こちらは当方創業当時よりお付き合いいただいていますT氏、95年C1500EXTです。
今回はブレーキ鳴きの修理です。
止まるとき「キーーーッ」というやつですね。
まずはフロントです。
ローターも波状に減ってますので外して研磨に出します。
キャリパーは外してからホースに負担がかからないようつっておきます。
外注の研磨に出しますのでハブベアリングも抜き取ります。
メンテナンスしていますが汚れてますね。
洗い油にて洗浄、新しいグリスで組み付けます。
スライドピン、パットも掃除しておきます。(ブレーキ鳴きの修理の場合、ブレーキパットやシューは新品交換したいところですがあまりに残量がありますので今回はリアシューのみ交換です)
続いてリアです。
シューを分解、バックプレートを掃除します。
ホイルシリンダーはもれもありませんので今回は掃除で済ませます。
当方はお客様の指定がない場合ACデルコを使用します。
フロントブレーキローターとリアドラムを研磨に出しますので作業待ちになってしまいます。
待っている間にチョッと一作業。
この車両は以前エンジンオーバーホールさせていただいていて、その際エンジンを塗らせていただいていますが、熱の影響でしょうか?ヘッダースの近くがはがれてしまってます。
ハケ塗りにはなりますがタッチアップしておきます。
はがれている部分を脱脂して大きめに下色を塗ります。
続いて上から赤を入れていきます。
長持ちして欲しいですね。
そうしていると研磨あがってきました。
研磨するので関係ないのかも知れませんが一応マーキングしておいてもとの場所に戻します。
前後とも組み付けて、リアはブレーキ調整して一度踏み代を出します。
続いてブレーキフルードの交換です。
すぐに真っ黒になってしまいますブレーキフルードです。
国産車等はなかなかこんな色になりません、、、、
タンクのフルードを交換して
ブレーキのブリーザーより全量交換いたします。
これでブレーキフルコースは終了です。
試運転してもブレーキ鳴きは直りました。
長持ちしてほしいですね!
オーナーさんはご自分でも作業されるためこつこつと進めてこられましたエンジンルーム。
綺麗ですね!!
オイル類の量、タイヤの空気圧などを確認して作業終了、、、、、と思いましたがもう一点!
ボンネット先端裏の錆びの補修です。
ここが痛んでるC1500は多いですね。
写真で分かりますが赤錆です。
赤錆は放っておくとドンドン進行しますので錆び転換剤によって黒錆びに変えておきます。
黒錆びは安定して進行が止まりますので早めに処置しておいたほうが良いでしょう。
白い液体ですが塗っておくとこのように黒くなっていきます。
これで多少は落ち着くでしょう。(直るわけではありませんのでいつかは修理が必要です)
これで終了、納車となります。
話は変わりますが以前出先でのトラブルの際、助けていただいたJAFの方と偶然再会しました。
その方も仕事中でしたのでゆっくり話は出来ませんでしたが、その後当方のブログを読んでいただいてるとの事でした。
ありがたいことです
やはり更新をちゃんとしなくては、、、、と思いました。
おかげさまでアクセス総数でははじめた当初のウン十倍になってきました当ブログ、、、、、
なるべくがんばりますのでこれからも宜しくお願いします。
おまけ
9月のイベント用に作りました零っちのパーカー、、、、、、、
イベントが台風の為中止になり着れませんでしたのでここでお披露目を
かわいいです