セロ弾きばあちゃん

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なぜか思い出した父の事

2016-10-12 11:23:24 | 日記

実家へ新米をもらいに行ってきました

国道4号線のT字路は

父が県立病院へ向かう救急車に出逢ったところ

私が実家に向かう途中 救急車の運転席の隣に弟が座っているのが目に入ったのです

いつもは 気が付かないのに不思議でした

すぐ引き換えして病院へと向かいました

嘔吐・下痢がひどくノロウイルスかなと思いました

しかしそれは想像外の癌の末期症状でした

92歳 亡くなるまで気力がはっきりしていて

1か月の闘病生活でした

病床では同窓の後輩が創った

「北上夜曲」の事を何度も話していました

「夕暮れに動く人影里の畑

秋菜摘待つ九十の父」

詠み人   セロ弾きばあちゃん

亡くなって十年になります

私はファザコンだったのかな~