングシューズ等を審判用に代用しておられる方が多いように思います。決してそれが悪いとは言いませんが・・・時には審判も機敏な動きが求められます。当然ながらフィット感はシューレース式のほうが上ですので、そういった点でもやはりシューレース式のシューズを僕はお勧めします。
このモデルは足幅サイズの展開にD-width(通常幅)とEE-width(幅広)の2種類があるのも良いポイントですね。日本人の足は一般的に(正確なデータは不明ですが)幅広と言われているので、D-widthでは少しきつくて大き目のサイズを購入しなければいけないことが多かったのですが、EEなら日本製のシューズと同じサイズで大丈夫だと思います。余談ですが、最初に足幅サイズ(width)の種類を展開したのはこのNew Balanceなのだそうです。多くのNew Balanceシューズ(特に審判用)で足幅サイズが選べるようになっているのはそんな理由もあるのです。
餅は餅屋という言葉があるように、靴は靴専門の(もしくはシューズ分野に秀でている)メーカーの物が良いというのは容易に想像出来るかと思います。

シューズの裏面は日本のトレーニングシューズのようなポイント(イボイボ?)ではなく、芝生向けのターフシューズです。グラウンドの状態にもよるでしょうが、場合によっては向き・不向きがあるかもしれません。

最後に・・・良い審判道具を使ったからといって、当然ながら審判が上手くなるわけではありません。ただ、お気に入りの審判道具を着用して審判をすると試合を楽しめるというのは間違いありませんよね。決して新しいものをお勧めしているわけではありませんが、楽しんで審判をやるために道具に拘るのは決して悪いことではないと思います。
もちろん、『道具は一流、技術は三流』と言われないための努力が必要なのは言うまでもありません。

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NBシューズ (タマの大魔神)
2013-09-04 15:30:17
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