海猫ボーイズは真夜中に躍る

お笑い芸人「海猫ボーイズ」沼畑と濱中の共同日記

dorama

2007年11月17日 02時41分12秒 | 沼畑 真
何事もなく、平和で、楽しい毎日が続けばいいと、思っている。ただ、どこかで、それはまずいと思っている。
なぜ、まずいと思うのだろうか。
まずくはないのだろうが、そんな毎日なんてあるわけがないと思っているのだろう。ただ、あるのなら、大いに結構なことだ。できるのなら。
まずいとおもっているのは、無意識のうちに、毎日の生活に変化を加えようとしているからなのだろうか。自分が生きてきた過程の中で、上と下のふり幅を、自らつけようと無意識にしているのかもしれない。
経験したこととか、思想などが、無意識に行動に出てくるのは、恐い。俺は、人から最近言われて、自分はそうなのかもしれないと思うことがあって、それは、さっき言った、思っていること、意識、趣向、なんかが、こう形になりやすい。無意識にはっきりとした形になり、出てくることが多い。
例えば、自分はAという考え方が好きで、自分もAという考え方を持ちたい、と皆に言うとする。自分としては、Aという考え方を持ちたいと、口では言ってても、なかなか行動に移すには、大変なことだと考えているのだが、実際すぐに、自分の行動を見た人が、「沼畑はAの考え方をした行動をとっている」と、感じ、それを告げられた自分は、もちろん意識はしていないのである。
それは、うまく言えないが、恥ずかしいし、恐い。
言ってることとやってることが違うじゃない、口先だけだよ、というのが、自分は人間ぽいと思っている。極端に言えば、人生最高!と無茶苦茶、馬鹿騒ぎしていた人が、翌日自殺してしまう。そんな、筋どおりにいかないというか、その日その日で、全く違う人になってる。そんなのが人間ぽいと思っている。
いや、別に自分はここで、俺は口だけの男ではないというのが言いたいわけではない。しょっちゅう、口約束ばかりしてるし、約束も破るし、そんな誠実な男ではない。
ただ、俺は、人間ぽくない人間だと思う。結構、筋どおりに事が運ぶ人間なのではないかと思っている。もしかしたら、全然そんなことはないのかもしれないが、そう今は思っている。
俺はそういう人間をつまらない人間と、思っている。ただ、周りに人間ぽい人間が多くて、ああ、人間やってるなあと、微笑ましい気持ちで見ていることがある。それはそれで、楽しい。また、そんな人間もなかなかいないので、それも一つの才能だと思っている。

自己PR文?でした。