このところ出資馬の頓挫が増えてきてテンションが下がり気味。
中でも一番のガックリはヘデントールでしょう。
夏~秋のスケジュールが英国遠征からのジャパンカップに心踊っていた直後に右トモの怪我。怪我の様子から程度は軽くはなさそうで少なくとも年内は全休でしょう。
精密検査の結果が待たれますが、できる限りの軽症であることを願ってやみません。
頓挫にも色々ありますけども、ヘデントールのようなケースではガックリとしか形容できません。
これが先月の東京開催を使った後に軽度の骨折が判明したアルドールだとガックリはガックリでも、やっぱり反動が出ちゃったかと予測の範疇と言いますか、脚が弱い馬が時計の速い東京のダートを追い込んできたらそりゃ壊れるよなと覚悟していた部分があって案外とすぐに気持ちが切り替えられます。
脚元の弱さではアルドール以下のアージェントも次走に向けて立ち上げたところで疲れが出たのですがこちらはもっとサバサバと受け入れられました。
秋でいいから無理せず立て直してねと。中央に戻ってきて初戦で一発回答の勝利を挙げてくれたのですから、この辺りは余裕です。
ただ、同じようにレース後の反動が出た馬でも3歳の未勝利馬となると話は別。入着経験のあるトロワヴァレーは球節がモヤモヤして調教再開ができずにいます。未勝利戦の終わりまであと2ヶ月ですので、お尻に火がつく季節だけにこちらの気持ちはヤキモキ比率がグッと高くなります。
まあ、それでもトロワヴァレーのように昨年秋のデビューからコンスタントにレースを使ってくれている馬なら、結果的に怪我が長引き未勝利で終わろうと納得というか諦めもつく部分があるというもの。頓挫にも残念だけど致し方ないとも思うわけです。
けれども、これがブライトビギニングのようにロクにレースも使われないまま頓挫してしまうとイラッとしかしないんですよね。
山元TCで放牧調整中に坂路で速めを乗っていたらトモに疲れが出たのだそう。攻め込むことを一概に否定はしませんが、これまでもトモに疲れが出たことがある馬なのに坂路で15-13をガンガンやって疲れが出ましたはそりゃないでしょって思うわけで。
しかも、山元でいくら乗っていたところで、トレセンでじっくり追い切り本数を重ねる戸田厩舎ではあまり意味のない調整方法なんですよね。それなら体調重視で速めの本数を減らすなどして、代わりに早めに厩舎にバトンタッチさせればいいのに、その辺の連携がなってないまま馬を壊すものだから怒りがこみ上げてくるんです。
もっとも戸田厩舎は戸田厩舎でトレセン内で壊すから、結果的にどちらにしてもレースを使わないまま頓挫させることには変わりなくて、その結果がここまでわずか2戦しかできておらず競馬の勉強すら馬に身に付けさせられずに残り2ヶ月の未勝利戦を迎えています。
馬の体質が弱いといえばそうなのかもしれませんが、それなら無理して適性外の条件に無理矢理デビューさせた2歳6月までの流れは何だったの?とツッコミがあるし、ほんと諸々含めての頓挫にイラッなんですよね。
生き物だけに思うようにいかないのは充分に理解しているのですけど、せめて仕方ないと諦めのつく過程であってほしいものです。
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