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ライター高橋の野球日記

ミーハー野球ライターが、”その日”の野球&選手をつぶやきます。

「ごめんよ、アニキ」 金本引退会見で学んだこと。

2012-09-13 | 野球日記
あと1年はやると思っていた。
代打なら、まだじゅうぶんいけるんじゃ?・・・と。

寝耳に水だった、阪神タイガース・金本知憲の引退。
10日くらい前から考え始め、ほんの3日前に決断したという。

きのうの引退会見。
小久保や田口の会見では泣けなかったが(涙はあっても、どこか晴れやかだった)、
金本の涙にはグッときた。
「ファンというか、弱くなった時に支えてくれた人たちには、恩義に思います」。
涙を必死にこらえ、声をしぼり出す。
”恩義”に思う・・・実にアニキらしい言葉である。


)「アニキへの詫び状
実をいうと、そんなに好きな選手ではなかった。
金本にしても新井にしても・・・ ようは”生え抜き”の選手が好きなのだ。
金本についてはそれだけではなく、別の思いもあった。

彼はカープで前田(智)と同僚だった。
先にブレイクしたのは、年下の前田だった。
遅れて金本も頭角をあらわし、ともに主軸となり、緒方と3人で外野を守った。
前田と金本は間違いなくライバルだった。ともに走・攻・守3拍子揃っていて、
名前も「前田智徳=とものり」「金本知憲=ともあき」と似ている。

が、女性に人気があるのは前田さんのほうだった。
「彼(前田)はカッコイイですからねぇ」。
何かの雑誌で金本が言ったコメントを今も鮮明に覚えている。
前田が”若大将”なら、金本は”青大将”。そんな役回りだった。(そういえばアニキは田中邦衛に似ている)
その後、金本がどれだけ広島で活躍してもこの構図は変わらなかったように思う。

そんなこんなで・・・前田さんのライバルである金本を素直な気持ちでは
応援できなかったのだ。
「ごめんよ、アニキ」。
申しわけない。こんなにすばらしい選手なのに。
今回の会見であらためてそれを思い知った。遅い・・・でも、今気づいてよかった。


)「会見から、学ぶことがある
今回の会見で、いくつか学ぶことがあった。
まず、野球について。
金本は「選手生活で最も誇りに思うこと」を問われ、
2度のリーグ優勝でもなく、1492試合連続フルイニング出場の世界記録でもなく、
2001年に樹立した、
「1002打席連続 無併殺打」の日本記録を挙げた。

知らなんだ、そんな記録。
言ってみれば、凡打に終わっても必死で1塁に駆け込み、
チャンスを一つでも残しておく、というもの。
今回、金本が挙げなければ、脚光を浴びることのない記録である。

そしてもう一つ。人生について、仕事について、学んだことがある。
それは、
「10歳から野球をはじめて、7割・8割がしんどいことで、2割・3割の喜び、
 充実感しかなかった。でもその2割・3割をずっと追い続けてきた。
 そんな野球人生だった」。
ああ、なんということだ。そこまで苦しみの連続だったとは・・・。

7割・8割がしんどいこと。それはどの仕事にも言えるのではないだろうか。
仕事はもちろん、子育てにも。
そして人生においても言えることかも。
金本はそんな真情を素直に、最後の最後に吐露してくれた。
これを心にしかと留め、我々は生きて・・・生きてゆかねばならぬのだ。


)「暗黒時代の幕開け?」
アニキ金本のおかげで2回もリーグ優勝ができた阪神。
きのうの会見が妙に悲しかったのは、これで阪神の「ええ時代」が終わった、
そんな気がしたから。
今後、若い選手たちの鑑、お手本はいるのだろうか?
阪神ファンの将来への不安はますます大きくなった。

捕手対決 「小田vs藤井、どっちがオトコマエ?」

2012-09-10 | 野球日記
きのうの「中日vs阪神」戦はサンテレビですら放送がなかったが、
おととい(土曜)の同カードはテレビ中継があった。
阪神が「鬼門の名古屋ドームで今季初勝利!」という試合。

例によって、ずっとは見ていなかった。
最初に見たのは、えぐいシーン・・・セカンドあたりで誰かが流血して
倒れていたー 中日の控え捕手、小田幸平だった。

打撃好調な彼は長打を打ち、
セカンドベースへ、果敢にヘッド・スライディング。
そのとき、外野手から返ってきたボールがイレギュラーでもしたのか、
小田の顔面を直撃。
血まみれの小田は動けなくなり、結局担架で運ばれた。

その様子に・・・「痛々しい!」と目を覆うと同時に、
「これはもしや、いい勝負じゃないか?」
と思いついた。

なんの勝負かって?
「男前・藤井」として名高い、阪神タイガース・藤井彰人捕手との
”オトコマエ対決”である。


この小田と藤井。実は意外と共通点があるようだ。
まず、最初から知っていることといえば、

)どちらも(現球団の)生え抜きではない。
・・・藤井は近鉄ー楽天を経て、2011年に阪神へ。
   小田は巨人から、2006年中日へ。

そして、
)「オトコマエ」なこと(笑)。
・・・どちらもいかにも性格が良さそうである。


ここで「選手名鑑」の力を借りることにする。
すると、こんな共通点も見つかった。


)同学年である。
・・・藤井(76年6月生まれ)、小田(77年3月生まれ)
   = 今年度じゅうに 36歳となる2人。

)関西出身である。
・・・藤井は大阪、小田は兵庫。

)車はベンツ

いじょー。(>たいしたことないって?)


土曜のゲーム、阪神はオトコマエ藤井がみごとなスクイズを決め、
貴重な決勝点となった。(真のオトコマエ・能見さんが勝ち投手に)

中日も負けはしたが、オトコマエ小田が途中までベテラン山本昌を
好リードし、怪我をしながらも存在感?を見せつけた。

どちらも来季以降も引き続き、チームには欠かせないベテラン捕手。
そして、甲乙つけがたい ”オトコマエ”である。


どっか似てへん? この2人

2012-09-08 | 野球日記
)韓国俳優「パク・シフ」 vs 阪神「新井貴浩」 
・・・先日NHK‐BSプレの新韓流時代劇「王女の男」で新井を見っけ。
   超人気の韓流スターのようです。(橋幸夫にも似てる)
   ちなみに新井兄に似ていても、弟・良太にはまったく似ていません。

)巨人ルーキー「田原誠次」投手 vs 俳優「高橋一生
・・・田原くんは写真でみるより実物のほうが高橋一生っぽい。(えっ、どっちも知らんって?)

)巨人「實松一成」捕手 vs 人気子役「鈴木福
・・・負傷の阿部に代わり、このところ奮闘していた實松(さねまつ)。マスク越しのやさしいお顔が福くんに似てました。

またまた阪神に戻って、
)セカンド「上本博紀」 vs 元AKB48「前田敦子
・・・先日こちらに掲載済、読者からの投稿ネタです。

)千葉ロッテのエース「成瀬善久」投手 vs パティシエ「鎧塚俊彦
・・・「アスリートの魂」で左手の爪を入念にケアしていた成瀬。
   おっとりしていてアスリートっぽくないタイプではありますな~。

(ちゃん、ちゃん)

空席も目立つ 伝統の一戦を見て。

2012-09-05 | 野球日記
きのう、プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)は会見で
「WBCに出ます」と表明。7月の「不参加」から一転。

昨夜は各局、夜のニュースで ”朗報”として大々的に取り上げられていた。
私はこの手の問題に さほど関心がないせいもあり、
どっちかいうと、矢面に立つ真面目な会長さん・新井兄のことが気になった。
この1ヶ月、2ヶ月の間・・・さぞかし心労が絶えなかったであろう。
野球どころではなかった? スタメン落ちも当然の結果か。
真面目すぎて、切り替えしづらいタイプなのかもしれない。

で、無事会見を終えた、きのうの試合。
久々のスタメンでスカッと、ヒットを打っておられましたわ。
(それでもやっぱ、弟さんのほうが目立ってましたけど,,)

***

昨夜のT-G戦、結果的には「3-7」と巨人の圧勝にみえるが、
8回まではほぼ互角。

私がおもしろいな~と思った”見どころ”の一つが「ファウルフライ」。
1回表だったか(これはVTRで見た)、
1塁のファウルフライをカメラマン席にダイブして捕球した阪神・新井良太。
おでこをぶつけ、流血。熱い、アツい、良太らしいプレイである。

そして3回くらいだったか、際どいファウルフライが2度も続いた。
阪神の攻撃時、誰かのファウルを巨人の捕手・實松(さねまつ)がベンチに
飛び込んで取ろうとするも、取れず。
これは腕がかなり痛そうだった。
でも正捕手・阿部も怪我をしているので代わりはいない。

その直後、サードのファウルフライをG村田がベンチ際まで追うが、とれず。
これはダイブには至らなかったが、
偶然あっちに、こっちに~と際どいファウル。
こうも続くと、おもしろい光景である。


この日は巨人の先発・澤村の出来がさんざんだったらしい。
悪いなりに しのいではいたが、
怪我をして1塁を守っている阿部が、なにやら厳しい口調で盛んにマウンドへ
声をかけていたので、
「澤村、おまえも大変だな~ あっちからも、こっちからも・・・
と少し気の毒になった。(当然のことではあるが)

ケガをしてファーストを守ろうが。
初回から本塁打を打つわ、守りでもこうやって要所をしめるわ・・・
がっちり”扇の要”の阿部慎之介である。


9回表の巨人。原おじきの代打策が当たり、みごとな逆転劇。
阪神のセカンド上本のエラーがやけに目立ってしまったが、
これも経験だ。どうせ優勝の可能性はないのだから、
こういう若手のミスは大・大・大歓迎じゃないの~?

つい先日、優勝の可能性がゼロになったという阪神。
きのうのスポーツ紙には、
「掛布氏、秋季キャンプ臨時コーチ」だの、
「中村勝氏、前倒しでGM就任」だの・・・記事が踊ってましたが。
どちらのお名前も、タイガースの暗黒時代の幕開けを予感させるような
気がしてならない。
あと、「球児、大リーグ挑戦」の大見出しも。はて、通用するんかいな?


(何よりわたしゃカープが心配。昨夜は野村くんがまた降板・・・どしたん?)

「今村ねずみ」と呼ぼう

2012-09-03 | 野球日記
竹島問題とかで韓国とあんなことになったせいかな~。
きのうのゴルフ。男子も女子も優勝を韓国勢にかっさらわれて、いとくやし。
愛嬌のあるブーちゃん、アン・ソンジュに罪はないけど・・・。
とにかく韓国勢、強すぎてかわいくなーい。

***

さてプロ野球。昨夜の甲子園「阪神vs広島」。
両チームとも打線がふるわず、盛り上がりに欠けた、この3連戦。

きのうの2戦めは最後の最後、
延長11回裏、4番・新井良太の一振りで阪神がサヨナラ勝ち。


打たれたのは広島カープのセットアッパー、今村猛。
「また、こいつか!」。

先週も同じような光景をみた。
(ヤクルト戦、好投・大竹寛の勝ちを消してしまった今村・・・)

昨夜もマエケンから横山にスイッチした時点で「やばい」と思ったが。
横山も、そのあとの河内もよく抑えていた。

延長となり、今村に代わったのでさらに悪い予感が・・・それが
まさに的中してしまった。

今村は2009年センバツ(清峰)の優勝投手。
同じ年、夏の大会で同僚である”プリンス”こと堂林翔太が優勝投手(中京大中京)
となっている。
甲子園優勝投手をそろってドラフト指名し、今や3年目にして第一線で活躍しているなんて、
な~んてゼイタクな広島カープ。

今村もな~。センバツの頃はかわいかったのによぉ。
最近めっきりオジサンっぽくなってる。(まだ20歳そこそこなのに)
打たれて下を向く今村は小太りのねずみに見えたので、
腹立ちまぎれに言ってやった、
「このー、今村ねずみね!」。
ほんの少し、腹の虫がおさまった。これからもそう呼ぶことに。
(ちなみに舞台で活躍する今村ねずみさんとはいっさい、関係ございません)

★余談★
今村にはいっちょまえにブログがある。
今の若手はたいがい持ってるか。覗いてみると、昨夜の被弾について「すみません」
とあやまっている。
でもこれきっと、本人が書いてないな。なんとなくわかる。
マエケンのブログと同じ会社に頼んでるのかな? 同じアメブロやし・・・。
と、すぐ疑ってしまうわたしである。(御免よ、ねずみ!)

これ、昔の映像? (ほか 小ネタ集)

2012-09-02 | 野球日記
1)「存在自体が古いお方

ここんとこ、復刻ユニフォームで試合に臨む セリーグ各球団。
中日ベンチをみて・・・


「これ、昔のVTR?」
と思ったのは私だけではないはず(笑)。
高木守道かんとく、妙にこのユニフォームがしっくりきますな~。


2)「しんすけ?」

「阪神vs広島」のある試合でのこと。
阪神は終盤、守備固めに外野を俊介(背番号7)に代えた。
実況アナ:「この回から、レフトに俊介がはいります」が、私には・・・

「この回から、レフトにしんすけがはいります」に聞こえ、
とっさに違う(あの)顔を想像してしまい、プッときた次第。
(>それだけかぃ! とにかく名前が藤川紳助じゃなくてよかったね、、)


3)「ノリ、やってもうたか・・・」

最後は笑えない話。
横浜DeNAの中村ノリがベンチの*采配批判をした罰で2軍に降格していたことが
明らかになった。
「ああついに ”お山の大将”的なクセのある性格がここにきて露呈してしもたかぁ~」。
せっかく今季、打撃好調だっただけに残念でならない。

*参考* 
スポーツ紙によると・・・
8月15日阪神戦(横浜)で自身の打席中に二盗を決めた内村をベンチで
叱責(しっせき)。
盗塁の判断を内村に委ねていた首脳陣は、これを采配批判と受け取り、
18日に中村の選手登録を抹消した。
中村は「自分の打席どうこうじゃなかった。何とか勝ちたいという思いからだった」
と意図を明かし、
「場所も、言い方も気を付けないといけなかった。言いすぎたと思う」
と反省の言葉を並べた。

(ちゃん、ちゃん)

大阪ガスといえば・・・

2012-08-31 | 野球日記
ノンプロの名門、「大阪ガス野球部で不祥事が発覚」というニュースが入ってきた。
どうやら高校野球や競馬で賭博をしていたらしく、
大阪ガスは当面、公式試合などの活動を自粛するとのこと。

大阪ガス・・・ときて、今とっさに思い出すのは、長野哲也さん。
つい先日まで、連日甲子園で高校野球の解説をされていたから。
彼は大阪ガスの投手だったらしい。
解説の際、経歴がくりかえし紹介されるから印象に残るのだ。

今回の不祥事、長野さんもさぞお嘆きのことだろう。(チョウノじゃなくて、ナガノさんね)


大阪ガスにはかつてこんな人も。

オールドレトロが似合う、阪神・能見さん。


***
さて今日から甲子園では「阪神ー広島」3連戦が始まる。
地元阪神には悪いけど。
わたしゃ、「カープを応援しますよ!」。
悲願の”CS進出”に手が届きそうな、目下 セリーグ3位。
昨夜は大竹寛の好投むなしく、ヤクルトに負け。
今夜は誰が投げるんだっけ?(>そんなことも知らんのかい!)

最近カープ前田さんが「1-0」(ようは代打凡退)続きなのが
心配なわたくし。ぜひこの3連戦でも出番がありますように。
でも出番はあるってことは競(せ)った試合ってことですが・・・。
テレビの前で静かに見守るつもりです。


藤浪晋太郎

2012-08-24 | 野球日記
今どきの若者にしては古風な名前である。
プロレスラーのようでもある。(あれは”藤波”か)
藤波でなく「藤浪」であるところが大阪人=浪花っ子らしい。
ちなみにお父上は「晋 (すすむ)さん」だって。

きのう素晴らしいピッチングで甲子園ので春夏連覇を果たした
大阪桐蔭のエース・藤浪晋太郎くん。
でかいな~と思ったら197cm、ほぼ2mもある。
日常生活ではさぞ不便なこともあるだろう。(野球で花開いて何よりじゃ)

この藤浪くん、冴えたピッチングもさることながら。
優勝した瞬間、「派手なガッツポーズをしなかった」のがよかった。
あの早実のハンカチ王子でさえ、「グッ」とこぶしを握りしめ、喜びを
爆発させていたからね~。
(いつぞやの報徳学園・金村投手のポーズは派手だったな。いまだ鮮明・・・)

聞けば、藤浪くんはマイペースで物静かな性格らしい。
人の悪口を言わないし、決していばらない。
読書家で東野圭吾のミステリーを愛読する。(かしこいんかも!)

「浪花のダルビッシュ」と聞いて、ちょっと生意気なヤツ?と勘違いしていたかも。
上背があるせいか、ちょっと猫背で、ちょっと出っ歯で、
しゃべると意外なほど声がカン高い・・・どこか憎めないキャラである。

***
大阪桐蔭が春夏連覇したことによって、あらためて思い知らされた気がする。
大阪の高校野球界の勢力図が完全に変わっていることを。
(今さらジローだと言われそうだが)

私のようなオールドファンは、いつまでも昔の「私学○強」にこだわってしまう。
PL、北陽、浪商、上宮、近大付属・・・と
かつて甲子園の常連校だった私学。
夏の大阪大会の予選のあいだも、これらの学校の試合結果に
いまだ自然と目が行ってしまうのだ。
(もちろん、母校・春日丘がいちばん気になるのだが)

今回のみごとな”春夏連覇”で、高校野球界において「大阪桐蔭」の存在は
確固たるものになった。歴史をつくったのだ。

将来プロを目指す中学生たちが競って、大阪桐蔭の門を叩く・・・。
でも現実は厳しい(お誘いがない)から、東北や鳥取や四国の学校へ流れる。
この構図、これからも止まりそうもないね。
(まあ、いいんじゃない?)

大阪桐蔭、大阪桐蔭・・・西武のおかわり君なんかも、ここの出身だ。
今大会、いまいち心から応援できなかったのは、強すぎるせいだろうか?
西郷どんのような西谷監督に、いま一つ親しみが沸かないせいかも・・・
池田の蔦さんとか、箕島の尾藤さん、PLの中村監督、みたいな親しみが。
その理由は「監督さんが自分より年下だから」ってことにしときましょ。


「熱闘甲子園」(朝日放送)。
最終回だけは毎年恒例の「また来年(またあした)!」コールがあった。
工藤の立ち姿は最後までバーチャル映像みたいに見えたな。(「サンデーモーニング」の張本氏のような・・・)
スーツの上着が体に合っておらず ”二人羽織”みたいな日もあったし、
本当に彼は毎日リアルタイムで長島三奈と掛け合いをしていたのだろうか? 
最後まで工藤の長島三奈に対する視線が、妙によそよそしかったもので...。
ただテレビに慣れていないだけ? 
それとも、相方のことを「あの長島さんのお嬢さん」としか見られなかった
せいか・・・。
とにかく来年は、この並びは考えたほうがいいと思う。







松井裕樹は、毎回リングに上がるボクサーのようだった。

2012-08-21 | 野球日記
甲子園の準々決勝で敗退した、桐光学園の松井裕樹投手。
きのう彼のことをこちらに書いたあと、ふと気づいたことがある。

松井投手は毎回3アウトをとると、猛ダッシュでマウンドから→ ベンチに帰る。
そしてベンチ奥にどっかと座り、まず氷ぶくろ(柄の模様入り)を頭に置いて冷やす。
そばで背番号13番(たしか)がせっせと彼の世話をやく・・・
汗をふいてあげ、黄色い栄養ドリンクのコップを差し出す。
それをグイと飲み干す、松井。

この一連の作業が終わった頃、休息の時(味方の攻撃)が終わり、
松井はまたダッシュでマウンドへ。
灼熱の太陽を浴び、肩で息をしながらも、渾身の球で勝負に挑む。

「まるでボクサーではないか?」。

松井にとって、マウンドは戦うリング・・・。
そんなふうに野球選手を見たことがなかったが、
ピッチャーとは誰しもそういうものかもしれないな。


***

昨夜のニュース番組。
甲子園での奪三振記録を持つ タレントの板東英二さんが、
「申し訳ないけど、マー君やハンカチ王子より、松井くんのほうが上」
とコメントしていた。
(もちろん、金属バットなど存在しなかった自分の時代よりも・・・と)

そうかぁ~、松井くんはそんなにすごいのか!
また板東さんは、
「ぜひ来年、松井くんは決勝戦まで行って、ボクの記録を抜いてください」
とも。
心の広~い、板東翁である。
(ハリさんなら、なんかひと言 ”喝!”入れてたんじゃ・・・)


プロ野球あれこれ

2012-08-20 | 野球日記
昨夜はなんとも胸くそ悪いシーンを見てしまった。(下品ですんません...)
終盤から見始めた「巨人ー広島」戦。
「3-3」の同点だった。
8回に代打・前田さんがフォアボールを選んだのは見た。
そのあと、プリンス堂林が凡退したのも見た。

その後、なんでかしばし席をはずし・・・。
次にテレビをつけた瞬間、
G阿部がいつもの「ゆっさ、ゆっさ」とした走り方で、
悠然とダイヤモンドをまわっているではないかっ!
9回裏、サヨナラホームランだった。

しかし、なんで9回の裏にきて、一番こわいバッターに打たせるんだ?
勝負しなけりゃいいのに。
巨人の筋書き通りにさせちゃあダメだよ。

でもなぁ・・・前田や堂林が打てない時点で、
すでに勝負は決まっていたのかも。。。

そんな堂林くん、今週の「週刊ベースボール」の中綴じポスターが彼である。
はて、女性ファン向けであろうか? それとも野球小僧向けかな?

***
さて、ここんとこ気になったトピックスをいくつかご紹介。

★「カープ河内投手、8年ぶりの勝利

かつて他球団と競合した”ドラ1ルーキー”もすっかり影をひそめていたが。
先週なんと8年ぶりの勝利投手に。(彼の苦労ぶりは、その頭皮からもうかがえる)
はて、河内は何年入団だっけ? と「週ベ」の選手名鑑号を調べたら、
「載ってなーい」。
なんと河内投手、オフの時点では支配下登録されてなかったのだ。
他球団なら「おさらば~」もありえた。さすがカープ、粘り強く待ってあげたんだね。

復活といえば、巨人・高橋由がミスターの目の前で「300号本塁打」を達成。
彼こそ「もうダメか?」と思った時期が長かったので、ようござんした。
(昔ミスターが「ウルフ」なんて命名したのもなつかし~ >誰も覚えとらんぞ)


★「日ハム・陽岱鋼(ようだいかん)の兄はやん”?」

先週17日、オリックス戦で初完投&完封勝利をあげた、ソフトバンクのヤン投手。
台湾出身で登録名は「陽 耀勲(ヤン・ヤオシュン)」。
彼は日ハムで外野手として活躍する「陽岱鋼(よう・だいかん)」の兄である。
同じ台湾人なのに(しかも兄弟なのに?)、
兄は母国語の読み、弟は日本式の読みー となぜに読み方がちがうんだ? 
ややこしーではないか。

これには少しわけがありそうだ。
弟のほうは日本の高校に通っていたこともあり、外国人選手枠ではなく
日本選手と同じ扱い。(阪神の林ちゃんや、大豊がそうだったように)
きっと高校時代から「よう」で親しまれてきたのだろう、
今さら「やん・○○」には変えられなかったのかも。

かたや兄ちゃんのほうは日本の学校は行っていないから、外国人枠。
あえて日本語読みにする必要もなかったのだろう。(←推測です)

そういえば、最近めっきり見かけない、台湾出身の阪神の林ちゃん。
「林威助(リン・ウェイツゥ)」と呼ばれているが、
私は勝手に「イスケ~」と呼んでいた。
林ちゃん、もう30すぎてるしなー。若手のレギュラー争いが激化している
阪神ではもはや出番はなさそうだな・・・。(話がそれました)


★「赤毛のマートン。いい子→悪い子 へ豹変?」

かつてはマジメな外国人助っ人の代表だった阪神のマートン。
それが・・・ここにきて最悪? 始まりはやはり、あの発言だったか?
それは6月の「能見さん嫌い」発言。
どこまでジョークだったかはわからないが、
守備に緩慢なプレーがあったのは確かだ。
そして先週も・・・まずい外野守備が続き、途中交代。
試合後、関川コーチと大喧嘩になったとか。
ああ、マートンよ。あの生真面目な姿はどこへ行った?
打撃改造とともに、性格まで変わってしまったのか。
真相はいまだ闇の中・・・。
(チームが低迷しているといろいろありまんなー。来季は中村勝がGM?
 うーん、どうでしょ。それもパッとしまへんな~)