Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

07 タホ シリンダヘッド降ろします。

2024-10-14 17:37:23 | 日記
当方在庫の07シボレータホ修理します。



ミスファイヤーをおこしてフェイルセーフモードに入りサービススタビリティシステムのチェックランプが点灯します。

色々調べていくと点火系、燃料系は問題ありませんでした。

1番シリンダのみミスファイアーをおこすのでバルブカバーを外した状態でセルを回すと、1番シリンダのインテーク側のロッカーアームが動いてません。

インテーク側のロッカーアームが動かないということは、インテークバルブが開いていないということで、燃焼室に混合気が入らない→ミスファイヤーということですね。

このエンジンはAFM(アクティブ フューエル マネージメント)付きの車両です。

この機能はパワーの必要でない場合、V8エンジンをV4エンジンにして4気筒休ませ燃費を稼ぐ機能です。

よくトラブルの出るところですのでばらして確認していきます。

といってもこのバルブリフターを確認しようと思うとシリンダヘッドを降ろす必要があります。

なので降ろしていきます。



とにかくばらします。



インテークランナー等外し。



ヘッドおります。

ピストンの頭を掃除して、バルブリフターオイルマニホールドも外します。



ヘッドもざっと洗って部品の来日を待ちます。ステムシールは交換します。





1番シリンダのプラグだけ仕事していません



部品待っている間、エクスプローラーブレーキパッド交換です!!


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サバーバン ATF漏れ修理です。

2024-10-12 07:20:47 | 日記
M氏所有の96年サバーバン。

車をとめている下にオートマフルードが垂れているとの事で入庫いただきます。

リフトアップすると確かに漏れてきています。



オイルパンガスケットはもちろんですが



シフトシャフトのオイルシールからも出てきてるようです。

オイルパンを外しますのでとりあえず上抜きでATFを抜き取ります。



オイルパンを取り外し、中も確認しますが状態はいいようです。



ニュートラルセーフティスイッチを取り外してシャフトの根元を確認しますがやはり出てきてるようです。



このシャフトの根元にオイルシール使っています。

専用工具がありますので外側から交換できるのですが、当方C、Kシリーズは94年までのシャフトが短いタイプのものしか持っていません。

C,Kシリーズは88年から94年がショートシャフト、95年から99年がロングシャフトです。パッセンジャーカーやエクスプレス等は年式違いがあるので注意が必要です。



↑ショートシャフト用オイルシールツールです。

これを使えはシャフトを抜き取らなくてもオイルシールの交換ができますが当方持ってないのでシャフトばらします。



ここまでバラせばオイルシール交換できます。



今度は組付けです。

この車両もオイルパンガスケットに液体ガスケット使ってありました。



オイルパンをきれいに掃除して、中に入ってるはずなのに入ってなかったマグネットを入れて、ネジもきれいにして組み終わりです。



ゆっくりATFのエア抜きして終了です。

漏れもキッチリ止まりました!!






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ユーコン 4L60E 組み立て続きです。

2024-10-09 18:46:41 | 日記
U氏所有のユーコン、オートマ続きです。

リアクションサンシェルのスプラインがちぎれていたところまでは前回書きました。

3-4クラッチも限界突破しています。



このミッションは3速と4速同じクラッチを使用します。

インプットハウジングの中に焦げたクラッチが痕跡を残します。



インプットシャフトのテフロンシールは取り外し



新品のシールにしていきます。

新品は入れるときに伸びてしまいますのでリサイザーでチジめます。



クラッチのクリアランスをシックネスゲージで測りながら調整して



インプット側はおわりです。

オイルポンプも全部分解して中の消耗品、ブッシュ等交換します



新しいブッシュがまっすぐ入ってるか治具を使って確認します。



オイルポンプ組み終わったらベーンポンプがスムーズに回るか確認です。



ここまで来ましたらインプット側のオイルポンプ、インプットハウジングASSY,リバースインプットドラムを卓上で仮組みして、低圧のエアーで各クラッチの作動を確認します。



1-2アキュームレーターのスプリングも折れてますので交換して



はしょりましたが終了です。



ケースの外側もざっと掃除して



終了です。

あとは車体を持ち上げた状態でゆっくりATFのエア抜きをしていきます。

エアが抜けたら1速→2速→3速→4速と確認していきオイル漏れもチェックします。

大丈夫ですので下道の試運転から広島高速の試運転してロックアップも確認



ユーコンは終了いたしました。

次はサバーバンATF漏れ修理です。


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ユーコン オートマ続きです

2024-10-05 19:13:07 | 日記
トランスミッションを降ろしましたユーコン続きです。

オートマに限ったことではありませんが、部品の分解はとても重要です。

今回も不具合があっての修理ですからどこかが壊れていることは間違いありません。

経験上大体どこが壊れているかは予想済みですが一つ一つ確認しながら慎重に分解していきます。



組付けるときのシムを選ぶ参考にするためシャフトの遊びを測定します。

ここが指定値を超えている場合間違いなくスラストベアリングかハードパーツに不具合があります。

ここで一つ!!

サンデーメカニックでもスキルと道具があればオートマのフィルター交換くらいやってみようという方もいらっしゃるかとおもいます。

700R4や4L60Eの場合サーボの下にポートがあります。



今回は大丈夫ですが液体パッキンを塗りすぎるとポートを塞いでしまいます。

TH350でしたら液体パッキンはマストですが4速モデルは液体ガスケットは塗らなくても大丈夫です。(塗るとしてもすごく薄くて大丈夫)



トランスミッションの中身を取り出して各部確認していきます。

プラネタリーギア等ハードパーツは洗浄して再使用します。



シックネスゲージでクリアランスを確認



リアクションサンシェルの根元はちぎれていました。

明日も続きです。

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セルモーター不良とハイエースブレーキ鳴きからのユーコンです。

2024-10-04 19:35:31 | 日記
先日お客様のミニキャブ、セルモーター故障から修理させていただきましたが今度は自社の代車bBがセルモーター不調が出ました。



まだ何度かに一度セルが回らないくらいですが、出先でエンジンかからなくなると困るので交換します。



エンジン裏側についていますスターターモーターを交換して終了です。



14万キロお疲れさまでした。


200系ハイエースのAさま、ブレーキ鳴きがひどくなってきましたのでシューとホイールシリンダキット交換です。



これでだめならドラムも研磨ですね。


U氏所有のユーコン、オートマの修理です。



3速で滑るとの事でご自分でオイルパン外してバルブボディー周りをリフレッシュしてみましたが改善しないとの事で入庫いただきました。

バルブボディーやオートマは皆さんブラックボックスのイメージでなかなか自分ではバラさないですがU氏はすごいです!!

もちろんきちんと組まれていました。

まずはATFを抜き取って





トランスファーを降ろします。



エキゾーストパイプも外してずらし



ミッション降ります



この後各部測定しながらばらしていきます。



年のせいか、ミッション降ろすのも時間がかかるようになったかなぁ、、、、、、、ここまででネジ折れ無し!!これは奇跡(笑)

次回、オーバーホールしていきます。

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