R55指定 おしゃれ「チャラ爺」発見!

自身「チャラ爺」のチャラ男であるブログ作者が街で出逢った妙におしゃれな55歳以上の男性をイラストで描きます

Scene24 R55指定 おしゃれチャラ爺 @東京ミッドタウン オークウッド

2013-03-29 13:53:45 | ファッション

R55指定の「おしゃれチャラ爺」のサイトへようこそ!


これは、自他ともに認めるチャラい爺さんである服好きな「チャラ爺」が、俺は負けた(ほとんど負けてますが)!と、思われる街で見かけたチャラい55歳以上の男性の発見日記です。日本のおっさんもこうして見るとなかなかおしゃれ。

オークウッドは会員制のレジデンスなので、ふだんは入れないんだけれど、この日は絵本の出版記念に
オークウッドが協力したらしく、外部の人も入れるということで出かけてみた。
桜満開の中、チェロの演奏に合わせて桜を生ける華道家の前野博紀さん。
着ているのはBOSSのスーツ。前号にBOSSのジャパンの社長が出てくれたけれど、
このサイトはBOSSの宣伝のサイトではないので、全くの偶然。
着心地の良さとサイズ感が自分にピッタリで、ずっと愛用しているとか。
ピンクのタイは桜をイメージしたものらしい。
絵本『旅するクジラ」はそのままをストーリーにしたもの。
使用できる瓦礫をさらに前野さんが全部自分でガイガーカウンターで計り、
安全を確認した物に子供達が絵を描き、オブジェを作り、さらに花を生けるという
イベントを各地でおこなっているそうだ。
一部は震災被害を受けた子供達に寄附されます。
 
Amazonから買えます。宜しくお願いします。弟子より。
 
http://www.amazon.co.jp/旅するクジラ-前野博紀/dp/4863240600/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1364536020&sr=8-1
 
 
 

Scene23 R55指定 おしゃれチャラ爺 @西麻布

2013-03-19 17:36:56 | ファッション

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これは、自他ともに認めるチャラい爺さんである服好きな「チャラ爺」が、俺は負けた(ほとんど負けてますが)!と、思われる街で見かけたチャラい55歳以上の男性の発見日記です。日本のおっさんもこうして見るとなかなかおしゃれ。

このバーはわりと気軽なバーでガールズバーというよりも、ふつうに女の子がいる人いう感じ。
だから、いる女の子たちもかいがいしくするわけではなく、
わりと自然な感じなので、それがかえって良い感じなのである。
さて、今日見つけた派手なお人は、ヒューゴ・ボスというドイツのブランドの社長さんとのこと。
ドイツのブランドだから大きめ?と思いきや、社長さんは実は日本人としても
どちらかというとスマートな方。こんなにかっこよく着こなせるのだから
さっそく店に行ってみたいものだ。
さて、このバー、彼もここにひとりで良く来るらしいけれど、バーのお客さんともすぐ友達になって、
もう一軒という感じで飲みに行くこともあるそう。
ストライプのジャケットにストライプのシャツという一見派手な色の組合せなのに、
さり気なく決まってるのは、色使いの計算にあるようだ。
たとえばジャケットに使っている色のひとつをインナーに持ってくると
多色使いでもすっきり決まる。バッグも外した感じがさすがプロっぽい。
ポイントになっていい感じ。
白スニーカーも春らしく抜け感があるよね。
すぐマネしたくなるおしゃれをしてるところがいいぞ!
 

Scene22 R55指定 おしゃれチャラ爺 @六本木ヒルズ

2013-03-06 23:30:54 | ファッション

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これは、自他ともに認めるチャラい爺さんである服好きな「チャラ爺」が、俺は負けた(ほとんど負けてますが)!と、思われる街で見かけたチャラい55歳以上の男性の発見日記です。日本のおっさんもこうして見るとなかなかおしゃれ。


離れた場所から見ても、そのタッパや顔の小ささが目立っていたチャラい男性。聞いてみたらプロのモデルさんらしい。

それって、反則だよなーと思いながらもお話しを聞いてみた。

「僕の趣味は、メガネ&サングラス集めです。現在のメガネ所有数は122個ほどかな。新しいものからヴィンテージものまで幅広く集めているメガネバカですね。
視力は良いのですが、メガネ集めはオシャレの一環として捉えてます。服ももちろん好きです。
買う時は、直感型でして一瞬で目に引くものを見つけるのが得意です。が、自分のワードロープに同じようなものがないか、ダブらないように注意して買っていますね。
カジュアルコーディネートでは、必ずどこかにレザーを入れるのが好きです。最近のマイブームは、ネクタイをしめて、ちょっとアクセント色を差す感じかな。
ストールも大好きで洋服を落ち着いた色にして、ストールを鮮やかな暖色系にして大人の遊びゴコロに。
普段の撮影での洋服がコンサバ系の装いが多いので、プライベートではやり過ぎ感がついつい出てしまうようです」
さすが、ふだんも色々気を使ってるのね!



チャラジーノ・ブックスタンド by 冷布亭

第10回 車谷 長吉 「灘の男」 文春文庫

 

「灘の男」とは、兵庫県姫路に実在したふたりの男、濱長こと濱田長蔵と重たんこと濱中重太郎の破天荒な一代記です。濱長さん本人をはじめ、おふたりの息子や家族、従業員などから著者の車谷が聞き書きしたスタイルの小説ですが、関西弁というか姫路弁というか、言葉使いが破天荒ぶりをさらに盛り立ててくれます。

濱長さんと重たんは無二の親友ですが、そのきっかけは喧嘩でした。濱長さん曰く、「重たんがまた来たな、思たさかい、も一遍喧嘩すんのやったら、(中略)わしは日本刀の鞘抜いて、柄を晒しでまいて、突いてもたろ、思て、外へ出たんや。(中略)そいで、ええッ、こんど逢うた折に勝負せんかえッ、言うて別れたんや。」

と言ってもふたりはやくざではありません。濱長さんは戦前、馬一頭から運送屋を始め、

平成の今日、正社員は100名を超え、トレーラー・トラック数十台を保有する姫路有数の企業の会長さんです(平成16年時)。「姫路の極道が、重たんと喧嘩したら、絶対勝てへん、言よった」重たん、濱中重太郎さんは魚のぼて振りから身を起こし、実家の鍛冶屋に戻り、船舶などの鎖製造を始め、濱中製鎖工業は今やアメリカ支店を持つほどの優良企業に成長しました。

 ふたりとも何度も危機に陥りますが、表裏のない一所懸命な仕事ぶりで、従業員に慕われ、周囲の人たちに敬われます。一方、遊びも豪快で、ゴルフに凝ったときは、ふたりで

1週間毎日プレーしたとのことです。重たんは女性にもマメだったようですが、「そりゃもう朝から晩まで、ゴルフ三昧。こんな面白い遊びがあるんやったら、女は捨てなあかん、言うて、女を四人整理したんや」そうです。

 こんな剛毅なおふたりの長男はそれぞれ会社を継いでおられますが、それはそれは厳しく育てられたのこと。チャラい私としては、「灘の男」ならぬ「ただの男」で良かったー!?