今日はイタリアの共和国記念日。
Festa della Repubblica（フェスタ・デッラ・レプッブリカ）
1946年、戦後間もないころ、イタリアでは国民投票の結果、共和制に移行することが決まった日です。
イタリア憲法では共和政体を変更することはできないと規定されています（フランスも同じ）。つまり、二度と王様がいる国には戻らないということです。日本、イギリス、オランダ、ベルギー、スペインなど君主制を採っている国が多く残っている中で「永久に共和制」と憲法で規定していることはすばらしいことだと思います。
イタリア、ドイツとともに三国同盟を結び、敗戦国となった日本は、残念ながら共和制を選択しませんでした。華族と士族は廃止されたのに天皇制は残っているのはおかしいと思います。天皇・皇族には人権や自己決定権がなく、マスコミに追い回されることもよくありプライバシーのない状態にあります。『ローマの休日』に出てくるアン王女がまさにそれですね。このような生き方が親から子へ受け継がれるわけだから、天皇制は廃止すべきだと思います。
イタリア共和国63周年おめでとう！
VivalaItalia!（イタリア万歳！）
