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日々是”口実”2

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メトロノーム修理

2008年02月13日 | 家のDIY
 別に家のDIYじゃないけど、↑このカテゴリで・・・(笑)

 以前から特にジャズバンドの楽譜を見ながら運指練習をする時に「メトロノームが欲しいな」って思ってました。

 これまで、足でタンタンタンタンと主に4拍子を踏みながら、音符どおりに
「♪タ ウン タン ウン ウタッ」等と口で唄いながら指を動かしていたのですが、少々複雑な音符構成になると、口と手は一緒に動いてるのですが、足(拍子)がずれてきて・・・よくわからなくなることも多かったんです。何しろ、楽譜を読むのは苦手ですから(笑)

 で、職場で「メトロノーム欲しいがってね~」って話してたら、同僚が
「子供の頃にピアノで使ってたのがあるかも知れんので、実家にあったらあげるで~」ってことで・・・。

 最近の電子式のメトロノームは確かにコンパクトだけど、実際に揃って演奏する時は、メトロノームなんて使わないので、家で楽譜を読む時の補助と家でのサックス練習に使いたいと思い、出来れば動きも見える振り子式を・・・と思ってたので凄くラッキーな話でした。

 で、同僚によると実家を探し回ってもらった(笑)結果、
「見つかったけど動かんかった。直せそうな気もするけど、直すならあげる」ってことで、今日、頂きました。

 外観は凄くきれいで、本体も落ち着いた色。これが白だったら、経年で黄色くなってたりするんですよね~。

 子供の頃、友達の家に遊びに行くと、姉さんや妹がいる、あるいは本人が女子のお宅の、2人に1人位の割合で、アップライトのピアノがありその上に、この手のメトロノームがありました。

 大抵のお宅では、何故かピンクや薄いブルー等のフルカバーがかかり(笑)数年後には上に花瓶が乗り、椅子は別で使われて(爆)、挙句には邪魔で高い運搬費とともに二束三文で売られて(泣)ましたよね(汗)


 私もピアノを習いたくて、親に頼んだ時、
「お前は男の子だから・・・」
という一言に妙に納得して1回で諦めた記憶があります。
たしかに男で習っている子は、うちのような田舎ではほとんど居なかったし・・・。
でも、今にして思えば、凄く理不尽な理由の「ダメだし」ですよね~。


 ということで、先ほど修理をしてみました。
 「動かない」理由は、大体想像がついてましたので、事前に同僚に
「もしかしてゼンマイを巻きっぱなしで何年も使ってないこと無い?」って聞くと、
そのとおり!」っていうお返事が・・・。
 まあ、1回1回ゼンマイが緩んでしまうまで使ってから保管する人の方が珍しいですよね。

 で、事前に予想した「動かない」理由は、
 ①ゼンマイが巻きっぱなしのままで錆びて固着している。
 ②当初の潤滑油が古くなって固まり、回転軸部の動きが悪くなっている。
の2つ。
 もし①ならば復活は難しいだろうけど、②ならば直せると踏みました。

 そこで、用意したのは・・・

1.りんごが入ってた段ボール箱
 家の中でスプレー系の作業する時は蓋の部分を立てて散らないようにします
2.パーツクリーナー
 古い油分を取り去るために使用します。灯油で洗浄する手もありますが今、灯油が高いので、ガレージにあったクリーナーです。
3.潤滑油(定番のCRC5-56)
 新しく使う潤滑油です。もちろんミシン油等もGOODですが、ガレージにあったので・・・
4.精密ドライバー
5.ウェス(→着古した肌着です)
 油のふき取りなどに使います。


 で、早速、裏蓋を外し、ねじを外して中身を確認!
 中にもほとんど埃が入ることなく、凄くきれいでしたので、きっと大事に保管してたんだと思います。

 で、本来なら、外せるものは全て外した方が洗浄などの作業性は上がるのですが、何しろ、テンポ(タイミング)をとる機械ですから、組み付け具合でこれらが狂うのも嫌なので、極力パーツを外さずに直すことにしました

 まずはゼンマイの確認。きっちり巻かれているので内側はわかりませんが、錆び付いてはいないようで、とりあえず「直せる」と判断。
 そのままの状態でパーツクリーナーを使って古い油を出来るだけ除去します。


 その後、潤滑油を吹いてみたのですが、さすがに巻かれたままのゼンマイは、それが癖になってるのか、なかなか自力で戻ってきません。
 というわけで、約30分ほどかけて振り子を手で動かしながら、もう一方の手で歯車(ギア)を戻してゼンマイを緩めきる作業を地道に続けました。

 で、緩めきったところでゼンマイを出来る範囲で引っ張り出し、固着した油分をウェスで取り除いてから、再度、潤滑油をまんべんなく吹きつけ、何度か振り子を振らせる作業をした結果、なんとか自力で動くように・・・

 左右に振れるときにタンタンと同じリズムじゃなく、タッタタッタとスウィング調のリズムを刻んでたことから(こっちが自分にとっては良かったかも(爆))、油分が一方だけ粘ついていたのをウェスで取り除き組み付け。

 テンポ120と60を腕時計で確認し、修理完了!というわけで修理代ゼロ。1時間程度の作業でした。

写りは悪いけど、ちゃんと動いてますよ!”チーン”もバッチリです。

 ということで、
きちんと動くようになったでぇ!
凄く状態が良いのをありがとう!
To Ms.Y 

 ちなみに、週刊MMSの第3号が今日発売になりました。もちろん購入済ですが、今日はまだやれてません。いよいよ、今週から楽譜(音符入力)に入るようですが、それはまた後日!!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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PCの件こちらへ書きます。 (やまてっく)
2008-02-14 10:26:16
1.チリチリ音がどこかということを突き止めないとなんとも分かんないですね。
HDだと大変なことですね。あとは、ファンなどのベアリング周りってのもあり得ます。(電源、ケースファン)
Windowsのスクリーンセーバの設定で一定時間経ったらHDの回転を止めることができるので、これで強制的に
HDを止めて音を確認してください。

2と3.DVDのリップは1台づつでもエラー起きますか?また、どちらか片側でおきるとか?ならばドライブの故障も考えられます。
個人的には、スパイウエアなどの常駐が多く入ってるためではないかと思ったりしてます。
とりあえず、SpybotやAdawareなどのフリーのスパイウエア駆除ソフトを動かしてみてください。これで解決できるかも。
あと、リップの時だけウイルス対策ソフトを停止してみてくださいな。変化あります?
返信する
>やまてっくさん (twinspapa)
2008-02-14 21:52:21
メールまで頂きありがとうございます。
週末にでもゆっくり試してみますね!
返信する
こんばんは (B田中)
2009-03-12 22:45:00
Googleで「メトロノーム 修理」
で検索してジャンプしてきました。

色違いですが、私のメトロノームは紺色で、
中古で買ったのですが、ネットやお店を回っても同じものは置いておらず、あぁ珍しいものなのかなぁと思っていたらここにあり、とても驚いている次第です。

先日高さ1メートルくらいの塀からそのメトロノームを落としてしまい、
チーンはおろか、きちんと振り子が振れていません。
自分で直せるなんて凄いです!!
私も少し挑戦してみようと思っています。
返信する
>B田中さん (twinspapa)
2009-03-14 23:26:59
お返事遅くなりました。ようこそです!
いやあ、お役に立てて?幸いです(笑)

このメトロノームは、かなりの年数が経ってると思いますので現存してるだけでも珍しいかも知れませんね。
とはいえ、振り子式は今でも売られてて、これが結構なお値段のようですね。さっき、ネットで見てビックリしました・・・。

電子式は安くしかもコンパクトでいいのですが、私は”カッコン カッコン"でいうあのなんとも言えない振り子式の音に癒されます(笑)

一応、精密機械(?)ですから落ちたときに、どこかが曲がったとかでしたら、きちんとテンポを刻むまでに直すのは難しいかもしれませんが、構造はシンプルですから是非とも頑張って直して下さい!

またのお越しを・・・
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