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ライター高橋の野球日記

ミーハー野球ライターが、”その日”の野球&選手をつぶやきます。

練習の虫・伊藤隼太は阪神のスターになれるか? (なってくれ)

2013-05-09 | 野球日記
「多少喋りが下手でも、新鮮味がある」。
現役を辞めたばかりの解説者たちは各局で引っぱりだこだ。

たとえば、元阪神タイガースの金本知憲。なにせ、ついこの間まであそこでプレーしていた
わけだから、同じチームにいた選手のことを人となりまで熟知している。(ネタはなんぼでもある)

先日の阪神戦。金本はライトのスタメンで出ていた伊藤隼太(はやた)のことを、
「彼はものすごく練習熱心なんですよねー。だからぜひとも頑張ってほしい」
てなことを、強く語っていた。
アニキ金本がこう言うんだから、
伊藤隼太という男は相当 ”練習の虫”なのだろう。

(ええい、フルネームはめんどくさい、以下「隼太」でいこう。ところで、
 阪神のもう一人の伊藤姓って? 調べてみると・・・同じ年、2012年のドラフト4位で
 入った「伊藤和雄」という投手がいるらしい。>ゴメンね、和雄ちゃん


隼太はきのう(5月8日)、24歳の誕生日を迎えた。
開幕からほぼライトに定着していた福留孝介の登録抹消にともない、
隼太にチャンスがまわってきた。
昨夜の巨人戦では8回表、先発沢村から先制の2ラン・・・まさにバースデー・アーチだ。

ベンチに帰ってきた隼太は、ナインから手荒くも温かい祝福を受けていた。
その様子をみるだけで、
「こいつ、可愛がられとる!」
というのがよくわかった。
金本の言葉どおり、日ごろの努力をみんな見ているのだ。

私もおもわず、手を打って喜んだ。
昨季は、慶応出の輝かしい ”ドラ1ルーキー”にもかかわらず、
期待外れに終わった隼太。
彼こそ、生え抜きのスター候補だ。慶応の先輩、巨人の高橋由伸みたいにならないと!
その由伸先輩に弟子入りを志願、今年1月の自主トレは教えを請うたと聞くが。(何かをつかんだはず?)

今後も阪神の外野におけるレギュラー争いは熾烈だ。
福留には守備では劣るので、打席でチャンスを確実にものにするしかない。

隼太は、西岡や新井良太ほど明るく陽気(でお調子者)なタイプではないが、
お立ち台でもめったに笑わない鳥谷ほどクールではなさそう。
なぜなら、昨夜ホームラン直後の守備で、帽子をとって白い歯をみせていたから。(>フツーちゃうん?)
私もアニキ金本とともに、大いに期待している。

*余談*
関西ではなんとCMで伊藤隼太が見られる。
能見さん、新井良太とともに上新電機のCMに出演中。未見の方はぜひ!








選手弁当 紹介 (&プレゼント企画)

2013-05-04 | 野球日記
ふらりと立ち寄った甲子園。
試合を見るわけでもなく、何をしたかというと・・・

「選手弁当のチェック!」。

まずは阪神きっての男前(!)と言われるあの人から。


なぜ藤井が「かつめし」なのか? ソース顔でもないし・・・あまり深く考えるのは、よしこちゃん。

お次はチャンスに弱い、あのお方・・・。


4番の座を奪われて久しい新井さん。お弁当がまだあって、よかった よかった。
広島出身なだけに「穴子」なのだろう。ただ、この穴子が広島産かどうかは不明。韓国産かも。

お次は・・・


能見さん(上)と西岡剛(下)のお弁当。

能見さんのは、ちらし寿司も入った松花堂弁当風。
篤史をわざわざ「熱志」に変えんでも~? という気もするが。くわしくはこちらへ。
西岡はアメリカ帰りを意識したメニューか。

(選手弁当、つづきは次回へ)


***

さてここで突然ですが、プレゼント企画!

今回、なぜ甲子園へ行ったかというと・・・


「浪 晋太郎?」 じゃなくって、

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・


藤浪晋太郎くんのタオルがほしかったから。

この似顔絵入りタオルを「先着1名さま」にプレゼントいたします。

(GWのまっさいちゅうにもかかわらず、このページをおとずれてくださった寂しいアナタへ・・・)

メールにてご応募ください → uguisu_0206@yahoo.co.jp

* なお、同時にご応募があった場合は、甲子園から遠い方を優先とさせていただきます。
 当選者の方には、折り返しメールさせていただきます。


カープは勝たないといけなかった。

2013-04-24 | 野球日記
助手のページでも触れた、
昨夜の「東京ヤクルトー広島」戦、
8回に代打・前田智が受けた死球(→手首骨折)。

スポーツニュースでしか見ていないが、
ヤクルトのルーキー江村投手は前田智の内角を執拗に攻め、
あげくの果て、左手首にあててしまった。

「どこに投げてんのじゃ、ワレ~」

すぐに両軍入り乱れての、激しい乱闘騒ぎが勃発。
その様子はこちら、NHKのニュースサイトに映像がアップされている。

前田ファンの私はつくづく、「この乱闘に参加したかった」。

なにがくやしいって。前田はプロ24年目の今シーズン、代打で9打数4安打。
打率4割4分4厘と、すばらしい結果を残していたから・・・こんなしょーむないケガで離脱なんて!

数年前から「今年で引退か?」とささやかれていただけに、
この安定した数字は「まだまだイケる!」とファンを安心させるものだった。

それだけに、こうしたケガが選手生命をおびやかしはしないかと心配でならない。

***

前田さんは都内の病院で検査した結果、
「左尺骨骨折」と診断された。
今朝の新聞記事にはまだ全治期間は書いていなかった。

前田さん死球→ 乱闘騒ぎで古沢コーチ退場のあと、
カープがヤクルトの江村を打ち崩せなかったのは情けない。
おまけにカープ今村がバレンティンに打たれて、万事休す。ああ、情けない・・・。

こういう試合こそ、チームが結束して勝ちきることが大事なのだ。

*追記*
カープはエルドレッドもケガで離脱。
ヤクルトもケガ人が絶えない。川端はきのう手術が終わったらしいが、
出だし好調だった雄平まで近々手術をうけるらしい。
好きな選手が続々と・・・つらいっす。

「NHKプロ野球」から、あの曲が消えた(泣)。

2013-04-22 | 野球日記
悲しんでいるのは、私だけではなかった。

「Baseball Legend逝く」 
という記事をネットでみつけた。(ただし、2チャンネルではあるが)

『Baseball Legend』とは、NHKプロ野球中継(BS、地上波)において
試合の経過・ハイライトを伝える時などに流れていたBGM。
それはドラマチックでカッコいい曲だった~ 刑事ドラマのテーマ曲みたいな
雰囲気もあった。
中継のエンディングにも必ず流れた。
あれを聴くと、フシギと気分がハイになり、
自然と体が踊り出したりしたもんだ。(それは私だけか・・・)

ここ2~3年、ずっとお気に入りだったこの曲が、
この春、消えた・・・消えちまった!

代わりに流れているのは、盛り上がりに欠ける地味な曲。
どうやら歌詞もある曲らしい。(藤井フミヤの『GO BACK HOME』)

GO BACK HOME= おうちに帰ろうって、どういうこっちゃ?
ああ、BSの時だけでも前の勇ましい曲を流してほしいもんだ。
NHKさんに電話しよかな? それくらい、残念でならない。


東京ドームにも浜風が? (都市伝説)

2013-04-19 | 野球日記
昨夜の東京ドーム「巨人vs 阪神」は、前日まで2連敗していた阪神が一矢を報いた。
阪神・榎田の好投で、8-1の圧勝。

それまで ”ホームラン欠乏症”だった阪神に、めずらしくホームランが2本も出た。
マートンと、伏兵日高にも。

それでも巨人は圧倒的に強い。
勝率8割。広島と阪神がきのうの勝ちで勝率をなんとか5割に戻したが、
それまで巨人以外の5球団はすべて借金生活だった。

情けない話だが、まだ巨人は阪神にしか負けていない。
「他の4球団は何をやってんだ?」 巨人にまだ1勝すらしていないのだ。
シーズンが始まったばかりだからしょうがないとはいえ、これではいかん。つまらん。

阪神もきのうは勝てたものの、依然として”ホームラン欠乏症”である。
現時点でのセ・リーグの順位表をみると、
本塁打数も載っている・・・ 阪神、たったの5本。かたや巨人は22本!
盗塁数も「5」と極端に少ない阪神。(大和! 失敗を気にせず、走れ)

***

最近、熱烈虎ファンの人たちから、おもしろいことを聞いた。
ホーム・東京ドームで圧倒的な強さを誇る、巨人軍。
あそこは屋内、ドーム球場。
ゆえに巨人の攻撃のときだけ空調を操作し、外野へ向けて浜風(神風?)が
吹いている・・・と言うのである。

私は考えたことがなかったが、言われてみれば、できないこともないかも?
甲子園に比べれば「東京ドームは狭いので→ ホームランがよく出る」、
そう思い込んでいたが。
そんな都市伝説のようなことを聞かされると、
「阿部や村田のホームランも、もしかして、そうなんじゃ・・・!?」
とマジで思ってしまう。
(ほな、きのうは球場の ”風操作”を間違えたとか?)


~最近阪神ネタが多いですが、本ページは決してタイガース応援サイトではありませぬ~









祝!藤浪くん初勝利  (&衝撃のニュース)

2013-04-15 | 野球日記
まずは、めでたいニュースから。

4月14日の対DeNA戦。

堂々としたピッチングで、
記念すべき”プロ初勝利”をおさめた 藤浪晋太郎投手。

彼は”二刀流”ではないけれど、

なんのなんの、「お見事!」。 みごとなスクイズを決めた。(プロ初打点)


はにかんだ笑顔もいいね。
お立ち台でも落ち着いていた。大阪桐蔭の大先輩・西岡にも負けてないからすごい!

ただ、心配も。まだ身体ができていない、かつフォームが安定していないこの時期に、
ローテーション入りして、ええの? (使い過ぎて、そのうち肘とか やられるんだろな・・・)


***

さて、お次はめでたくない話。(不愉快に思われる方は、どうぞスルーしてくだされ~)

下世話な話で申しわけないが、こちらも無視できないので触れておくとしよう。
それは、
「読売ジャイアンツ 澤村拓一投手と、元日テレ・森麻季アナのリコン」。

◆反応その1) 「まさか、まさか~!」。寝耳に水とはこのことである。

森麻季アナはおととしのオフに日テレを”寿退社”していたし。
きっと同局の先輩・柴田倫世さん(松坂大輔夫人)のように、
未来の大投手を陰で支えていくんだろうな~ と思っていたもんで。

◆反応その2) 「やっぱり・・・ね」。

これは大方の女子目線。ちょいと解説すると・・・
「やっぱり澤村は変人だったんだ。 彼、入団のときから妙に自信家でイヤな感じ! と思ってたのよね。
”なんで森ちゃんは彼を選んだんだろ?” とフシギに思っていた。
 でも、感じのいい森ちゃんが選んだ人だから、実際はいい人なのかなー? なんて。
 でもやっぱり実際暮らしてみると、イヤな奴だったんじゃ?」・・・てな具合。


2人が付き合い始めたのは、澤村がまだ中央大野球部の時代。
プロ入り前から、ちゃっかり年上の女子アナをゲットした澤村。(いや、逆かもね)
その後、澤村は相思相愛で巨人入り。期待どおりの活躍で新人王を獲得。
そしてオフにはこちらも相思相愛のお2人さんが盛大な結婚式をあげた。

プロ2年目の昨季は、澤村の肉体改造(体を大きくして、球を重くする)に妻が協力。
なんと「1日8食」も食べていたという。
森アナがせっせと料理する図が浮かぶ・・・なにせ彼女は「3分間クッキング」がお得意(笑)。
だから難なくこなすんだろうな~とは思っていたが。
「もう、付き合いきれんわ!」
となったのだろうか。

今日のワイドショーでは、あの井上公造ですら、
「夫婦のことはわかりません」とお手上げコメント。
まあ、そのとおり。
2人が別れに至った真の理由はわからない。
でも今回のリコンで、
「プロ野球選手、女子アナ妻とは別れない」という、ひそかなジンクスは破られたようだ。
(ああ、書いてるうちにどうでもよくなってきた・・・?)






引っぱりだこ~解説者金本。

2013-04-11 | 野球日記
あたりまえの話― 野球解説者というのは「解説が命」である。
一つ一つの解説(コメント)に ”説得力”がないとシロウトが聞く価値もない。
なので、つい最近まで現場で戦っていた人の視点は貴重、まさに説得力ありあり~。
それが今季「ルーキー解説者・金本知憲」がもてはやされる理由である。

金本はフリー(どの局とも契約していない)のだろうか。
NHK「サンデースポーツ」や、民放局での試合解説など、あちこちでお見かけする。

喋りは・・・1年目にしては達者なほうではなかろうか。
いまだに不慣れな雰囲気の武田くん(NHK)や、
吠えてばかりでやかましい某阪神OB会長さんよりは、よっぽどいい。

***
なかでも10日の「阪神ー巨人」(3連戦の初戦 @甲子園)。
朝日放送の中継で、同級生の矢野耀大とのW解説はおもしろかった。

この日は金本の弟分である新井貴浩(兄)がスタメンだった。
新井良太(弟)が肉離れのため、戦列を離れたためだ。

まず、良太の肉離れについて、金本は苦言を呈した。
「この時期に肉離れというのが、考えられないですねぇ」。
良太はケアを怠った。自己管理の欠如、4番の自覚に欠ける・・・と言いたいのだ。なかなか手厳しい。

お次は新井貴について。
彼がシーズン中、バッティングフォームをちょくちょく変えることについて、
矢野と2人で「ふしぎだな~」と疑問を呈していた。
金本は「コロコロ変えられるのが、逆に器用だなーとも思いますね」とも。

こうして金本の(弟分)「新井貴いじり」は引退してからも変わらない。

この日、1塁を守っていた新井貴。
1塁側へファイルフライが上がるたびに、観客のどよめきが半端じゃない。
新井貴は平凡なファイルフライを何度か捕球した。
すると「捕った、捕った」とばかりに、わぁーっとファンの歓声があがる。

ここで金本、
「すごいですね。ファイルフライだけで、これだけの歓声があがるなんて。
 もしかすると、ファンは落とすのを半分期待されてるんじゃ・・・?」。

金本さん、おもしろいことを言いますな。
関西ローカル= 思いっきりタイガース応援放送だから、言えるのかも。

私が見たところ、”新井貴ネタ”は解説者・金本の大きな目玉となっている(今のところ)。
アニキによる弟分への苦言は、そのままファンが言いたいことでもある。
ファンの(新井貴への)強いジレンマを察して、あえてネタにしているのなら、
金本は相当な策士?(というか頭脳派)なのかもしれない。

この日は隣に元同僚で同級生の矢野がいたから、ついつい口がなめらかになったのかも。
矢野のボヤキ解説も少々きついので、、、
これからも金本さんとセットでお願いしたいもんです~。

大谷翔平のスタメン、DHについて。

2013-04-05 | 野球日記

先日こちらのコラムで、開幕戦でいきなり活躍した
日ハムのルーキー・大谷翔平くんのことをべた褒めしたというのに。
その後の大谷くんはベンチを温めることが多いので、少々気になっている。

もしやあれは栗山流、「開幕 大サービス、感謝祭」だったのだろうか? いつぞやの斎藤佑ちゃんのように・・・。
投手との”二刀流”ってことで、練習&起用方法が難しいのだろうか? 
うん、難しいんだろう、前例がないだけに。慎重になるんだろうな。

しかし開幕戦であれだけ鮮烈なデビューをした大谷くんを、
せ~っかくはるばる足を運んで見に来たというのに、見られずに帰るファンは可哀相だ。

きのうの日経に(私の敬愛する)野球評論家・豊田泰光氏も書いていたけれど、
栗山監督にはぜひ、腹をくくって大谷くんを使い続けてほしい。少々打てなくってもね。

***
それはそうと、さきほど大谷くんの打者(野手)としてのデータを確認しておこうと
シーズン中によく利用する「ヤフースポーツ」→「プロ野球」のサイトを見てみたら。
なんと野手・大谷翔平は存在しなかった。
「背番号11、大谷」は手のメンバー表だけに存在した。

これって、おかしくない? 開幕で大谷くんが野手として放った安打は、どこにも載っていないのだ。
投手だけでなく、野手の欄にも「11番 大谷翔平」はあってしかるべきだ!

***

豊田さんネタばかりで申し訳ないが。
開幕前の「週刊ベースボール」のコラムに、
「二刀流の大谷くんのために、この際パ・リーグはDH制をやめるべきでは?」
てなことが書いてあった。

豊田さんによると、やはりバッティングの得意な松坂大輔が西武入りしたときも
同じことを言ったそうな。

なるほど、大谷くんが投げる試合でわざわざDHなんていらないよな~。
いっそのこと、パもセも「試合によってDHを自由選択」にすればいいのに~と、
「カープ前田智」ファンの私などはつくづく思う。
(前田さん、今季も代打の切り札として順調なすべり出し~♪)

そういえば、先日むむさんのコラムにおもしろいことが書いてあった。

「大谷くんが投手の時は、DH大谷くんでイイんじゃないの?」。
これ、いいかも!!

(きょう5日、久々に大谷くんがスタメン出場するみたいです)


2013 プロ野球開幕

2013-04-03 | 野球日記
こちらのブログ、すっかりご無沙汰してしまいました。(ごめんなさい!)

3月29日にプロ野球が開幕。
世間的にはWBCが盛り上がったようですが、
「やっぱ、プロ野球はレギュラーシーズンでしょ?」。

WBCで印象に残ったことといえば・・・
◆井端くんがタイムリーを打ったあとの「バーン」の手
◆阪神の試合ではみられない、能見さんの悔しそうな顔
◆内川くんの涙・・・
◆帰国後の監督(&キャプテン)のいまいちなコメント
くらいだろうか。
もうとっくに、過去のはなし・・・。

***

開幕スタメン出場を果たした話題のルーキー、日ハムの大谷翔平くんのことはここに書いた。

もう一人、忘れちゃならないのが阪神のルーキー、藤浪晋太郎投手。
なんと開幕3戦目で先発した。
さいわい日曜日だったし、「これは見逃してなるものか~」と楽しみにしていた。

それが、まさかまさかのテレビ生中継なし。
1時試合開始なのに、地上波もBSも放送してないのだ。これには怒った!

「関西のテレビ局はどうなってんねん? 
 かつて北海道ではどこを替えても斎藤佑樹の試合を中継したというじゃない」。

かろうじて3時から読売テレビが放送した。
「録画放送」というやつか。すでに試合は7回まで進んでいて、
「藤浪はすでに降板した」
と他局の野球中継で聞いたあとに、藤浪くんのデビュー戦を1回から録画でみた。

(とにかく解説の川藤幸三がうるさくて、うるさくて・・・)

藤浪くんは堂々としていたな。いきなり、一塁の新井良太がエラーして足を引っ張り、
かわいそうな出だしではあったが。
慌てることなく、冷静に投げていた。さすが、大舞台で2連覇しているだけあるな。

結果は「6回2失点(負け投手)」。
打線の援護がなくてかわいそうだった。

彼はいつもインタビューのコメントがすばらしい。
試合後、
「調子自体は悪くなかったですが、余計な点数を与えてしまったことや
 四球が多かったことなど、反省点もあったので次回につなげたいと思います」
といたって冷静な分析をしていた。

ほかにも、「自分のピッチングが攻撃のリズムを悪くした」
とタイガース打線のふがいなさを自分の責任にしたり・・・
な、なんて、できたヤツなんだ~? 

今までにいないタイプの、クレバーなゴールデン・ルーキー藤浪。
これからもローテーションでその活躍をみたいが、
もう少し走りこんでフォームを安定させたほうが・・・という気もする。

ファンをこんな複雑な気持ちにさせる君はもうじゅうぶん、阪神のニュースターだ!


~以下、開幕雑感 川柳

*ヤクルト
畠山 髭がないから 顔でかし」
・・・バッティングフォームも、前よりさらにしゃがんでいるように見えました。

*オリックス
「開幕は さっぱりヘアの 金子かな」
・・・ケガで紅白戦&オープン戦も投げれなかった、エース金子千尋。さらさらヘアが自慢の彼もついに短く切ったのか? 帽子からはみ出てませんでした。

*巨人
「父と祖父 おじきが見守る 菅野かな」
・・・ルーキー菅野が初登板。バックネット裏には原貢氏が菅野父とともに見つめてました。(菅野は父似かも)

*西武
「片岡や 復活に向けて 好スタート」
・・・「週べ」コラムによれば、同じく背番号7だった豊田泰光氏(元西鉄、野球評論家)もひそかに彼の復活を願っています。

(いじょー)

侍ジャパン。誰がいったいサムライなんだ? (WBC)

2013-03-07 | 野球日記
フツーなら、もっとワクワク感を持って観るべきなのに、
ずっと”もやもや”した気持ちで観ている― WBCのことだ。

「侍ジャパン」と命名されてはいるが、いったい誰がサムライらしいんだろ?
そもそも代表選考のときから、ワクワク感はなかった。

いや、その前から・・・
去年の今ごろ、諸般の事情で選手会は「WBCに参加しない」と表明していたくらいだから。

やっぱイチローをはじめとする大リーグ組がいないせいだろうか。
頼れない彼らを理由にはしたくはないが、
やっぱり今のスタメンのメンツをみていると、物足りなさを感じてしまう。
(「大リーグ組がいないから、勝てなかった」と言われると彼らもつらいわな~)

***

ちょっと前の「週刊ベースボール」の連載記事で、
豊田泰光さんが今回のWBCについて、おもしろいことを書いていた。

「今回の日本代表の雰囲気は、08年の北京五輪のときになんだか似ている」。

なるほどな~と思った。
今回のWBC、「3連覇、3連覇!」と大会前からそればっか。
こちらは全く盛り上がらないのにマスコミばかりが過剰に煽る、この雰囲気。
たしかに北京五輪の、星野ジャパンのときもそうだった。
「金、金、金!」とそればっかりだった星野ジャパンは、案の定勝てず。
(あのとき、星野さんのもとで仲良しコーチ…じゃなくって盟友としてコーチを
 つとめていた、山本浩二監督だが・・・)

今回も監督&選手たちは最初から「負けられない」という意識ばかりが先に立ち。
がちがちになって、格下のブラジル相手でも危うい試合に。

第2ラウンド、準決勝・・・と戦っていくうち、波に乗るとは思うけど。
「ラッキーボーイ」的なおもしろい選手、出てこーい。(>高校野球か)
中田翔だけは唯一、どこか侍っぽいなーと思いまする。

★余談★
昨夜先発した大隣って、西武の菊池雄星に似てるなーと。
同じサウスポーだから、よけいにそう見えたのかも。