建物内はがらんどうで、遺棄物はこの箱ぐらいでしたが、また風情があります。
奥出口の天井からは、なぜか紐が1本だけ垂れ下がっていました。
窓辺の雪紅梅。窓辺のガラスは割れてしまい、ほどんど残ってはいません。
見上げ菊姫。この廃墟と菊姫は、なんとなくですが雰囲気がマッチしていました。
同行者のドール。非日常な空間だと、人形も何かが憑いたように見えますね。
建物内はがらんどうで、遺棄物はこの箱ぐらいでしたが、また風情があります。
奥出口の天井からは、なぜか紐が1本だけ垂れ下がっていました。
窓辺の雪紅梅。窓辺のガラスは割れてしまい、ほどんど残ってはいません。
見上げ菊姫。この廃墟と菊姫は、なんとなくですが雰囲気がマッチしていました。
同行者のドール。非日常な空間だと、人形も何かが憑いたように見えますね。
埼玉県児玉郡矢野に、その廃墟はあります。
矢野水力発電所。
矢野水力発電所。レンガ造りのモダンな建物です。
道路から、発電所へのアプローチの石段も、年季が入っていてまさに零のよう。
外観その2。美しい白煉瓦(もしかしたら漆喰で塗り固められている?)入り口は開いていました。
井入口を見上げると、蜘蛛の巣と、おそらく電燈か何かの名残。中へ入ります。
中に残されたものはほどんどなく、きれいな広間になっていました。ただ、埃はひどく、地面に触れると真っ白になります。
建物内奥には地下があり、右手から降りることもできそうでしたが、若干危険を伴いそうなので、やめました。
建物内奥左右は、その地下の屋根がないため、暗い中だと落下する可能性があり、夜行くならば懐中電灯が必須です。
奥の出口を出ると木造の事務所があったそうですが、半壊の状態だったためそちらからの撮影はしていません。
窓からは、川のせせらぎと日の光が差し込んできます。
窓の向こうは緑。もと水力発電所だったとは思えない、美しい造りです。
建物内もレンガ造りは変わらず。前日の雨のせいか、少しっとりとしていました。
おそらく換気口と思われますが、入り口上部に開いた穴からも日が差し込みます。