Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

色々です。

2012-09-15 00:21:09 | インポート

当方車屋ですので当たり前ですが色々やってます。

まずはプログレのタイミングベルト交換です。

エンジンの内部のことですが、エンジンはクランクシャフト2回転の間にカムシャフトが1回転します。

そのタイミングを崩さないようにまわすためにタイミングベルトというものを使っています。

「ベルト」はゴム製ですので10年もしくは10万キロで交換するようメーカーが指定しています。

このプログレも10万キロ越えましたので交換です。

ベルトのかかってる一番下がクランク、上の大きい二つがカムシャフトです。(ツインカムなので二つあります)

1番上死点を出してベルトを交換します。

ベルト交換と一緒にウォーターポンプも交換です。

真ん中辺りの綺麗な部品がウォーターポンプです。

写真で分かると思いますがウォーターポンプはタイミングベルトの奥にありますので、タイミングベルトとウォーターポンプはセットで交換することがお勧めです。

 

ヘッドライトも黄ばんでますのできれいにします。

このようになるものが多いですがここが綺麗だと車が綺麗に見えますのでお勧めさせていただいてます。

600番の耐水ペーパーから徐々に磨いていきます。

最後はコーティング剤で仕上げます。

良いですね!!

エンジンのほうも確認OKですので納車です。

 

続いて尾道市H氏所有のエスカです。

オートマのギアの位置が調整不良でたまにパーキングに入らなくなります。

チェックするとインヒビタスイッチの不具合を見つけました。

あらかじめ部品を取り寄せておき、入庫いただいたのですがチェンジワイヤーの不具合も見つけてしまいました。

今度ばらしたときに画像アップしますがワイヤーのブーツの中のプラスチックの鞘が割れています。

ですので、変速させるときに不具合が出てしまいます。

せっかく遠くからお持ちいただいたのに全部終わらずに申し訳ないです。

こちらは部品を発注して後日修理とさせていただきます。

 

続いて岡山のN氏 タホのエアコン修理です。

以前水漏れで修理させていただきましたが、今回はエアコンです。

このタイプはドライバーの先で指しています継ぎ目から漏れるものが多いですね。

今回もここからの漏れです。

こうなってしまったらクーラーコンプレッサーの交換になってしまいます。

Oリングもすべて新品交換。

コンプレッサーオイルを塗ってつけていきます。

クーラーガスも全部抜きますのでチャージバルブやバルブコアも交換します。

ここがもれている車多いですので、クーラー修理の際は交換したほうが良いですよ。

ガスを入れた後でここの漏れに気づいたらまたガスを抜くようですので二度手間になってしまいます。

すべての部品を組み付けたら真空ポンプで真空引きです。

クーラーラインを真空にすることで水分が混じらないようにします。

30分ほど真空引きした後で15分ほど放置。

どこかからエアを吸っていないのを確認→ガスチャージです。

いつもどおり、吹き出し口に温度計を突っ込みながらメーカー指定量をチャージしていきます。

9度です。

十分ですね!

最後にもう一度石鹸水にてガス漏れがないか確認です。

蛍光剤で漏れを確認するのもいいのですが、組み付け初期の少しのガス漏れにはこちらのほうが見つけやすいです。

もれもないようですので終了、お客さまにお渡しです。

 

バタバタしていますが次ぎ行きますよ!

明日からはbBの納車整備です。


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