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審判日記



野球や審判について書き綴ります

最後の審判?そして結論へ

2006年01月29日 | 野球審判関係
今日は先々週に引き続き、最後の審判講習会が行われました。

このタイトルの意味は、宇部野球連盟の審判員としてもしかしたら最後の審判活動になるかもしれない、という意味です。

今まで書く踏ん切りがつきませんでしたが、書いてみたいと思います。

僕の夢の一つに、大相撲の行司という選択肢があります。昨年の高砂部屋体験入門の際には、行司の定員枠に予約が一杯で、卒業後に入れる保証はないと念を押されて言われました。

ですから本来では今年、もしくは卒業する来年に行司になれるという保証は無いという状況でした。

ですが最近になり、行司の予約をしていた内の一人が予約を取り消したらしく今なら入門できる状態にあるとご連絡を頂きました。

正直な所、今すぐ入門するべきか否か悩みました。
両親をはじめ、学校の先生や野球部の監督やコーチ、友達やネット上でお世話になっている方、そして今日は宇部野球連盟審判員の方々にその旨のご相談をしました。

当然、今学校を辞めれば肩書きは”高校中退”となります。
ですがこのチャンスを逃せば行司になるチャンスを逃してしまう……

悩みに悩み抜きました。

しかし僕としては行司として入門するという方向に意志を固め、近日中に高校側と中退を前提とした面談をする予定です。

また何か話に発展があれば後日書きます。


予告先発

2006年01月27日 | 野球審判関係
野村孤立、予告先発“否定”を無視されムッ

昨日の事ですが、気になる事柄でしたので書きたいと思います。

プロ野球の12球団監督会議が25日に開かれ、予告先発制度に反対の楽天・野村克也監督と、賛成派のロッテ、ボビー・バレンタイン監督が、激論を展開しました。

バレンタイン監督曰く、
「予告先発があっても、チームは変わらない。(予告先発のない)交流戦ではロッテが優勝したじゃないか!!」

「今年のWBCをはじめ、世界では必ず先発投手が予告される。なぜ、そうするのか考えるべきだ」
世界基準も持ち出しました。

世界的にも予告先発が当たり前かは正直な所存じませんが、バレンタイン監督の言う世界はメジャーリーグの事ではないでしょうか。確かに、ベースボールはアメリカの国技とも言えるスポーツですが、それだけで世界=メジャーリーグとはいえないと思います。

メジャーリーグ王者を決める試合をワールドシリーズと称しますが、この名称もいささか疑問ですね。
各国の優勝チームで戦えばこそ世界規模になるのですが、力の格差や金銭面の問題もありますし実現は難しいのでしょうね。

野村ノート

小学館

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またまた不祥事

2006年01月26日 | 野球審判関係
東海学園高野球部監督を体罰で解任

先日の明徳義塾報道に引き続き、またまた高校野球関連の不祥事記事です。

東海学園高校(名古屋市、星野清明校長)の野球部の男性監督(33)が、練習中などに部員に対し、殴ったりけったりするなどの体罰を繰り返し、解任されていたことが26日に発覚。週明けにも高野連に報告する予定だそうです。

監督は2004年4月から美術の非常勤講師として勤務し、同年8月に野球部の監督に就任。驚くべき事に体罰はその直後から始まり、昨年10月には他校との練習試合中にエラーをした2年生部員の足を蹴り内出血させたとの事。約30人の部員のほとんどが被害を受けているらしく、深刻な問題です。

甲子園というのは高校球児にとっても憧れの舞台ですが、同時に指導者にとっても同等の価値観があります。
ですから指導に熱が入ったのは分かりますが暴力は許されません。

不祥事の形はどうあれ、あってはいけないことだと思います。

そういえば、フィギュアスケートの浅田舞さんも東海学園だったと思います。
活躍されている彼女に比べ、体罰で騒がれてしまうとは情けないですね・・・


古田監督特例ルール

2006年01月25日 | 野球審判関係
<セ・リーグ>ヤ軍の古田兼任監督への「特例ルール」承認 (毎日新聞)
セ・リーグは25日、理事会を開き、ヤクルト・古田敦也選手兼任監督に対する「特例ルール」を承認したそうです。

監督、捕手が投手との打ち合わせでマウンドに行く回数は野球規則やリーグのアグリーメント(合意事項)で制限されていますが、監督・捕手兼任は想定されていなかったという事で、セ・リーグはルール整備を急いでいたとの事。

マウンドに行く回数は、
(1)捕手でプレーしている場合、1試合3回まで(延長後は1回)と定めるアグリーメントを適用

(2)監督に専念する場合、1イニングにつき1回(2回目に交代)とした野球規則を適用――する。プレーしている間は監督代行を指名し、球審に選手交代を告げるのは監督代行と古田兼任監督のどちらでも可能。

ちなみに監督代行には伊東ヘッドコーチを指名する方針だそうです。
(ノムさんが選手兼任の時はこの規則はなかったんでしょうか・・・?)

今シーズンは、古田監督の手腕にも注目するとプロ野球がグッと面白くなりそうですね。
古田監督のブログの更新も要チェックです!!

古田のブログ

アスキー

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明徳義塾野球部が…

2006年01月25日 | 野球審判関係
明徳の処分、1カ月延長=修学旅行で部員が万引き

日本学生野球協会が都内で審査室会議を開き、昨年末に部員の万引きが発覚した明徳義塾(高知)の対外試合禁止処分を1カ月延長することを決めました。

昨年夏の全国選手権大会の開幕前に部員の暴力が発覚して出場を辞退したのは記憶に新しい所ですが、
信じられない事に昨年11月29日に修学旅行先の韓国で部員5人が時計などを盗んだとの事。

野球部員である以前に、人として最悪な事をしでかしてしまった訳です。
法律が守れないのに野球規則を遵守できるのか? と疑問に思ってしまいました。

これで、昨年8月3日から2月2日までだった対外試合禁止期間は3月2日までになりました。

一部の部員のせいで、野球に必死で打ち込む選手が試合をする機会を失われているこの状況は、
同じ高校生として不憫に思いますが、チーム、学校全体が不祥事を頻発させている状況を打破してくれないと様々な面で弊害が出てくると思いますから、このような処分は当然科せられるべきですよね。


審判講習会

2006年01月15日 | 野球審判関係
今日も先週に引き続き、朝の9時から宇部市野球場にて審判講習会が行われました。
1月12日の日記にも書いたのですが、スクイズプレーの反則打球は打者アウトという事に関しても皆さん色々と論議されていました。個人的にはアメリカの解釈に合わせた事で規則的なややこしさが無くなったと思うのですが。

今日の講習でも先週と同様に球審の構えやコールなどを反復して練習した後、各塁での牽制球の見方、ライン際でのフェアファールの判定の練習を行いました。

最後にホーム周辺での特殊なプレーについての詳しい説明があり、復習の意味を兼ねて、そして自分がいざそのようなケースに直面した事を想定しながら説明を聞いていました。
インターフェアは頻繁に発生するわけではないので、自分自身忘れかけていた面もあったのですが講習で+α色々と学べたと思います。

野球は色んな面で奥深いスポーツです。講習会ではその奥深さを再認識できたと共に、皆さんの野球に対する情熱を強く感じ、自分もこれまで以上に審判道に精進していきたいと感じました。

わかりやすい軟式野球のルール


野球規則改定

2006年01月12日 | 野球審判関係
スクイズプレーの反則打球は打者アウト (日刊スポーツより)

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が12日、都内で行われ、日米で解釈が異なったスクイズプレーの際に打者が反則打球をした場合、三塁走者ではなく打者アウトで統一することを決めた。

日本では打者がスクイズを見破られたと判断し、打席を踏み出してファウルにした場合などは「本塁での守備を妨げた」との判断で三塁走者をアウトとしていた。今後は米国に合わせてすべて反則打球として打者アウトとし、野球規則7・08(g)の【注二】を修正する。

今までのルールが日本独自のものとは知りませんでした。確かにややこしい面もありましたし米国に合わせるのが妥当だと思います。

日本の”野球”と米国の”ベースボール”のルールが違うのでは困りますから、少しずつでも改定していってもらいたいですね。

明日への送りバント―一つ一つの積み重ねが人生の宝物になる

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審判講習会

2006年01月08日 | 野球審判関係
今日の朝九時から正午まで宇部市野球場にて審判講習会が行われました。

この講習の対象者は少年野球の指導者や監督さんをはじめとする方々で、審判員を対象にした講習会ではありませんが、毎年同じ時期に開催されている恒例の講習会です。

ランニング、ストレッチ、と続きアウトセーフのジャッジ練習をし、四箇所に分かれて球審の構えと宣告の練習を説明を交えて行いました。

各塁審の説明では連盟の審判員が説明する事になっていました。
僕は三塁塁審の担当だったのですが説明が下手で頭で分かっている事を口で上手く表現できず拙い説明になってしまいました。

来週の講習会では、上手く説明できるように規則書などをあらためて読み返しておこうと思います。

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今日の講習会から、宇部野球連盟に新しい審判員の方が来られました。
宇部野球連盟は本当に皆さんが一生懸命に毎試合ジャッジしておられ、お互いに勉強・反省を繰り返しながら努力しておられる素晴らしい連盟です。僕もこの連盟で審判員として活動できる事を楽しんでいます。
宇部市内にお住まいの方、また宇部近郷にお住まいの方で宇部野球連盟で活動してみたいという方がおられましたら下記の僕のアドレスまでご一報ください。

            umpire29@goo.jp

意欲がある方からのご連絡をお待ちしております。


審判用具のご紹介①

2006年01月06日 | 野球審判関係
審判をする方はおそらく道具にこだわりをお持ちだと思います。

しかし今から審判を始める、もしくは少年野球の試合などで審判をしなければならないという方にとって道具は最低限の物で良いとお考えの方がいるかもしれません。

今回は、後者の側になって道具をご紹介したいと思います。

ローリングス アンパイア 軟式用マスク RCM223 のご紹介です。

カラーもネイビーとブラックがあり、お好きな色を選べます。

価格も、特別価格 5,355円 (税込) 送料別 と初めて審判をする方にとってお求め安い価格だと思います。(送料を含めても定価より安いです!)

道具にこだわりをもつのは、経験を積んでからでも遅くないと思います。

画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。

ローリングス アンパイア 軟式用マスク RCM223







明治神宮外苑審判協会

2006年01月04日 | 野球審判関係
最近は行司関係の事ばかりでしたが、今日は野球関係の内容です。

先日の(最近このパターンですね)夢対決!2006 とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル7で、とんねるずと井口資仁、松坂大輔の両選手とでリアル野球盤対決がありまして、当然審判の方も活躍されていました。このコーナーは毎年恒例のようですが、審判の方も明治神宮外苑審判協会所属の方でした。ユニフォームのJJJという文字で分かりました。

調べた情報によると、JJJの最初のJは神宮のJ、2つ目のJはJudgmentのJ、そして3つ目は、アメリカの審判学校「ジム・エバンス」のJなんだそうです。

このような審判を究めようとする団体がもっと増えていけばいいと思いますし、この団体内で活躍されている方々を大変羨ましく思います。

そして僕も、そのような方々を見習って少しでもレベルの向上を目指していかないといけないですね。

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お勧めの本のご紹介です。

プロ野球の審判といえば、いつも批判の矢面に立たされ選手たちの暴挙を受ける事が多々あります。ご紹介している本はその点について詳しく書かれていると思います。

選手が規則についてあまりにも知らないが故に起こるトラブル、審判の権利の低さなど様々な珍プレーまで多岐にわたって書かれており、審判というひとつの媒体を通しながら、様々な視点で野球を見ることができます。 一読する価値のある一冊だと思います。

審判は見た!

新潮社

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夢のプラン~第一章~ 

2005年12月20日 | 野球審判関係
16日の17時の夜行バスで山口を出発し、東京駅には翌日の9時半に到着しました。

17日にUSPC会員の皆さんとトレーニングをしました。代表の詳しいご説明の下、日頃は出来ない練習をしたり、英語での様々なジャッジの仕方などを教わりました。

その日の午後5時からUSPC会員とスペシャルゲスト(名前は明かせません)と共に食事会を兼ねた勉強会(オフ会)で熱く審判について語り合いました。

オフ会は2次会まで続きました。大変有意義な時間となりました。

大変勉強になりましたし、USPCに所属していて良かったと心から思いました。

スペシャルゲストの方には昨年もお会いしましたが、本当に親切な方で色々と貴重なお話を聞かせてくださいました。お忙しい中本当にありがとうございました。

2次会の後に予約していたビジネスホテルに宿泊しました。
疲れもあったのですが、翌日にはUSPC会員の皆さんと少年野球の試合の審判をするということで気持ちが高ぶって中々眠れませんでした。

そして翌日。8時頃からトレーニングをし、その後10時から試合をやりました。僕は一塁塁審としてジャッジしたわけですが少年野球の審判をする事自体初めてでしたからある意味緊張しました。
日頃は社会人や中学校の試合をジャッジしていますが少年野球は管轄外ですからある意味いい経験が出来たと思います。

何が起こるか分からない彼らの動きには特に注意しつつ最悪のパターンを想定しながら動いていました。

ジャッジもただアウトと言うのではなく、He’s out.言ったりとアメリカ式のジャッジを皆さんでやりました。

ただ、この日の最大の敵は寒さでした。グランドは河川敷でしたし、風がかなり強くて審判、選手共々凍えながらの試合でした。

この試合等については、会員の方のブログにて色々と掲載されていますのでそちらも一読されてみてください。

★静岡さんの、野球審判日記

★山南和之助くんの、ヤマナミDiary ~For the DREAM~

★がっつくんの、ただ目の前を信じて

★masaさんの、masaの駅員&審判日記

本当に、皆さんありがとうございました。来年はUSPCの会員をもっと増やして多くの方と審判する事が夢です。

次回のブログでは相撲関係で学んだ事について触れたいと思います。

試合の反省

2005年12月11日 | 野球審判関係
今日は宇部市野球場にて社会人C級の試合がありました。
期末考査があけて久々に審判をしましたし、寒い気候の中で動きが固くなるかが心配でした。しかしアンダーシャツを何重にも着込んでいったおかげで寒さをさほど気にすることなくジャッジする事が出来ました。

球審として二試合判定をしました。社会人C級の場合、塁審は前の試合の勝ちチーム、又は場合によっては負けチームの方々に塁審をしていただいていますから連盟の審判員が球審をする事になっています。
今日の試合は全体的に内野ゴロが多かったので一塁塁審をされた選手の方々は大変だったと思います。他の塁審の方々も寒い中お疲れ様でした。

本題の、球審をしての反省について書きたいと思います。

・投手が投手板に位置したらオン・ザ・ラバーをするが、投手のテンポが速くて構える位置、顎の位置が若干ずれてしまった。

・試合後半の声量が少し落ちてしまった。

・アウトコース低め、高めの球の見極め。

今年の試合での反省点を見返し、来シーズンまでに克服できればと思います。