本土復帰
私が中学2年生の時に本土復帰となりました。そこで
まず、印象に残った出来事は円紙幣のデカさでした。
皆、財布の買い替えを余儀無くされました。
次に、1ドル360円の為替レートです。
ちまたの噂ではマッカーサー氏が円は360度だから、
と、安易な決定だったとか!(都市伝説)。
僕らには高いのか安いのか知る由もありません。
後になって思ったことは、1ドルで普通に出来ていた
ことが360円では出来なかったことです。
中学生の頃、1ドルを手にしていれば4人で食堂に
行って満足な食事が出来ました。
それとスーパーの商品も様変わりしました。
ラベルの文字が日本語で書かれた商品がどんどん
入荷しました。沖縄で作られたジュースやコーラが
5セントから10セントでしたが本土から来た
飲み物は100円でした。復帰後、その5セント、10セントの
飲み物が消えていったのです。なぜ?
でも貧乏人に光が差したことも起きました。
ドル時代に借りたお金を円になったので返せると
思うようになったのです。
100ドル借りていたら凄い借金だったのに
返した時には1万円になっていたのです。もちろん
知り合いから借りていた場合です。
借金を返された人はたまったもんじゃありません、
それ以来友達でもなんでもない関係になったことは
言うまでもありません。
そして復帰から6年後、道路が右側通行から左側通行に
なったのですが・・・
そのエピソードはまた次回に。オシマイ