計量記念日にちなんで、(「程度を調べる」、「数値を出す」という意味で、対象物によって使い分けられる)「はかる」と読む三つの漢字「計」「量」「測」のイメージとなりたちについて取り上げます。
字形から物をはかるようすのイメージを中心に、実際の漢字のなりたちの話も交えながら解説します。
計
針と目盛り。「十」が針、言偏が目盛りをイメージ。
実際のなりたちは、「十」は数を表し、数を言って数えるようすから。
量
物をはかりに載せて重さを量るようす。「里」ははかり本体、横棒は物を載せる台、「日」は量る物をイメージ。
実際のなりたちは、「東(袋の意)+土」、「日(物)+重」など、諸説あり。
測
ものさしで水深を測るイメージ。「則」はものさしの意。実際のなりたちもまさにそのイメージと同じ。
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