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日本の嫌なところ(1)

2月11日、建国記念の日は、祝日法で「建国をしのび、国を愛する心を養う」ことが趣旨とされていますが、日本のことに対して不満もあるので、祝日法で定められた趣旨には逆らって、建国記念の日に向けて日本で生活していて嫌だと思うことを数回に分けて書きたいと思います。なにせ「嫌国」と書いても「けんこく」と読めるのですから。

まずは去年2月11日に書いた記事の補足からいきます。

男女とも「さん」づけで名前を呼ぶこともあれば、場面によっては女子を「さん」づけで、男子を「くん」づけで呼ぶということは不公平だと思います(「さん」は年長者にも使えるが、「くん」は同年代や目下の相手に限られるため)。日本は比較的年功序列の強い文化ですが、そんな中で男子を「くん」づけ、女子を「さん」づけで区別していると、男は特に上下関係を意識しないといけないのか、女は男ほど上下関係を意識しなくていいのかという意味合いすら感じさせられて、嫌になります。英語のMr.は男性のみに使い女性に使うことはなく、Ms.は女性のみに使い男性に使うことはありません(*注1)。日本語がそういう風にできでいないところも嫌です。
おまけに、普通は名前を呼び捨てで呼び合っている相手でも、ちょっとだけでも改まった場所になると呼び捨てにしにくいというお国柄(たとえば直接会ったときに呼び捨てでも、ブログのコメントの返事では「さん」づけする人がいること)があって、嫌です。

*注1.女性の敬称が未婚と既婚で区別されている言語も多く、ジェンダーフリーの観点から批判もあるようですが、男性と女性ではっきり分かれている分、日本語の「くん」の使い方よりずっとましだと私は思います。そういう言語の国に生まれたほうが私はよかった。日本に生まれたよりは。

「さん」と「くん」程ではありませんが、一人称の使い方が男女によって違いがあるのもあまり好きじゃありません。「私」は一応男女とも使いますが、特に男性は「僕」「俺」などいろいろあり、女性が「私」を使う場面でも男性が「私」を使うとおかしい場面が多々あり、悩むこともあると思います(*2)。あえて言えばこれも日本の嫌なところです。

*注2.丁寧語を使う場面で「僕」を使う人も少なくない。「僕」は「しもべ」の意味を含みあまり好きな言葉ではないのですが、「僕」を使う人があまりにも多いと「僕」を使わざるをえない(「私」を使うと変な感じ)ような空気も漂ってきます。

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