R55指定 おしゃれ「チャラ爺」発見!

自身「チャラ爺」のチャラ男であるブログ作者が街で出逢った妙におしゃれな55歳以上の男性をイラストで描きます

Scene22 R55指定 おしゃれチャラ爺 @六本木ヒルズ

2013-03-06 23:30:54 | ファッション

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これは、自他ともに認めるチャラい爺さんである服好きな「チャラ爺」が、俺は負けた(ほとんど負けてますが)!と、思われる街で見かけたチャラい55歳以上の男性の発見日記です。日本のおっさんもこうして見るとなかなかおしゃれ。


離れた場所から見ても、そのタッパや顔の小ささが目立っていたチャラい男性。聞いてみたらプロのモデルさんらしい。

それって、反則だよなーと思いながらもお話しを聞いてみた。

「僕の趣味は、メガネ&サングラス集めです。現在のメガネ所有数は122個ほどかな。新しいものからヴィンテージものまで幅広く集めているメガネバカですね。
視力は良いのですが、メガネ集めはオシャレの一環として捉えてます。服ももちろん好きです。
買う時は、直感型でして一瞬で目に引くものを見つけるのが得意です。が、自分のワードロープに同じようなものがないか、ダブらないように注意して買っていますね。
カジュアルコーディネートでは、必ずどこかにレザーを入れるのが好きです。最近のマイブームは、ネクタイをしめて、ちょっとアクセント色を差す感じかな。
ストールも大好きで洋服を落ち着いた色にして、ストールを鮮やかな暖色系にして大人の遊びゴコロに。
普段の撮影での洋服がコンサバ系の装いが多いので、プライベートではやり過ぎ感がついつい出てしまうようです」
さすが、ふだんも色々気を使ってるのね!



チャラジーノ・ブックスタンド by 冷布亭

第10回 車谷 長吉 「灘の男」 文春文庫

 

「灘の男」とは、兵庫県姫路に実在したふたりの男、濱長こと濱田長蔵と重たんこと濱中重太郎の破天荒な一代記です。濱長さん本人をはじめ、おふたりの息子や家族、従業員などから著者の車谷が聞き書きしたスタイルの小説ですが、関西弁というか姫路弁というか、言葉使いが破天荒ぶりをさらに盛り立ててくれます。

濱長さんと重たんは無二の親友ですが、そのきっかけは喧嘩でした。濱長さん曰く、「重たんがまた来たな、思たさかい、も一遍喧嘩すんのやったら、(中略)わしは日本刀の鞘抜いて、柄を晒しでまいて、突いてもたろ、思て、外へ出たんや。(中略)そいで、ええッ、こんど逢うた折に勝負せんかえッ、言うて別れたんや。」

と言ってもふたりはやくざではありません。濱長さんは戦前、馬一頭から運送屋を始め、

平成の今日、正社員は100名を超え、トレーラー・トラック数十台を保有する姫路有数の企業の会長さんです(平成16年時)。「姫路の極道が、重たんと喧嘩したら、絶対勝てへん、言よった」重たん、濱中重太郎さんは魚のぼて振りから身を起こし、実家の鍛冶屋に戻り、船舶などの鎖製造を始め、濱中製鎖工業は今やアメリカ支店を持つほどの優良企業に成長しました。

 ふたりとも何度も危機に陥りますが、表裏のない一所懸命な仕事ぶりで、従業員に慕われ、周囲の人たちに敬われます。一方、遊びも豪快で、ゴルフに凝ったときは、ふたりで

1週間毎日プレーしたとのことです。重たんは女性にもマメだったようですが、「そりゃもう朝から晩まで、ゴルフ三昧。こんな面白い遊びがあるんやったら、女は捨てなあかん、言うて、女を四人整理したんや」そうです。

 こんな剛毅なおふたりの長男はそれぞれ会社を継いでおられますが、それはそれは厳しく育てられたのこと。チャラい私としては、「灘の男」ならぬ「ただの男」で良かったー!?


 

 





Scene21 R55指定 おしゃれチャラ爺 @銀座コンパル通り

2013-01-28 13:39:38 | ファッション

いつも書評を書いてくれてる冷布亭氏の友人。彼自身もチャラいけれど、友達もかなりチャラいぞ。

お聞きしたところ服とバイクが大好きとのこと。バイクの事を語らせると話しが止まらなくなるので、

途中で止めてもらった(笑)。ジャケットとハンチング+白シャツというのは簡単におしゃれに見える

組合せだからすぐマネできそうである。彼のチャラいところは、さらにチェックのパンツを合わせているところ。

でも、足元を黒い靴で締めているので、全体に落ち着いた雰囲気に仕上がってるね。


 

☆  ☆  ☆    ☆☆ ☆     ☆☆       ☆  ☆☆     ☆☆☆☆    ☆☆    ☆☆

 

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第9回

 

 太田和彦「居酒屋おくのほそ道」 画=村松誠 文春文庫

 

  BS-TBSで一番人気の番組は「吉田類の酒場放浪記」だと聞きますが、太田和彦には「ニッポン居酒屋放浪記」三部作「立志編」「疾風編」「望郷篇」があって、「大阪でタコの湯気にのぼせ」たり、「函館のイカソーメンに背筋つめたく」なり、「松本の塩イカに望郷つの」る、これは本で読む酒場探訪記の名作だと思います(現在は「自選ニッポン居酒屋放浪記」一冊に凝縮されています。新潮文庫刊)。

 

 その太田和彦が芭蕉の足跡をたどり、東京・北千住をかわきりに、会津、仙台、一関・・・と、俳句を詠みながら土地土地の酒場行脚をするのが本書です。曽良役として同行者はイラストレーターの村松誠、マンガ雑誌「ビッグコミックオリジナル」の犬、猫の表紙を描いている人ですが、俳句は断然村松さんのほうがうまい。それにしても、吉田類といい、太田、村松コンビといい、酒場好きには俳句趣味がよく似合います。もっとも俳句よりは酒というふたりは60歳を過ぎ、吟行ならぬ酔行ぶりは完ぺきなチャラ爺で、芭蕉曽良というより弥次さん喜多さんです(このコンビで「東海道居酒屋五十三次」小学館文庫もあり!)。さらに、「おくのほそ道」では行かない盛岡、弘前まで脚をのばします。

 

 盛岡では、沖縄の酒、泡盛「新南雪」に出会います。平成5年戦後最悪の冷害凶作となった岩手県は種籾も確保できませんでした。このままでは翌年の田植えも不可能となるところでしたが、1月に種をまけば4月には米の収穫ができる沖縄・石垣島の協力を得て、

 

「岩手34号」を石垣島の一番良い田にまくことができました。4月、収穫した種籾を持った石垣島の人々が花巻空港に降り立つと、山のように集まった岩手の農家の人々が日の丸の小旗を振って出迎えたそうです。石垣島の「請福酒造」はその岩手米で泡盛を仕込み「南雪」と名付け、岩手農協がさらに特別に作ってもらったのが「新南雪」だったのです。

 

  本書は「オール読物」で連載、2010年4月号の金沢が最終回。文庫刊行を予定していたところ、東日本大震災がありました。太田は震災後、仙台、塩釜に馴染みの居酒屋、酒造店を訪ね、それをあとがきに書いています。太田和彦の酒場放浪は言うまでもなく、いい酒、旨い肴、そして素晴らしき人と出会う旅なのです。


     




Scene20 R55指定 おしゃれチャラ爺 @池袋

2013-01-06 23:15:50 | ファッション



 まったくもって、とうとう20回になってしまったおしゃれチャラ爺。もちろん、ここまで続くという予想も作る側の根性もなく、せいぜいみんな5回くらいで終わるのかなーと思っていましたが、チャラ爺仲間も増えてますます楽しくなってきてしまったのです。後の追随を許さない(誰も追随してくれる人がいない)からこそ、これからも50回、100回を目指して頑張るぞ。

さて、記念すべく20回に登場してくれるのは池袋のエルメスのショップスタッフの吉田さん。たまに覗くといつもバシッとスーツ等エレガントに決めているんだけれど、この日はスゴイ派手派手!おしゃれのコツはと聞いたら、顔の周りに派手な色のスカーフやタイ、ストール等をすることだそうだ。年を取ると肌色がくすんでくるので、これが全体の雰囲気を明るく見せるのに効果抜群。チャラ爺の皆さん!ぜひ実行してみよう。

吉田さんをこのブログのファッションディレクターに雇いたいね~。


Scene19 R55指定 おしゃれチャラ爺 @中野

2012-12-12 12:23:35 | ファッション

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中野の駅で電車を待っていたチャラ爺。するとやたらと派手な男の集団が登場。若者たちに混じって、いましたよ! チャラ爺が。派手なジャケパンスタイルにストール&サングラスとなかなか決まってます。聞いてみたらやっぱりアパレル関係の方だとか。おしゃれの秘訣は?と質問したら、若者のファッションをマネすることだそう。年に関係なく自分が良いと思うおしゃれは、何でも躊躇なく取り入れる。そして、年寄りばかりでつるまずに、若者たちと付き合うことだそう。なるほど

 

☆    ☆☆    ☆☆ ☆     ☆☆☆       ☆  ☆☆     ☆☆☆☆    ☆☆    ☆☆

チャラジーノ・ブックスタンド by 冷布亭

第8回 松本 哉(はじめ) 「女たちの荷風」 ちくま文庫

 

 文化勲章を貰った大文豪ながら、こと女性に関しては好色、絶倫、変態、助平等々、あまりありがたくない形容詞が冠される永井荷風ですが、その華麗なるというかすさまじいというか女性遍歴に焦点を当てた評伝です。

荷風の日記「断腸亭日常」の昭和11年1月30日の記述は、荷風ファンなら誰もが知る「愛人一覧表」です。明治41年頃というから荷風30歳前後から、昭和9年荷風55歳の頃まで実に16人もの「余(荷風のこと)が帰朝以来馴染みを重ねたる女」の名前と簡単な来歴を書いています。16人目のすぐ後には「この外臨時のもの挙ぐる迄にあらず」とありますからあきれますが、帰朝前つまりアメリカに遊学中には(その後フランスにも)、ワシントンで娼婦イデスとの恋に悩む日々を送っています。

本書ではこうした女たちとの交情を時に荷風の小説、随筆、日記の中に探ります。荷風の膨大な著作を読むのに格好のガイドになりますし、ゴシップ的な話もたんまりあって、「荷風さん、あんたって人は!!」と茶々をいれたくなります。

荷風は昭和34年(1959年)80歳で亡くなりましたが、戦後70歳を過ぎても浅草のストリップ劇場に日参したりしました。

 著者の松本哉という人は、本書の他にも「荷風極楽」(朝日文庫)、「永井荷風という生き方」(集英社新書)などを書いた、誰よりも荷風大好き人間でありました。彼の著作のひとつ「永井荷風 ひとり暮らし」(朝日文庫)には次のような記述があります。

『ロック座であろうか、楽屋でオーバーを着たまま荷風氏が座り込んでいた。(中略)まわりでは踊り子たちが荷風さんに背を向けて化粧に余念がない。(中略)場違いに変な老人が座っているという感じなのだが、余人には真似のできないくつろぎの姿なのであろう。

ちゃっかりと半裸の踊り子さんの肩に手を置いて「寒くないかい?」とでも言っているような写真も残ってる。(浅草の永井荷風)』

大文豪もこれでは形無しですが、けっして荷風を貶しているのではなく、“等身大”の荷風がそこに立ち現れているようです。

そんな荷風さんは、私冷布亭にとって永遠のチャラ爺です。

 

 


Scene18 R55指定 おしゃれチャラ爺 @原宿

2012-12-07 15:07:46 | ファッション

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さて、今回は原宿にオープンした「TAKEO KIKUCHI」のショップのオープニングに潜入。ぜったいにここはチャラ爺の宝庫であるとふんでいたら、いましたよ! ビカッとしたパイソンの革ジャンを着たおっさん。しかも一点モノだそう。彼はわざわざ関西から来た顧客の方でずっと菊池武夫さんの大ファン。これも菊池さんのショップ「45カラッツ525」で買ったもの。一度東京のお店で見て、迷いに迷いついに決心して地元まで取り寄せて買ってしまったとか。多分ウン百万円くらいはするとみた。ちなみにお子さんのジャケットもTAKEO KIKUCHIらしい。彼も将来チャラ爺かな?

TAKEO KIKUCHI フラッグショップ

↓   ↓   ↓

http://www.apalog.com/report/archive/1074



Scene17 R55指定 おしゃれチャラ爺 @神田神保町

2012-11-14 12:48:19 | ファッション

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さて、今回はいつも書評を書いてくれている冷布亭氏の登場だ。彼自身も本が大好き&服が大好きなチャラ爺で、いつも神田神保町界隈を、チャラチャラと散策している。

今回は買ったばかりの革ジャンを着て登場。赤を買おうか茶を買おうか迷いに迷った末、結局無難な茶を買ってしまったのだが、そういう自分の無難さが哀しい。

心の中では赤を買って、湘南に愛車でドライブ~。ついでに女の子も口説いちゃう~。と行きたいところだったんだんだけどね♡。

今後も彼の妄想と現実のギャップの買い物を楽しみにしたいチャラ爺なのだ。


ここで一句お願いしてみた。

 

古本を ふところ抱いて 赤提灯

 

古本は あたたかいと知る 神保町

                       by 冷布亭




 

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 第7回 小林公子 

「フォレスト・ヒルズを翔けた男―テニスの風雲児・原田武一物語」 新潮社

 

 チャラ爺たるもの、チルデンセーターも、ラコステのポロシャツも名テニスプレーヤーの名前を冠したところはご存知のことと思います。ビル・チルデンは1920年代に活躍したアメリカ人プレーヤーでウィンブルドン3勝、全米は実に7勝も挙げている、当時世界ナンバーワンの実力者です。フランスのルネ・ラコステも同時代にウィンブルドン2勝、全米2勝、そして全仏3勝を挙げながら、わずか25歳で引退し、その後スポーツウェアブランド「ラコステ」を創業した快男児です。

 そのチルデンやラコステらと、全米オーブンの開催地フォレスト・ヒルズやウィンブルドン、デビスカップなど世界の各地で戦ったのが、本書の主人公、原田武一です。

 原田は1899年岡山の素封家に生まれました。ちなみに1899年生まれというとハンフリー・ボガードやアル・カポネ、ヘミングウェイがいます。本書カバーの写真を見るとおり、なかなかのイケメンで洒落男です。

 原田は慶応大学に入学するとテニスに熱中しますが、授業の出席は1年間でわすかに14時間、銀座で遊び回り、試合の前日帝国ホテルに宿泊、窓から数人の芸者を入れ、翌日の試合に連れて行くといった豪放ぶり。それでも研究熱心、練習熱心な原田は全日本選手権に優勝し、ハーバード大学に留学します。親からの仕送りの金で購入した自動車でテニスクラブに通い、さらにテニスにのめり込むのです。

 本書は原田の試合の数々を紙面に再現していますが、惜しむらくは彼が活躍した時代の背景や社会情勢をもう少し書いてほしかったと思います。彼が彗星のようにテニス界に現れたのはまさに大正デモクラシーの頃。しかしそれも10年も経ずして日本は軍国主義の波に侵されていきます。その中で日本一であり続けた原田の存在はどんな光を放っていたのか、もっと知りたいところではありました。





 

 


  



 



Scene16 R55指定 おしゃれチャラ爺@阿佐ヶ谷 JAZZ ストリート祭り

2012-11-14 12:24:02 | ファッション

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お天気の良い秋の休日、チャラ爺はてくてくと近所のジャズ祭りに行ってみた。

もともと中央線沿線のこのあたりは、音楽が盛んでこのお祭りにも毎年有名なミュージシャンがやってきて、

遠くからわざわざ足を運ぶ人も多い。ちなみに

今年は山下洋輔が演奏していた。ぼーっと演奏を聞いていたらいましたよ!赤いジャケットと

デニムと白髪がかっこいいギタリスト。ギターを弾いているというだけでかっこいいのに、赤いジャケットを

さらりと着こなしているところがさらにニクイ。来年も来いよ!



Scene15 R55指定 おしゃれチャラ爺@銀座 スペインバル「マルコナ」 

2012-10-29 17:20:12 | ファッション

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チャラ爺の30年来の友達なんだけど、ファッションセンスははっきり言ってゼロ。

でもやたらと女にモテるんだこれが。今日も全身ユニクロ。防寒着のようなスタイルで銀座のスペインバルに現れた。彼は多才な男で定年後はクラリネットを吹いたり、写経をしたり、はたまたワインのソムリエの資格まで知らないうちに取っていた。ここのオーナーの宮本さんは、ソムリエ仲間だそう。今日も「ホテル行かない?」「ホタルイカない?」とくどいて(?)いた。

多才なところとこんなユーモアのセンスが女性にモテる秘訣かもと思うチャラ爺なのです。

今回は、イレギュラーでした。

 

マルコナ ↓     ↓     ↓     ↓

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13020763/



Scene14 R55指定 おしゃれチャラ爺@有明

2012-10-18 14:23:39 | ファッション

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チャラ爺の趣味は、見かけによらずテニスなのですしかしクラブ対抗の試合では、チャラ爺チームのみ敗退したというエピソードもあり、

 腕前はご想像にお任せしたい。今回は楽天オープンテニスに行ったのだが、そこにいたチャラ爺3人組。何とイカした帽子をかぶっている。

実はこの帽子は、ここで売ってるもの。何て事ない服でも、帽子をかぶるだけでおしゃれになってしまうものだ。そしてインタビューしていた

ダバディ。やっぱり濃い~。

 

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 第6回 いとうせいこう・みうらじゅん 「見仏記6 ぶらり旅篇」 角川文庫

 

  小学生のころから仏像ファンだったイラストレーターのみうらじゅんと、作家いとうせいこうの仏像見物旅行が始まったのは、もう20年も前のこと。ただ「仏様に会いたい、見たい」という”仏(ぶつ)欲(よく)”に満ちた二人の古寺巡礼は、奈良、京都の有名寺院のほか、東北、九州、北陸ととどまることを知らず、シリーズの「見仏記3」は海外篇と銘打って、韓国、中国、タイ、インドへと脚を伸ばしています。

 本書はシリーズ第6作、今年8月の刊行で、奈良、京都のほか、円空仏を求めて、愛知県各地も巡ります。ふたりの掛け合い漫才のようなやりとりをいとうせいこうが文章にまとめ、みうらじゅんの偏愛的なイラストという構成はシリーズ開始以来、まったく変わっていません。その偏愛ぶりにますます磨きがかかって、彼らにとって仏様はアイドル、言ってみればAKB(阿弥陀、観音、菩薩)なのです。その証拠に東大寺戒壇院の四天王(時国天、増長天、広目天、多聞天)の紹介のページでは

「四人はアイドル!」と言いきっているし、四天王を描いたイラストは、ビートルズのアルバムジャケットのようです。ちなみに20年前のシリーズ最初の「見仏記」では同じ四天王を「戒壇院はみーんな男前でね、仏(ぶつ)フェロモン出してる。特に広目天は出してますよ!」と、絶賛しています。

 

 そんなふたりも50歳を超えました。使い慣れないスマートフォンでお寺の場所検索に手間取り、案内書の細かな文字には老眼鏡も役立たず、それでも「せんとくん」グッズは素早くゲットするもはや立派な「チャラ爺」は、実は私冷布亭にとっても仏像見学の師匠であり、アイドルなのです。

 

 







Scene13 R55指定 おしゃれチャラ爺@東京ミッドタウン

2012-10-02 10:59:28 | ファッション

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ミッドタウンに隣接したホテル内で行われたランバンの展示会に行ったら。何と遠目にもキラキラ光るおっさんが!

ビカッと光る黒いスーツを着こなしているこの人は、某ファッション専門誌の方でかなりの有名人。

さすが普段から研究なさってるだけあって、ここまでくるとこのチャラさが妙にかっこいいですね!

 

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第5回

 

伊集院 静 「あなたに似たゴルファーたち」 文春文庫

 

 「チョコレート工場の秘密」でも知られるロアルド・ダールに、「あなたに似た人」(ハヤカワ文庫)という奇妙な味わいの短編集があります。ボルドーワインの蘊蓄をめぐる男ふたりのやりとりは希少な銘柄当てとなり、かたや邸宅かたや美しい令嬢を賭ける大博打にエスカレートする「味」。夫から突然離婚を持ち出さされた妻が思いもかけぬ凶器で夫を殺害し、完全犯罪をもくろむ「おとなしい凶器」など全15作。娘を賭ける事なんてしないし、人を殺すこともあり得ない。「あなたに似た人」と言われると真っ向から否定したくもなりますが、しかし、この登場人物たちはどこか「私に似たひと」たちであることもまた否定できないのが、この本に惹かれた理由でした。

  大事なコンペの前夜一睡もできず寝過ごす男、法廷で争うことになったゴルフ嫌いの父親とゴルフ狂の息子、ゴルフ上手になりたくて悪魔に魂を売った男たちの絶頂とその顛末などなど、「あなたに似たゴルファーたち」は全18話の短編集です。「あなたに似た人」を読んだことがある人ならタイトルを見て思わずニヤリとするに違いありません。

 OBをごまかす男や、ゴルフに夢中になり仕事を怠け家庭を顧みない男の話に「それはゴルファーの風上にも置けない。俺とは似ていない」と怒る紳士たるゴルファーは多いでしょう。それでもやはりその紳士たちもどこか「あなたに似た人」だと思うのですが・・・。

  ベストセラー「大人の流儀」「いねむり先生」の伊集院静の作品です。最後の無頼派とも呼ばれる伊集院静です。「大人の流儀」は「ゴルフの流儀」と帯にもあります。今度からはチャラいゴルフとはおさらばです。さあ、ティーショット。あっ、フォアー!!!