馬ふるる

1歳馬の成長度合い(1)

今週末はマイルCS。
カテドラルが出走しますのでドキドキではありますが、強い馬もたくさんいて人気にはならなでしょうから、NHKマイルCの時よりは気楽に観戦できそうです(笑)

さて、今回はこの秋に出資の決まった1歳馬の話でも。

この時期は月末に近況と立ち写真が更新されまして、成長度合いを確かめられます。

てなわけで、10月末の近況と写真を元に、成長度合いの満足度を個人的な見解として書いてみようかと思います。

アートプリンセスの18
成長の満足度 ◎



上が8月で下が10月(以下も同じ)

体重は40kg以上増えて、10月末には468kgとなっています。

体高や骨格を考えたら、8月の420kg台が少なすぎで、このくらい増えて当然なはのですが、やはり体重の増加分は胸前やトモの筋肉量に現れていますね。

おそらく横幅も出てきているはずで、母系の生きたいかにもパワーのある体型へと成長してきているようです。

前肢にゆとりがなく突っ張った立ち方と繋ぎの寝る角度の不自然さが、言い知れぬ気持ち悪さがあるんですけど、そこはノーザンFの技量でカバーしてくれると信じています。

ここまでの成長度合いはとても満足。坂路でどのような走りをするのか楽しみですね。


シシリアンブリーズの18
成長の満足度 △



シルエットそのものは、変わらすバランスが良さそうで印象は悪くないのですが、運動を始めて募集時から(主に腹回りの)無駄肉が削げ落ちてみますと、トモを中心に非力さがクローズアップされてきました。

体重は8月から+3kgの428kg。
増えて減っての事だと思うので、成長がほとんどないわけではないのでしょうが、形が整い過ぎているということは、場合によってはこれから先の成長がそう大きくは見込めない可能性も否定的できないんですよね。

牝馬でもありますし、これから春にかけて20kgほどしか増えなくて、レースに出たら410~420kgとか。

そうなると厳しいよね~。

現状は大きく成長していく手前の段階と信じて、今後を見守っていきたいと思います。


ボンジュールココロの18
成長の満足度 ◎



出資の決まった1歳の5頭の中で、今回最も成長ぶりにニンマリしたのがこちら。

腹回りの脂肪が取れて、おそらくは少し体高も伸びてきたのでしょう。

幼児体型から一気に大人っぽくなり、首差し・胸前・胴回り・トモのバランスがとても良くなりましたね。

特に気に入った点は、胸前から前肢に窮屈さなく流れるライン。

背中のライン、トモから飛節にかけてのラインも綺麗で、牝馬ゆえに筋肉はまだまだこれからなのでしょうけど、個人的には大化けする下地は充分にあるのではないかと見ています。

問題は精神面なのかなあ。エピファネイア産駒ですし、顔立ちが心なしか神経質そう。

近況には左後肢の飛節を捻挫してしまったとありますが、捻りやすいフットワークといったことでなければ心配は要らないでしょう。


残る2頭は次の記事で。


※掲載画像については、キャロットクラブより使用許可をいただいております。

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