TVディレクターの創業ブログ

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岐路に立つテレビ業界

2015-02-25 10:08:41 | テレビ局
おはようございます、TVディレクターのテレビ坊やです。
本日はおこしいただきありがとうございます。

最近テレビ番組制作における不祥事がよく取沙汰されています

原因はいろいろとあるとあると思います。
僕が現場にいて思うのは、スタッフの寝ずの働く過剰労働、新人ADへの裏付け取材の押しつけ等も目につきます。
番組制作の予算がカットされるなか、人材は不足して少ない人間に大きな負担が強いられています。

・・・と、こういったことはいいわけにはなりません。

影響力のある公共電波を利用させていただいている以上、内容が濃くしっかりと裏付けされたものを提供する義務が我々にはあります。

給料あげろ!休みをくれ!
といっても会社としては仕事を回さなくてはいけないので受け入れることもできません。

悪循環です・・・

スタッフ全員バリバリに働いていても単発の安い番組ではやっていけず、実際に倒産する制作会社が続出しています。
独占事業によって提示された視聴率をもとに計る人気枠と番組予算。
さらにはインターネット業界の拡大でテレビマーケットは年々小さくなっています。

いま、テレビは岐路に立っていると思います。
このままではテレビは生き残れない。
テレビ存亡をかけた事業改革を、各社考えなければいけないのかもしれません。



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