血管を若返らせる効果のある脂質が多く含まれる食べ物は、EPAが多く含まれ「畑の青魚」と呼ばれるエゴマ。その産地の宮城県色麻町を取材。
風邪と関係が深い5大栄養素は、ビタミン。特にビタミンCは風邪の予防に効果的。石神昭人先生いわく、1日500mg、1日3回に分けて摂取するのがコツ。しかし、ビタミンCは加熱すると壊れやすい。そこで、奥薗壽子さんが奥薗流ビタミンCたっぷりレシピを考案。キャベツとジャガイモの豆乳シチュー、鶏肉とブロッコリーのおかずスープ、パプリカと肉だんごのトマトスープを紹介。
不足すると認知機能の低下を招き、しっかり摂れば認知機能を守る効果がある栄養素とは、炭水化物。国立長寿医療センターの遠藤英俊先生が解説。単糖類、二糖類、多糖類のうち、遠藤先生がおすすめするのは多糖類。脳に一番長時間糖を送る食品はパスタ。
足腰を若返らせる栄養素は、たんぱく質。名古屋学芸大学健康・栄養研究所の下方浩史先生は、質の良いたんぱく質をとることで効果を発揮すると言う。足腰が丈夫な方が多く住む「足腰丈夫島」、沖永良部島を取材。沖永良部島は相撲取りを多く輩出している島でもある。
沖永良部島の郷土料理は、シーブイ(冬瓜)汁、ピーナツ豆腐(沖縄でいうジーマーミ豆腐ね)、ソーキそば、豚足、豚のツラガー(顔の皮)にミミガーなど、沖縄料理に似たものも多かった。方言も沖縄と似てるね。下方先生が質の良いたんぱく質と指摘したのは、豚足、鰹節、高野豆腐、ピーナツ。これらの食品はロイシンとアルギニンを多く含んでいる。
骨を若返らせる栄養素は、カルシウム(ミネラルの一種)。カルシウムはチンゲンサイ、小松菜、ほうれん草などの葉野菜にも多く含まれる。解説は山王メディカルセンターの太田博明先生。女子栄養大学の香川靖雄先生によると、時間栄養学による骨のゴールデンタイムは夜で、寝る1時間半前~3時間半前にカルシウムを摂取することを推奨している。
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