ボクちゃんのミニバス日記

ミニバスに出会ったボクちゃんはモットモット上手になりたくて日夜がんばっています。そんな彼を見守る母が綴る成長記録です。

夏休み最後のイベント

2006-08-29 08:47:59 | ミニバス日記

あと数日で長い夏休みも終わる。夏の最後のイベントとして、ボクがとても楽しみにしている○北カップが、この土日で行われた。高速道路の充実でノンストップで片道1時間半ではあるが、このカップ戦は毎年宿泊付。試合が楽しみなのか、お泊りが楽しみなのか、パンツとTシャツで海ではしゃいだ昨年の記憶から、それを楽しみにしているのか、ボクに聞けば「全部!」と言うだろうけど、今回の試合のボクの課題は、外から打つこと。そしてもっともっとポイントゲッターとして働くことだ。

1日目、私たちは2日目の配車当番のこともあり、仕事を入れてしまったこともあり、出向かなかったので報告のみでしか試合の様子はわからないが、どうやら1試合目は、みんなが走れなかったという。6時出発で家を出て、長い道のりで疲れているのか。いつものことだが、1試合目は調子が出なかったらしい。

1日目の2試合は、3Qずつ出たみたい。でも、1ゴールずつしか決めれなかったようだ。結果は、いつもと変わらなかったようだが、気持ちはかなり違っていたらしく、そこそこ満足していた。ここで1勝1敗となり、次の日のトーナメントに臨む。

2日目。お迎えを兼ねた配車当番で、朝早くから宿に向かう。ボクは元気そう。靴下がないだのと大騒ぎをしてる。さてさて、今日はどこまで行けるかな?

1試合目の3Q。残り時間もあとわずかのころ、ボールをカットに出た直後から右手の親指の付け根辺りを痛そうに握り始めた。どうしたんだろ・・・突き指?パスももらうが痛いのか、ほよよ~んパスでどうもおかしい。3Qが終わり、ベンチに帰ってきた。監督サンが「どうした?」と声をかけるなり、泣き出した。あとから聞いた話だがこの涙の理由はふたつ。ひとつは痛いのと、もうひとつはこれで次のQは出してもらえないと思ったから。見ていた私たちもさすがに下げられるな~と思っていたが、あれれ?4Q出て行くぞ?ちょっと痛そうにしながらも、結局試合終了。まあまあの圧勝で終わる。

戻ってきたボクの手を見ると、手のひらが腫れている。かなりの腫れ方なので、病院へ行くだの行かないだのと、そんな話になってきた。腫れている部分を押さえると涙が出るくらい痛い。親指も動かない。でも、近くの骨をたたいても痛くないようだ。とりあえずシップして冷やして様子を見ることにした。午後からは準決勝。どうしても出場したいボクは、試合前のアップで対面パスに参加する。監督が「痛いならやめとけ」と言っても「大丈夫!」と言って、へろへろパスを出しながら参加。試合前にお父さんにテーピングだけしてもらう。(と言ってもシップがはがれないようにするために巻いただけだが)

楽しみにしていた試合だが、さすがにこの試合はベンチだろう・・・がっかりだな~と思っていたが、シュート練習も普通にこなしてる。試合が始まるが、いつもどおり1Qに出場。痛くないのだろうか・・・いつもと変わらないし、きれいに1ゴール目を決めた。そして、3・4・・・とボクちゃん、出ました。

4Qの最後、残り30秒のところで交代があったが、特に何か悪くて交代した様子ではなさそうだ。結果、ボロ負け。相手は、昨年県下ナンバーワン。春には残り34.7秒の奇跡で同点まで追いついた相手だ。今回の試合でホントの力がわかるはずだが、やっぱり負け。

試合のあと、ボクに聞くと、
急に動くようになってきて、全然大丈夫だったよ。腫れもほとんど引いていた。

一体なんだったんだろ。

結局病院にも行かずにいるので、原因はわからないが、脱臼でもしていたのだろうか。パス練習の間にスコンと入ったとか?腫れていたのは、骨がずれていたせいか?

一夜明け、運のいいことに練習はお休み。そしてこの日は子ども会のバス旅行。
手のひらは一部黒くなっている。打撲のあとだが、腫れてる様子もない。
親指を外側にそらせると痛いようだ。脱臼だったのなら、靭帯も少し痛めてるだろうし、ホントならしばらくは絶対安静だよな~

でも・・・ボク・・・
「練習に行くとき、テーピングして!」
休まないよね、君は。


外から打て!

2006-08-20 20:38:47 | ミニバス日記
出かけるときに降り出した雨もしばらくしてすっかり止んで、夕涼み会は予定通り行われた。ただ、肝試しだけは、中止。来年に持ち越しかな?夏休みのいい思い出が出来、上機嫌のボクたち。中学生の子達も来て、大人数での夕涼み会となった。

さて、最近のボク。
監督サンから一番よく注意されることは?

「外から打て!」
「そこは外から打ってもよかったぞ」

ドライブで突っ込んで行くのが大好き。なぜなら・・・ボクみたいに小さい子が突っ込むとカウントワンスローもらいやすいでしょ~。だって、あれ、かっこいいんだもん。

ふーん、なるほど。それでボクは、突っ込むんだ・・・
その方がかっこいいからね、私も好きだけど。
時々、妙にかっこよく決まるしね。

いつもいつも無理に突っ込んでいくわけではないし、行くと見せかけてパスをさばく・・・などなどいろいろとやってみたりするけれど、監督サンは、ボクの秘めた作戦を見抜いているんだなぁ。

でも、監督サンはボクに言いました。
「背が低いから、ドライブの一歩も小さいし、その分、スピードも遅い。チェックもされやすいからつぶされる。無理に点を取るよりも、外から打って、楽に点を取った方がいい」と。

現在、たぶん138センチのボク。確かに小さいわね。

カウントワンスロー狙いのボクは、監督サンの注意を頭の片隅に置きながらも、ついついドライブで突っ込む。今までそれを注意する理由を監督サンが口にしたことはなかったが、今回はそうではなかった。

ちょうど世界バスケが始まり、日本は苦闘し、残念な結果になっているが、PGの五十嵐は、180センチありながらも、あの中に入るととても小さい。そんな五十嵐はドライブで勝負をするか・・・ボクは勉強のために&意識を変えるためにじっくりと観てみるといいかもね。

「僕ね、これからは、外から打つことを意識してみるよ」

来週は泊まりで2日間のカップ戦。
今やってる練習の成果&外から思い切って攻めるボクが見られるかな?

お盆休みを終えて

2006-08-18 16:54:23 | ミニバス日記

5日間のお盆休み。姉の部活の休みと照らし合わせると、我が家はこの5日でとにかく家族の夏をエンジョイしなければならない。

旅行にプールに・・・と楽しいのだが、やはり練習がいちばんみたい。寂しいな~

お盆休みが明けて、久しぶりの練習。ボチボチかと思いきや、いやいや、初めて3メンに参加する子もいたくらいで、ボクも「吐きたかったら、吐いておいで~」と監督サンに言われ、トットとトイレに駆け込む。ボクの場合、吐くのは定番だからな~
赤ちゃんのときから、プファ~とミルクの噴水。そのため、看護婦さんからうつ伏せ寝を勧められた。おかげで頭の形は、とっても素敵☆
吐かない方がいいのだろうけど、本人もいろいろ努力をしているみたい。それでも駄目なんだから、体質かと今はあきらめている。病的ではないと思うし。

ま、吐いて、すっきりさせて、また走る!
去年は、吐くことを悩んだ私も、今年は得意な「ま、いっか」
体力がないのかもしれないけど、そのうち大丈夫になるだろうし。ま、いっか。

今日は、夕方から団恒例の夕涼み会。
あいにく・・・台風の影響で、変な天気。晴れたかと思ったら、雨、風・・・
今日、中止になっても明日に延期となるだけだが、花火も買ったし、バーベキューも楽しみ。肝試しもあるし~明日まで待てないのが子供!

どうなるんだろ。


充実した合宿

2006-08-16 16:16:58 | ミニバス日記
ボクたちのチームは、夏に2回、合宿をする。8月にあった今回の合宿は、今年2回目。前回の合宿は、さほど大変なこともなく・・・3メンもなしで、基礎練習っぽい?内容だったようだが、今回は違った。

やる気がないなら、あっちへ行け!
コート10往復・・・などなど、中には倉庫に閉じ込められて(って言うと語弊がある?)反省させられた子も。

ボクは、がんばったそうだ。

そりゃあ、注意はされたよ。でも、ボク、がんばったもん。みんなみたいに怒られなかった。

そうだよね~だって「やる気あるんか!」って監督に言われたら、お母さんに「バスケ、やめろ」って言われるもんねぇ~

ボクの一番嫌いな言葉は
「バスケ、やめろ!野球部入れるぞ」

この一言さえあれば、ボクを泣かせることはた易い。

来年は、最上級生になるので、この合宿にもお付き合いをしないといけないなぁ~

県大第2位のチームとの合同練習

2006-08-16 16:07:37 | ミニバス日記

お盆休みで、たまっていた日記がさらに滞ってしまいました。
今日は、7月の終わりの他チームとの合同練習について。

体育館が使えないとか何とかで、県大会第2位のT校と合同練習をさせてもらうことになりました。最初と最後だけ見学しただけだったので、人から聞いた話しかわからないけど、どうやら頭を使う練習だったようで・・・

その練習は、ドリブルなし、パスだけでシュートまで持って行く練習だったらしいが、初めての練習に、ボクたちはただのヘタクソだったようだ。その後の紅白戦では、お世話役のお母さんたちは、「さっきの練習!パス!パス!」と叫んでいたが、無理でしょ。すぐに出来たら、メチャメチャ強くなっちゃう。

確かにボクも含めて、ドリブルが多いのだが、それを気にしてサッサとパスを回してみたら、監督さんに呼ばれ「もっとボールを保持しろ」と言われたのが10日ほど前。

ボクの頭の中で、混乱している脳みそが見える。私も・・・その違いがよくわからない。

たぶん、ボクたちのチームは、パス回しだけで点を入れていくような練習をしていないので、ボールを保持しながら、じっくりと観察して、あわてず最善のパスを出すようにしろ、と言うことだったのかもしれない。

「パスをさばくことばかり考えないで、自分で行ってごらん」
そんな言葉を監督サンからよく言われる。

最後にT校の監督サンに言われたのは、1対1はボクたちの方が強いが、2対2、3対3になると、T校の方が断然強いと。

その話が監督サン同士であったのか、うちの監督サンが実感したのか、それはわからないが、キャプテン君が戻ってきたら、セットプレイの練習をする!と。
うん、楽しみだぁ~


3on3 全国大会決勝

2006-08-09 08:21:18 | ミニバス日記

今週から2週間、長い夏休みの私は、まるでカツオ君が夏休みの終わりに急いで宿題を片付けているかのごとく、朝も早くからサボっていたブログを書き続ける・・・黙々と・・・

7月23日。その一週間前くらいに、新聞で見つけた小さな広告。3on3の全国大会決勝が近くの都市で行われる。この日は久しぶりに試合のない日曜日なので、プールにでも行こうかと計画をしていたのだが、ボクに話すと当然!バスケがいい!とのこと。

ボク1人も寂しいので、Dちゃんを誘ってみた。お母さんからOKをもらい、日曜日を待つ間、我がチームのエース、S君も行きたいと。これまたお母さんからOKをもらい・・・ココまできたら、もう少し誘ってみようと車に乗せられる範囲内で他の子も誘ってみる。結局5人の子供を連れ、試合会場に向かった。

会場では、リーボックさんがフリースローゲームをしていて、ボクたちは何度も並び、5人中2人が3本連続で決め、リーボックのTシャツなどなどを獲得。しかし、大人用・・・でかい!

途中、少々観光(?)に出かけたが、決勝戦の時間に会場に戻り、観戦。

大阪vs九州。

すっかり見入ってしまった。かっこいいな~
ボクたちもすっかり見とれていたが、試合が終わると隣の空いたコートが気になって仕方がない。ゴールを見ると、どうしてもシュートしたくなるボクたちであった。

リーボックの人に聞いてみると、「使ってもいいんじゃない?僕は主催側じゃないからわからないけど・・・」そう言われたが、主催者さんたちは、表彰式で忙しそう。

とりあえず「叱られたら、一緒に謝ってあげるから」と少々横着だが私が許可を出す。子供たちがむずむずしてる姿がかわいそうだったし・・・

ちょっと低くなったゴールを使って、ボクたちは3対2で軽くプレイを始める。通りがかりの人たちが立ち止まってボクたちを見ている。隣では表彰式が行われていた。

なかなかのプレイに、直に主催者の偉い人がやってきて、これまた叱るどころか温かい目で見ていてくれた。この主催は、一応NBAとスポーツショップの「スポーツオーソリティ」さん。子供たちはとにかくバスケを楽しんでいる。そんな姿をほほえましく見てくれる人たち。とてもいい時間が流れた。

そろそろ帰ろうか、そんなころ。出場していたチームの人からみんなにひとつずつゲームに使用したボールのプレゼント。そして、スポーツオーソリティさんからもドリンクボトルにドリンクホルダーをプレゼントされる。

勝手にゴールまで使わせていただいたのに、何か申し訳ない・・・
でも、きっとボクたちの意外なパフォーマンスを見て、みんなうれしかったんだよね。気持ちよかったんだよね!

ただの試合観戦だったはずが、とてもいい一日になった。
団の子供たち、全員を連れてきてあげたらよかったな~

スポーツオーソリティさん、どうもありがとうございました!
ボールをくれた選手の皆さん。どこのチームの方か聞くのを忘れてしまいましたが、一生、大切にします!ありがとうございました!


動きが悪くなったよね

2006-08-09 07:44:26 | ミニバス日記

県選抜大会を終えたあと、7月は団の合宿に、招待試合やら練習試合やらと何かとお忙しいボク。

招待試合を観戦しながら、Dちゃんの母と語った。

「最近、動きが悪くなったよね・・・ふたりとも。春の大会の前あたりはもっと動けていた気がする」

Dは、ボクとの絶妙なコンビネーションがよかった。それを見る私たちも楽しくて仕方がなかったのだが、このところ何が原因なのか、何かしっくりとこない。

いろいろと考えてみる。

以前、「5年生になるとね~動けない時期があるんだよ。頭で考えてしまって、どう動いていいのかわからなくなるのかな~」そんな話を聞いたことがある。

そして、県大会予選の頃、キャプテン君の故障。キャプテンなしでの試合に、戸惑う。

他にもいろいろ思うものがあるのだが、ボクとしては、今までと変わらないよ~って特別気にしている様子もない。

この招待試合の試合中、ボクは監督の隣に座らされた。試合を見ながら、何か話している。やっぱりボクの動きが悪いのか?叱られている様子はないが、ボードを使って何やら話してる。

監督に言われたことは、パスアンドラン。

そっか、最近、パスアンドランを忘れてる・・・忘れているわけではないが、動きが小さいんだ。

それに、パスをさばき過ぎるところ・・・これも駄目だ~
パスをさばくことを考えすぎて、完璧にチャンスを逃し、監督サンから怒鳴られたこともあった。

「パスをさばくことばかり考えなくていいから、行ってごらん」
監督サンはボクに言った。

迷わず、打て!ってことだね。


1ヶ月以上もサボってしまった母

2006-08-08 18:06:27 | ミニバス日記

前回の日記は、6月22日。ちょうど県大会予選の最終日あたりだ。あれから完全にサボってる。ちゃんと更新するつもりではいたが、気持ちが離れていたのは事実。だが、KOHさんから「更新願い」?がありまして、再開のきっかけとなりました。ありがとうございます。

一応、その理由・・・
どうでもいいところから・・・
1.母がヤフオクにはまっていたから。
2.町内の夏祭りの地味な準備が多く、暇があればそれを地道に進めていたから。

今思えば、次の理由が一番大きかったのかもしれない。

県大会で出逢った優勝候補チームがあまりに強烈で、今までブログを書きながら、わからないままに応援してきたことが、とても小さな世界の中で、とっても幼稚なことに思えたこと。

ちょうど、あの日・・・そう試合の後に監督サンがボクのお父さんにこう言った。
「ボクは、NBAに行くのが夢なんですよね~この前、みんなと将来の夢の話をしたんですよ。ボクがNBAに行く!って言ったとき、すっげ~っていう子もいれば、馬鹿にする子もいて、ちょっとショックだったんですよ。あのチーム(対戦相手のチームS)の先輩でアメリカ留学した子がいるんですよ。すごくお金がかかるみたいですけどね~」

アメリカ留学の人の話は、知り合いから以前に聞いたことがあったし、ボクがNBAに行く!と言っているのも知っていた。仮面ライダーになる!より難しいことだと思っていたが、親としては、もしそれが可能であれば、何とかしてあげたいとも思っていた。
「おじいちゃんに頼んでお金出してもらおう」とか「田んぼ売ってもらおう」とか・・・

だが、何を思ったのか、敢えて監督サンからそんな話をされ、ましてやすっごい小学生チームの試合を見た後では、NBAはあきらめて、仮面ライダーになったら?みたいな気分になっていた。

県大会本戦二日目、ボクたちはお勉強&見学に出かけた。私たちも出かけてみた。見れば見るほど、すごい。
そこへ監督サンがやってきた。「何と言うか・・・理想的・・・ですね」
ボクたちの教えてもらっているバスケと何かが違う。
当然、監督サンがそんなすごいバスケを知らないわけがない。そんなバスケをするだけの力がボクたちにはないのだろう。
だから、ボクたちはそんなバスケを知らない。

日本全国には、もっともっとすごいチームがいっぱいいるんだろうな~
そこには、本当に小学生なのか?と思うような選手がたくさんいて・・・

私が見てきたミニバスは、とても小さな世界だった。

な~んて、一瞬思ったことは事実。
そこでちょっと落ち込んだのも事実。

でも、大切なのは、バスケが大好きなボクの気持ち。
一生懸命練習してるボクを見ることが大好きな私の気持ち。

すぐに気持ちは晴れたけど、その後、ヤフオクにはまり、地味に忙しく過ごしていたことで、一ヶ月以上のオサボリとなってしまいましたとさ。