R55指定 おしゃれ「チャラ爺」発見!

自身「チャラ爺」のチャラ男であるブログ作者が街で出逢った妙におしゃれな55歳以上の男性をイラストで描きます

Scene31 R55指定 おしゃれチャラ爺 @ZEGNA展示会

2013-08-01 12:35:00 | ファッション

R55指定の「おしゃれチャラ爺」のサイトへようこそ!

これは、自他ともに認めるチャラい爺さんである服好きな「チャラ爺」が、

俺は負けた(ほとんど負けてますが)!と、

思われる街で見かけたチャラい55歳以上の男性の発見日記です。

日本のおっさんもこうして見るとなかなかおしゃれ。



この人なくしてチャラ爺は語れない。某メンズ誌の編集長が登場。
御年は詳しく知らないけど55歳を超えていることは確か。なのにこのスリムな体型! 見習いたいよね。
そして、今日もジャストフィットなジャケット姿で登場。ラルフローレン、ギャルソン、プラダを颯爽と着こなし、
時計はオリエントとロレックスの両腕使い! 
日本のおっさんがみんなここまでいったら、ファッションヴィクテムな国になってしまうけれど、
Vゾーンのチョウタイを含めたカラフル色使いや、ポケットチーフのさり気ないラフな差し方などは大いに参考にしたい。そして、上がボリューミーだからこそ下は短パンでさらっと軽快さを出しているね。
また、何より見習いたいのがサイジング。御自分の体型をよく理解しているようで、
ジャケットの肩幅やパンツの裾幅にいたるまでとにかく計算されている。後ろ姿もかっこ良かったけど、今回は正面で。

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チャラジーノ・ブック・スタンド by 冷布亭

 第14回

 丸谷 才一 「人間的なアルファベット」 講談社文庫

 「A=ACTRESS女優」から「Z=ZIPPERジッパー」まで、AtoZの単語にまつわるさまざまな話を辞書風に仕立てた、極上のエッセー集です。

 小説家、エッセイストであり、英文学者の丸谷さんの博覧強記ぶりは素晴らしく、ひとつの項目をベースに、古今東西の文献を「QUATATION=引用」し、「HYPERBOLE=誇張法」を駆使した飄々とした丸谷節が行き着く先は、必ず色っぽくて、ニンマリとさせれられるのです。

 たとえば、その「HYPERBOLE=誇張法」では、旧約聖書の一言やシェークスピアの「マクベス」、李白の「白髪三千丈」を取り上げアカデミックに始まりますが、ラブレーの「ガルガンチュア物語」あたりから怪しい雰囲気が漂い始め、行き着くところは「浮世絵」「春画」「ウタマロ」です。今年3月には新しいローマ法王が就任しましたが、「VATICAN」では、「ヴァチカン宮殿には10万冊のポルノがある」から始まり、ロシアン・ルーレットならぬヴァチカン・ルーレットという避妊法?にページをさいています。

 おしゃれにも造詣の深かった丸谷さん、「FASHION」という項目もしっかりあって、シャツやスーツについて書いています。ネクタイについて考えていたとき、男のアクセサリーの代表はネクタイにあらず、「あれ」こそとひらめいたものがあります。答えは、読んでのお愉しみに。

 丸谷さんは昨年10月、87歳で永眠されました。本書が単行本で刊行されたのは2010年です。80歳を過ぎても忘れぬ、知的好奇心と色気とユーモア、丸谷さんも「立派なチャラ爺」だったのですね。

 

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第二回チャラ飯    

中勢似 内店            by AKEBEE

 

人よんで熟成肉 meating だ! 」      

  最近流行の熟成肉を食べにいってきた。熟成肉といえば、温度が高すぎても腐っちゃうし、低すぎても凍っちゃうし、、、でけっこう手間がかかるみたいだよね。 調べてみたら「熟成することによって肉の中の酵素が働いて繊維を壊して肉を柔らかくし、また乾燥させることによって重量が減り、その分旨みが濃厚になる」そうだ。 読むだけでおいしそう。

 気長に丁寧においしくされた肉に期待むくむくだ!

 で、丸の内線の茗荷谷から徒歩数分。すてきな桜並木ぞいにひっそりとあるのが「中勢似 内店」。 入ってびっくり。レストランはどこだ? ただそこはとっても静かで清潔で簡素なお肉屋さん。ショーケースには美しいサシのはいった肉が、これまた非常にシンプルにずらりと美しく並べられる。 え?っていうかココ肉屋じゃん、、、??? 

と心の中でブツブツいいながら「レストランはどこですか?」と店の人に尋ねると、奥のストックルームとか厨房に行くようなシルバーの扉を案内された。

 そして、一歩入ると! そこはモダンでシンプルなインテリアのレストラン!グリルされた肉のよい香りがするぞ。猛暑にはぴったりの一品、「冬瓜ムースのゼリーよせ」をお通しをいただき、


まずはビールでのどを潤おしながら、どうやってオーダーしようか思案。コースもあるみたいだけれど、今回は「meating」ということで、熟成肉目的なので肉に集中することにした。

 お隣のテーブルでオーダーしてる、見目鮮やかなキャロットラペをまねっこして,肉には欠かせないフレンチフライ。ケチャッパーの私がケチャップいらないくらいおいしいぞ!

そして、旬のグリル野菜を少々いただきながらいよいよ肉選びにとりかかる。肉はさきほどの入り口のショーケースまで戻り食べたい部位と量を選ぶ。そんで頼んだのがこれだ。いい感じに焼き上がりで、左からクリ、イチボ、ミスジ、ザブトン!どれも好きな部位ばっかり。それぞれ150~200gをミディアムレアからミディアムにグリルしてもらったよ。

さ、さっ ! 肉、肉 !とかぶりつこうとしたら、お店の方が「本日の牛でございます」となにやらペーパーをテーブルに。 『子牛登記』。 いいお肉のお店ではよくあるらしいですね・・・。出所がしっかりした牛ってことで。 神戸出身のすみれちゃんでした本日のうし子ちゃん。

 名前を知って少しひるんだが、「おいしく食べてあげればいいんだよ」というチャラ爺さまの一言にすぐに気を取り直し、お肉にかぶりついた。  おいしい。塩をちょっとつけて頂いたけど、おいしすぎる。塩もいらないかも。お肉って甘いんだね。ほどよい噛み応えとやわらかさも最高。

ワイン進んじゃうし。ザブトンとか、ミスジとか、焼肉で食べるのとだいぶ違います。

お肉の味が凝縮されていて、ぜんぜん脂っぽくないし、でも味もしっかりしているし。

 牛肉が身体に悪いっていう人、コレ食べて考え直したほうがいいかもよ。上質な熟成肉、新鮮なお野菜のシンプルなお料理、そしてワイン。 胃もたれ、ハラデブの原因となる炭水化物はNG。

 これぞチャラ飯の基本なのだ!