今回は里見香奈を紹介します。
彼女は6歳で将棋を始め、2002年、小学5年生でアマ女王戦に優勝します。
翌年、第28回小学生将棋名人戦でベスト8に進出。
2003年後期(10月)に女流育成会入会。この期から育成会の制度が変わり、A級・B級の2部制から全育成会員との総当たりになりましたが、2期連続で1位の成績となり、2004年10月に中学1年生で女流棋士となりました。当時史上4番目の年少記録でした。
2003年後期以降の制度での2期での育成会卒業は史上最短(理論上でも最短)。
2007年9月現在、育成会の2003年後期以降の制度での2期抜けは里見と室田伊緒の2名のみ(旧制度では島井咲緒里も2期で通過している)で、里見は2003年後期以降の制度での2期とも1位で通過した唯一の女流棋士です。
2006年、女流名人位戦でB級リーグ入り及び女流王将戦で本戦に出場し、女流1級となります。
2007年、第2回きしろ杯争奪関西女流メイショウ戦優勝、女流名人位戦でA級リーグ入り。
優勝後の記念対局では、福崎文吾をあと一歩まで追い込む大健闘を見せましたが、秒読みに追われて7手詰めを見逃し敗れました。
レディースオープントーナメント2006では準優勝し、女流初段に昇段。
決勝の矢内理絵子との三番勝負は、もし里見が勝っていれば史上最年少優勝の記録になったため、女流棋界でもかつて無いほどの注目を集めました。
第29期女流王将戦本戦では斎田晴子、石橋幸緒、矢内とタイトル経験者3人を立て続けに下して決勝に駒を進めましたが、惜しくも清水市代に敗れタイトル初挑戦はなりませんでした。清水とは、続く第15期倉敷藤花戦挑戦者決定戦でも対局しこちらでも敗れています。
2008年9月、第16期倉敷藤花戦で初のタイトル挑戦が決定。同日付で女流二段に昇段しました。16歳8ヶ月でのタイトル挑戦は史上5番目の若さです。
2008年11月、第16期倉敷藤花戦三番勝負で清水市代に2連勝し、林葉直子、中井広恵に続く史上3番目の若さで初のタイトル獲得しました。
2009年1月、第40期新人王戦で稲葉陽四段を破り、女流棋士が公式戦で男性棋士に勝つ史上最年少記録を更新(16歳10カ月)しました。
一般ニュースにも取り上げられるほどの快挙を残した彼女、今後の活躍に期待したいです。
彼女は6歳で将棋を始め、2002年、小学5年生でアマ女王戦に優勝します。
翌年、第28回小学生将棋名人戦でベスト8に進出。
2003年後期(10月)に女流育成会入会。この期から育成会の制度が変わり、A級・B級の2部制から全育成会員との総当たりになりましたが、2期連続で1位の成績となり、2004年10月に中学1年生で女流棋士となりました。当時史上4番目の年少記録でした。
2003年後期以降の制度での2期での育成会卒業は史上最短(理論上でも最短)。
2007年9月現在、育成会の2003年後期以降の制度での2期抜けは里見と室田伊緒の2名のみ(旧制度では島井咲緒里も2期で通過している)で、里見は2003年後期以降の制度での2期とも1位で通過した唯一の女流棋士です。
2006年、女流名人位戦でB級リーグ入り及び女流王将戦で本戦に出場し、女流1級となります。
2007年、第2回きしろ杯争奪関西女流メイショウ戦優勝、女流名人位戦でA級リーグ入り。
優勝後の記念対局では、福崎文吾をあと一歩まで追い込む大健闘を見せましたが、秒読みに追われて7手詰めを見逃し敗れました。
レディースオープントーナメント2006では準優勝し、女流初段に昇段。
決勝の矢内理絵子との三番勝負は、もし里見が勝っていれば史上最年少優勝の記録になったため、女流棋界でもかつて無いほどの注目を集めました。
第29期女流王将戦本戦では斎田晴子、石橋幸緒、矢内とタイトル経験者3人を立て続けに下して決勝に駒を進めましたが、惜しくも清水市代に敗れタイトル初挑戦はなりませんでした。清水とは、続く第15期倉敷藤花戦挑戦者決定戦でも対局しこちらでも敗れています。
2008年9月、第16期倉敷藤花戦で初のタイトル挑戦が決定。同日付で女流二段に昇段しました。16歳8ヶ月でのタイトル挑戦は史上5番目の若さです。
2008年11月、第16期倉敷藤花戦三番勝負で清水市代に2連勝し、林葉直子、中井広恵に続く史上3番目の若さで初のタイトル獲得しました。
2009年1月、第40期新人王戦で稲葉陽四段を破り、女流棋士が公式戦で男性棋士に勝つ史上最年少記録を更新(16歳10カ月)しました。
一般ニュースにも取り上げられるほどの快挙を残した彼女、今後の活躍に期待したいです。