シートとステアリングの造形を手直し。サフを吹いてこれから面の仕上げをします。あとシートレールを追加し高さの最終調整をします。
シャーシの複製
作り直したシリコン型でアクソンのレジンでキャストするとピッタリ合いました。サイズが合わなかったのはシリコン型の問題でした。
シートの製作
スパイダー用に作製したシートを元にクーペ用を作成中。背もたれを倒すレバーが左右のシートにあるので作っていきます。
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Disco Volante Spyder製作中
ドア後端の部分の処理と部品の製作です。この部分は素材感の違いの表現も必要になりますし、ボディとは面一ではないので原型を削っていきます。
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この部分はアールが付いているのでドライヤーで炙って面に沿わせています。これがバキュームする際のマスターになります。
シャーシのシリコン型作り直し
製品版のレジンはフランスのアクソンという低収縮のものを使用することにしてボデイや小物を複製しています。
ところがシャーシを複製するとボデイとサイズが合いません。シャーシのホイールベースの方が長くなります。
形状で収縮率は変わるのですが、他のメーカーのレジンで複製していた時は、ボディとシャーシの合いに問題は無かったので困りました。
シャーシだけ他の黒レジンで複製すると長さは合いました。
しかし、レジンの質がボディとシャーシで違うと経年変化で問題が出ることも考えられます。
どうしたものかと黒いシャーシを見ると白い物が付いています。
シリコン型がちぎれてシャーシに食いついています。
10個も抜いていないのですが・・・造形優先で型の耐久性は考慮していませんでしたが(TーT)
気を取り直して粘土埋めからスタートです。
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大まかなボディラインはこれでOKかと思います。
ここから細部の造形をしていきます。
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内装のアウトラインが出来ました。ここから細部の作り込みをしていきます。
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ディスコボランテ2013のシリコン型をアンダーゲートからトップゲートに変更しました。
そのシリコン型でキャストしたのがコチラです。
気泡もなく綺麗に抜けました。リアのホイールアーチ前側が削りすぎていたので修正、フロント部分も修正しました。
原型も同じく修正。
ディスコボランテ・スパイダーのシートを製作中なのですがクーペボディのシートと造形がかなり変わりました。
クーペボディのシートは2年前に作ったものなので、その間に自分の感覚や技術的なものが変わってきているのを感じました。
ディスコボランテ2013のリリースを急ぎたいとも思いますが、自分がベストと感じるものを出したいので、
スパイダーのシートを基に2013仕様のシートを再度製作していきます。
左がスパイダ−2016シート、右がクーペ2013シート。