ヴァンショー 14着
アートレスマインド 8着
ヴァンショーはスタートが一息も外に出してポジションを取りに行きました。それでも中団までしか上がれず、外を回り続けた脚を使い続けたことで3コーナーで手応えが悪くなり早々に後退。大きく離されたシンガリ負けに終わりました。
先行馬が多かったしスンナリと前に行けはしないのではと見ていましたが、そもそもスタートで後手を踏んでしまってはどうしようもありません。
しかもそこから強引に前に行ったら途中で脚がなくなるのも当然。腹を括って後ろから終いに賭けていれば競馬としての格好はついたのかもしれません。
それよりは在厩でレースと調教を繰り返し、輸送まであったことで体調そのものが良くなかったのではないかと思われます。
中間の追いきりも週を追う毎に時計が悪くなり、最終追いは輸送後とはいえかなり軽め。
オーバーワークを避けたのでしょうが、結果的に体重が絞れず見映えもボテッと悪く、そもそも走れる状態になかったのかなという感じ。
トモの不安が再発しかかっているから手控えているのかもしれなく、そこら辺の事情はわかりかねますが、レース後の在厩で続戦という師の言葉に2年前のクルベリを思い起こさせました。
ああ、もう調教師が見限って、クラブサイドからあと1戦をお願いされて使うんだなと。
連闘でも入れられる番組があればそこに投票して回ってくるだけ。いわば店仕舞いモードに他なりません。
4回走らせたんだからもういいよねって諦めをつかせるためのレースでしょう。
ケガでデビューが遅れて見せ場もないから仕方ないといえばそうなのですが、ケガのきっかけはトレセンでの尻もち転倒の後に放牧に出さずに追いきっての骨盤ヒビだから人災ものだもの。
奮わない成績もこの時のケガで能力が落ちた可能性が否定できないし、私の気持ちとしてはなんだかモヤモヤにモヤモヤを上塗りされている感じ。
で、敢闘精神欠如のフェードアウトで残念だったねで終わらす近未来が見えてるからゲンナリしかありません。
厩舎にしてみたら未勝利馬を3ヶ月も在厩調整しているのだから責任は果たしたと言いたいのでしょうし、それはわかるんだけど...
う~ん、やっぱり釈然としないモヤモヤしか残りませんわ。
まあ、抹消のときに再度同じ愚痴は言わないようにするので、今回はご勘弁くださいまし。
んでもって、
もう1頭、新潟の新馬戦でデビューしたアートレスマインドは、着順こそ8着と微妙だったものの道中は4番手と好位につけれていましたし、決して悲観ばかりの内容ではありませんでした。
勝ち馬がかなり強く2、3着馬もすぐに勝ち上がれそうな好メンバーで2着馬比較でコンマ8秒差、4着馬比較でコンマ4秒差ですから伸び代さえあれば問題のない範囲です。
右に張る面が出たことが展開上のロスになってしまったことと、1200mは少し短いのかなと思わせる行きっぷりで、その辺りで詰めていきたいですね。
パドックでの馬体は思い描いていた姿と違って「あれっ?」と感じることがなかったので、次は前進してくれると信じています。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。