今日は吉祥寺でほぼ一日を過ごしました。
TEA SALON Gclefでモーニングを食べて、その後オデオンへ。
あまり同世代の方々にはわかってもらえませんが、オデオンは非常に好きです。ちょっと古いですが、
ジュースが全部自動販売機だったりとか、130円で買える古い機械売りのポップコーンとか、あとサッポロポテトの自動販売機とか。
ほどほどに放置してくれる感じが、好感が持てます。吉祥寺らしい映画館ですね。

オデオンの良さはまたの機会に取っておくとして、
本日は、バケモノの子を見に行ったのです。今更かよ…。公開して1か月ぐらいじゃないかそろそろ。
絶対面白いだろうと思いながらも、いろいろあってなかなか行けなかったのですよ。
とはいえ、ブレイブストーリーみたいな感じなのかな、と思って見に行きました。それぐらい面白ければいいな、と。
結論から言えば、この夏一番の映画でした。マッドマックスを超える面白さでした。
レビューで酷評を多く目にしていたので、若干ドキドキしていたのですが、何のことはない、すごく心温かくなる映画。
前作、「おおかみこどもの雨と雪」のような、物語を理解したときの吹き抜けるような感動みたいなものはないけれど、
少年漫画のような、まっすぐな感動がありました。
映画をみるとき、いつも先入観は持たないようにしています。たとえば、「おおかみこどもの雨と雪」の主人公が、ドラえもんの主人公が
ドラえもんえはなくのび太であるように、雨や雪ではなく花ちゃんだったように。
だから、「バケモノの子」のを見ていて、ああ、これは親子ものじゃないな、といった印象を受けました。
では何なのか、と問われたら、筆者的にしっくりくるのはバディものです。
釣り馬鹿日誌とか、men in black とか、TIGER & BUNNY とか、うしおととら とかそういうジャンルです。
親子ものというよりは、むしろバディものとして捉えるのが筆者にはしっくりきました。
正反対なところもあるけれど、すごく似ている芯の部分があって、すれ違いながらお互いを認めあい、成長していく。
でも、似ているが故すれ違ってしまい、大事な時に片方がいないと、背中がすうすうする。
でも、2人ならなんだってできる。どんな強い敵だって乗り越えていける。
筆者は、バケモノの子は、きっとそういう話なんだろうと思いました。
親代わりがどうとか、そういう話もありましたが、熊徹の足りないものを、九太は埋めたのでしょう。
だから熊徹は、九太の足りない大事なものをあげたいと思った。
筆者は、そのように思ったのでした。
そういえば、吉祥寺のナチュラルキッチンんでオビツ11にちょうど良い椅子が売っていたので、3脚購入しました。
1000円までと決めて、無駄遣い。(つまりあと7点は買ったということ)