子供の頃から、雨降りや、曇った暗い日が嫌いだったのに
東南のベランダからの眩しい朝日にカーテンを開けずに
過ごすようになった。
なんでこんなに眩しい朝がくるのに、うみがいないんだろう
と思ってしまうから。
時が止まってしまう。というのはこういうことを言うのかな。
カレンダーからも季節からも取り残されている。
なんで、3月なんだろ?なんで、春なんだろ?
うみがいないのに。
毎日、時間だけが、過ぎていく。
うみのいた時間からどんどん離れていくのが、かなしい。
波があって、日によって、時間によって、大丈夫のときと
大丈夫じゃないときがある。
どうしようもなくかなしくなった時は、骨壷をかかえてる。
一緒にいる気がして、少し落ち着く。
絵心なんかまったくないのに、うみのスケッチをしてる。
コピー用紙に、普通の鉛筆で。
そして、こうして、ブログを書く。
姿のみえないうみと過ごす日常になれるために。