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身近な風景を見つめて

写真とカメラの話しです。

AF-S 24-70 f2.8Gを使ってみて

2020-08-29 21:01:14 | 機材
 AF-S 24-70 f2.8Gを使った感想です。


 さすが、フラッグシップという感じで、どの焦点距離でも素晴らしい描写をしてくれます。ちょっと意外だったのは、色が濃いということです。もう少しあっさり目でニュートラルな感じを想像していました。


 今まで使っていたAF-S 24-120 f4G VRと比べると、解像力は上という感じを受けます。VRがないので、手ブレには気を付けなければなりません。(今までの感覚で撮影していたら手ブレの写真を大量生産してしまいました。)


 良いことばかりではありません。
 このレンズの困るところは、第一にデカイというところです。バックパックに縦に入れることが出来ず、結構場所をとります。
 次に、広角から望遠へズームするとピントが大きくずれることです。AF-S 24-120 f4 VRではさほど大きくずれないので、注意が必要でした。
 これから、メインの標準ズームとして働いてもらいます。


 これで、タムロンの15-30 f2.8 G2と合わせて、大三元の2つが揃いました。f2.8の望遠ズームを揃えば大三元の完成なのですが、私の撮影だと70-200mmの出番は少ないのでちょっと考えモノです。



 

 


slik カーボンマスター 834 レビュー

2020-03-23 19:28:23 | 機材
 遅れましたが、ファーストインプレッションをアップします。

■目的
 日頃使っている三脚は、GITZO GT3543XLS,大型ばかりなのですが、ちょっと遠出の時は大きさが仇になって、邪魔になっていました。また、大型だとバックパックにくくりつけることが難しく、移動も制限がありました。
 そこで、以前から4段式でコンパクトなしっかりした三脚を探していました。

■なぜこれを選んだのか
 カーボンマスター 834を選んだのは、以下の理由です。
  1. 脚径が28mmである
  2. 4段で2kg前後の重さ
  3. 高さが自分の身長より高くできる
  4. 基部に水準器がついている
 
■特徴
 エレベーターを下げた全高は1405mmで、身長168cmの私の場合ニコンD850をのせると若干高い感じになります。雲台を自由雲台に変えるとちょうど良い高さになります。

 脚径は28mmで、GITZO旧2型と同じ太さになります。


 縮長は約600mmで取り回しが良い長さに感じます。
 

 センターポールは2つに分割可能ですが、取り外した下部分の下についているネジは外せなくて、上部分の下の蓋にはできませんでした。ショートポール化した状態でもフックをつけるつもりでいたのですが、目論見が外れました。
 また、センターポールにはストラップが取り付けられる金具が付いており、ケースなしでも運搬が可能になっています。私の場合、ケースなしで持ち歩くことが多いので、このようなストラップは大変ありがたい機能です。


 付属品として、クッションの入ったケースが付属します。しかし、他モデルとの共通なのか明らかに三脚の長さよりはるかにに大きいものです。
 次のように端を折り畳んで、ストラップで留めて使用しろとのことのようです。できれば、長さのあったケースを用意して欲しいと思いました。

■所感
 様々な場所で、長時間露光を含む使用した感想を書きます。
 脚の伸縮は滑らかで、設置がしやすい思います。地面に置いた感じもしっかり支えている感じです。4段式としては、一番細い脚が不安定になるような感じもありません。


 エレベーターを固定するネジの形状もよく、手が痛くなることはありません。エレベーターの上下もスムースです。

 付属の3way雲台は、このクラスとしてはちょっと力不足に感じました。うまく表現できないのですが、きゃくのスペックに負けている感じです。また、雲台の水平方向の棒のネジが渋く、締めた感触が分かりにくいです。

 スペック上の重さは2.3Kgですが、持った感じは軽く感じます。今回、電車でいろいろな場所に連れ回ったのですが、負担になるようなことはありませんでした。

 最後に、この三脚で撮った写真を添付します。