6月閉園の近鉄あやめ池遊園地へ

時刻表仲間と近鉄あやめ池遊園地へ行く。あやめ池遊園地は78年間営業を続けているが、USJの台頭で客が減り、この6月に閉園を決めた。
私も実は行くのは初めて。というのも、子供の頃はどうしても阪急沿線に住んでいたこともあって、遊園地といえばエキスポランドか、あるいは一昨年に閉園した宝塚ファミリーランドだったから、近鉄沿線にまであまり足を伸ばさなかったのだ。
10時過ぎに上本町で合流、今日も東京方面の仲間が多かった。あやめ池まで快速急行で向かい、昼食を買って園内へ。結構人もいる
まずは近鉄デボ１形を鑑賞。このあたりは鉄道系の仲間として当然といったところ。そして動物園へ。奈良県内では唯一の動物園とあって名物のレッサーパンダがいたのだが閉園準備に伴い4月に長崎へ行ったらしく、そこには孔雀が写ってきていた。羽根がきれい…。
次に弁当休憩。恒例の自己紹介と団欒。私も金沢土産を提供する。
そのあと、地上45mで展望する「スーパーフライング～風の神殿～」や園内列車「ワンダートレイン」(やっぱりね)を楽しんだ後、バズーカ砲に挑戦するも本部長に負けてしまう…。本部長のみ2発的中で他はみんな0発なので完敗といったところか。引き続き、あやめ池遊園地の歴史がつづっている特設コーナーへ。
あやめ池とはいえ近鉄系列の遊園地としてはしっかりしたほうで、閉園してしまうのがもったいないほど。アトラクションも伊勢志摩にパルケエスパーニャが出来る平成初期までは「スーパーフライング」など次々と投入していたみたいである。引き続いて営業してほしいと思うものだけど、近鉄はパルケエスパーニャ開業後は新たなアトラクションはあちらに取られてしまうという感じ(とはいえパルケエスパーニャも苦戦しているが)。
他にも近鉄はスカイランドいこま(生駒山上遊園地)を持っており、あやめ池とスカイランドいこまは近所ということもあってかあやめ池を閉鎖するという感じ。歴史も長くOSKや菊人形と一緒に成長してきたこともあって、なんだか寂しいものがある。まあ、OSKも阪急の宝塚歌劇ほど注目されていなかったし、菊人形にしてもどうしても京阪の印象が強かったので、どれも中途半端だったのかも。とはいえこれほどの遊園地がなくなってしまうというのは寂しい。
最後に「トルネイダー」という3回転宙返りのジェットコースターに乗る。トルネイダーという名前は野茂英雄投手が近鉄にいたときに命名されたものだとか。足がふらついたわ。
遊園地を楽しんだ後は西大寺のマクドナルドで団欒し、いったん実家に戻る。そして最終サンダーバードで帰省。福井は近いわ…。