Windows Updateの再起動がいきなり始まってデータを失った人は少なくないでしょう。更新に失敗して再起動ループになった人も少なからずいると思います。Windows Updateはセキュリティのために必要であるとは言え、それに絡む不具合も散見されます。
一方Ubuntuは勝手にアップデートや再起動をしないという点でユーザーに決定権があり良心的ですが、LTS版でないUbuntuでバージョンの更新をスキップすると、今後の更新が受け取れなくなるという問題が存在します。こうなるとバージョンアップもできないのでなかなか厄介な問題です。今後Ubuntuをインストールする人にはLTS版をおすすめします。
今回は端末の種類ごとに広告をブロックする方法を紹介していきます。
【Windows】
Windows 10 以降に標準で入っている Edge をはじめ、Chrome や Firefox でも広告がブロックできます。広告ブロックに特化した Brave というブラウザもあります。ここでは Firefox などのブラウザに拡張機能 (アドオン) を入れる方法を説明します。快適に使うためのおすすめ設定方法も紹介します。
- Chrome ウェブストア、Edge アドオン、addons.mozilla.org などにアクセスします。
- "uBlock Origin" を検索し、追加します。
- ダッシュボードが開くので、「フィルターリスト」から ”Peter Lowe’s Ad and tracking server list” と "JPN: AdGuard Japanese" のチェックを外します。
- https://github.com/tofukko/filter から「フィルタを購読する」をクリックし、フィルタが開いたら「購読」をクリックして豆腐フィルタを追加します
- 個別にブロックしたいURLがある場合、ダッシュボードの「マイフィルター」にフィルタルールに従って入力します。
【MacOS】
Macは持っていないので詳しい手順は説明できませんが、おおむねWindowsと同じ方法で大丈夫です。
【Android】
Firefox をインストールして uBlock Origin を追加する方法と Vivaldi をインストールして設定する方法があります。
(1)Firefox
- Play ストアから Firefox をインストールします。
- アドオンをインストールする方法はこちらのヘルプページで説明されています: Android 版 Firefox でアドオンを検索してインストールするには | Android 版 Firefox ヘルプ
- から uBlock Origin を選択し、「ダッシュボードを開く」を選択します。
- 「フィルターリスト」から ”Peter Lowe’s Ad and tracking server list” と "JPN: AdGuard Japanese" のチェックを外します。
- https://eeii0a5l.github.io/mochifilter_homepage から「もちフィルタ」「もち拡張フィルタ」「たまごフィルタ」をタップし、Windows の豆腐フィルタと同じ方法で追加します。
(2)Vivaldi
- Play ストアから Vivaldi をインストールします。
- アプリを起動し、初期設定のなかで「トラッカーと広告をブロック」を選択します。
- 初期設定が終わったら右上の Vivaldi アイコンをタップし、「設定」を選択します。
- 「トラッカー・広告ブロック」を選択し、「広告ブロックソース管理」を選択します。
- 「日本語(たまごフィルタ)」と「日本語(もちフィルタ)」にチェックを入れます。
【iOS / iPadOS】
Safariのコンテンツブロッカーという機能を使います。
コンテンツブロッカーで使用するアプリをインストールし、設定します。ここではFirefox Focusをおすすめします。設定する方法はこちらの公式ヘルプページの「Safari 内で Firefox Focus を使用する」という章に載っています:
iOS 版 Firefox Focus とは? | Firefox Focus ヘルプ
【フィルタルールについて】
|| の右にブロックしたいURLを入力
@@||の右にブロックしたくないURLを入力
ルールを適用するサイトを限定したい場合、ブロックしたいURLの右に$domain=を入力し、その右にルールを適用したいサイトのURLを入力
例としては
||example1.com で example1.com をブロック
@@||example2.com で example2.com のブロックを解除
といったようになります。
最近、友人のために自作PCを組んだのですが、その時の構成がこちら。
CPU | Ryzen 5 5500 |
マザーボード | GIGABYTE B550M AORUS PRO-P |
ケース | Thermaltake Versa H18 |
電源 | 玄人志向 KRPW-GK650W 80Plus Gold |
HDD | 東芝 1TB SATA HDD |
SSD | CFD PG3NF2 500GB PCIe4.0 |
GPU | ASUS Radeon RX 6600-8G デュアルファン |
RAM | CFD Selection DDR4 PC4-25600 16GB×2 |
OS | Windows 11 Home |
このときは気付いていませんでしたが、実はRyzen5 5500はモバイル版のRyzenベースであり、PCIeの規格が4.0ではなく3.0だったのです。
今のところ問題もなく普通に使えているようですが、PCIe4.0でPCを組みたいときは、CPUはRyzen5 5600以上をおすすめします。
高解像度のディスプレイを持つPCを使っていると、文字やアイコンが小さくなりすぎないようにスケーリングを適用していることも多いと思います。しかし、このスケーリングはパフォーマンスの低下やバグ、文字のぼやけなどを誘発することがあります。
ここでは私がスケーリングをオフにしつつ表示の大きさを適正に設定した手順を紹介します。
1. 設定からスケーリングがオフになっていることを確認する
設定を開き、以下のように進みます
「ディスプレイ」→「サイズ調整」→「100%」になっていることを確認
2. このままでは文字とカーソルが小さいので大きくします
i)「アクセシビリティ」→「大きな文字」をオンにする
ii)「カーソルの大きさ」を「デフォルト」から「中」にする
3. アイコンも大きくします
「外観」→「アイコンのサイズ」を「48」から「52~54」あたりにする
これでサイズが適正になったと思います。