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日本の嫌なところ:聖職者に世襲が多いこと

今日は建国記念の日、私にとっては「嫌国記念日」ということで、日本のこういうところは嫌だなと思うことを書きます。

一つ挙げると、僧侶、神主などといった宗教指導者に世襲が多いこと。
一方、日本以外(中国、台湾、東南アジアなど)の仏教の僧侶はそうではなく、かつ僧侶は結婚していけないことになっている。昔は日本も同じだった。
神主はもともと世襲が多かったと思うけど、僧侶の場合、近世以前よりも近代以降の方が世襲が多くなっているようだ。明治時代に政府からのお達しによって僧侶も自由に結婚してよいことになって、子供を作って子供が跡を継ぐことが多くなった。世襲が慣例化したことによって、嫌でも継がないといけないという風潮になって、気の毒だと思う(ちなみにキリスト教プロテスタントの牧師も外国と比べると世襲が多いとのこと)。特に日本は無宗教の人が多いので、そんな中で聖職者の子に生まれれば跡継ぎとして嫌でも宗教に関わらなければならないと考えると、また気の毒だ。インターネットで調べると、「自分は僧侶や神主の子で跡継ぎを期待されているけど、継ぎたくない」という方は多いらしい。これを考えると、日本の僧侶も結婚を禁止されたままの方が良かったかもしれない。

僧侶や神主の資格制度もあるため、近年は、世襲からの脱却の兆しも見え始めてきているようだ。テレビなどにも登場する瀬戸内寂聴さんやあのおねえのお坊さんもお寺とは関係ない家庭の出身だから。

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