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秋田から発信されるアグレッシブインラインスケートのブログです!!

平成最後の年はステキですか?

2019年01月14日 | 日記

素晴らしい事に2019年が開幕だ。
来年は我が日本でオリムピックが開催されスケートボードの種目が追加されるにもかかわらず、このスケート人口は・・・・
ぶっちゃけ我らがイソライソスケッタの人口は壊滅レベルなのはわかるが、スケボーすらやる人がいなくなってる現実。
当然お正月の南郷スケートパークも閑古鳥だ。
ついでに雪も残ってるし!!


誰もいないと言いつつ、そんな悲しいボクに付き合ってくれるのは南郷パークの支配人、ハブたんだ。
なんというかまさに「付き合ってくれる」ってのは本当で、ボクが来そうな日付を予想して付き合うために来てくれる、って感じなのだ。
身も蓋もない事を言えば「お情け」であり、そのお情けをくれるハブたんは優しくて義理堅いと思うのだ。

たまにしかスケートしないハブたんだが、ちゃんと新しい事に挑戦してるんだよね。
バックサイドフルトークtoソウル。ボクとは逆の順番のコンビネーションだ。


マネしてみる。
出来そうで出来なそうな微妙な難しさ。
横から繋げる技ってボク的には苦手なんだよね。だって横って滑るじゃん?
ただ練習すれば出来ない事もないような気がする。
グラインドはコレクションだからね。技を増やすってのがとても楽しい遊びなのだ。
グラインドこれくしょん。グラこれ。始まります!


カインドからのバックサイドフルトーク。
これも参考になりそう!


ポンtoカインドtoBSフルトーク。
まあ下の動画見ればわかるけどこれで成功できてるとか言うのは恥ずかしい。
が、鍛錬すれば習得できそうな感じはする。3トリックを手に入れられそうだ。

やっぱスケーター同士がいれば上達できる。
あるプロスケーターは一人でもコツコツ練習してプロになれた、という人もいる。
だけどやっぱり絶対スケーターってのは誰かと一緒の方が俄然レベルアップできると思うんだよな。
何より相手のスケーターからヒントがいっぱいもらえる。この差はとてもデカいと思うのだ。
だからこそやっぱりスケーターとの出会いは欠かせないんだよね。
ああ今年こそはスケーター同士でいっぱい滑りたい!!



今年の夏はとても暑かったですね☆

2018年08月14日 | 日記

南郷パークのエントリー&受けクォーターがリニューアルした。
元々完全に崩壊していて、使い物にならない状態だったんだよね。
それをハブたんと大将たんが作り直してくれたのだ。素晴らしい!!!
やはり新しいのはスバラシイ!!!ぜひみんなも来て使うべし!!!



こんなバラスィーパークなのにいつ来ても誰もいない・・・
そして今日は8月14日。ドボン休みだ。先祖も帰ってくる日だ。
先祖は帰ってきても生きてる人は誰も帰って来ないのだ。どおいう事だ。
しかしハブたんは帰って来た。帰るのなにも地元の人なのだが。なにはともあれ来てくれたのだ。
そして来てくれたハブたんはなんかパワアプしてる。あれこんなにチャレンジャーだっけ?

段差カーブを積極的に攻めてる。バラシー!!
段差を使ったバックサイドフルトークtoソウルだ。



ハブたんが頑張っててボクが頑張らないわけにはいかない。俺も!段差を!攻めるのだ!!!!
ボクが段差を下るにはトップポンスタかソウルってとこだ。が、そればっかりじゃ面白くない。
今回はこっち側でバックフルトクと行きたい。
ってフルトクで段差を下るにはこっち側から行くしかないのだ。ボクには。
こちらはアングルなのでちとムズイ。ってよりレールだけじゃなくちゃんとカドでもバックフルトク通してみたかったし。

カドでフルトクはちょっと慣れが必要だけど、変にビビらなければ結構イケる。
段差下りは・・・・またコンドだな!!!!!!!



3トリックの新たな可能性。
ポンtoカインドtoソウルだ。
だ、とか言ってるが成功してるわけではない。カインドからソウルに繋げられればかなりキマるはずだ。
当然ソウルに繋げるのが難しい。惜しい所まで来てるとは思うんだが・・・・

だがハブたんに言わせると「遅い」。
確かにコンビネーションは繋げてナンボではあるが、遅いとヘボいのだ。
事実ハブたんのコンビネーションとボクのコンビネーションとではスピードが違う。
ならばと自分のできる範囲でスピードを上げてみても、それでもハブたんより遅いのだ。これも今後の課題だな。



最近の悩みと言えばアリソウだ。決まらなくなった。
集中力マージン法とかホザいてみたが、マージン法をやるようになってからアリソウが決まらなくなってきたのだ。
一つ技を手に入れれば二つ技が逃げて行くってのもよくある事だな。

クォーターでは変わらずやれるのだが・・・



カーブでは全然ダメ。
まず見えない。乗ってもスッポ抜ける。
それと怖い。
怖いってのは未知な要素があるから体が拒否してるって事なんだよな。
だから根本的に何かが抜けてしまってるんだと思う。
クォーターとの最大の違いは、カーブでは体を半回転しながらジャンプして決めなければいけないトコ。
そう、マージン法では対処しきれないのだ。2つ以上の要素が絡んでるからな。一つに集中できない。
実際アリウープの難しさはそこにある。アリポンも決まらなくなった。
こっちも練習して取り戻さなくては!!



名付けて!!マーz

2018年03月17日 | 日記

やあ、おひさ。
本当にひさしぶりだと思う人もいるだろう。
っていうか自虐でもなんでもなく、本心で思うんだが、ひさしぶりとか思う人は稀で、ここを見ている人はもういないと思ってしまうのだが。
動画も日記も半年以上放置してしまった。
なんという怠慢。なんという怠惰。東北を代表するスケートサイト(言っちゃった★テヘッ((´∀`*)))を自覚しながら半年も放置するとは切腹モノだ。

これには理由がある。ぶっちゃけメンド前回のイベントのフリをしたイベントから、実質誰とも滑ってない事、自身のスキルアップがほとんど無かった事が原因にある。
もちろんボク自身は少なくても二週に一回は滑ってる。だが、つまり要するにネタが無かったのだ。
正月も誰か来てるべ?と南郷に来てみたが非常に!!カナシイコトに!!雪降ってて滑れなかったり!!と不運も手伝ってくれたのだ!!
いや結構マジな話雪無くても誰も来なかったかもしれないが・・・


ボク的に比較的安定する横乗りはロイヤルではなくバックサイドフルトークだ。
ちゃんと芯に乗れれば貫通は容易だ。


それを応用すればトークスライドも難しい技ではない。
要はバックトークを前足のみで行えばよい。思ったより抜けにくく詰まりやすくもない。
進行方向にトークスポットが押し付けられるので勝手に足が倒れてくれるからだ。バックスライド(ロイヤルを片足のみで)ではこうもいくまい。

ってもボクの場合は体が正面を向いてるため、どうしてもマキオに見えてしまう。
じゃあ体を横に向ければいいじゃん?と思うだろうがこれが難しい。
まあとりあえず足だけはトースラの姿勢を取れるって事で。
これはある意味バックフルトークよりも簡単だったりする。

なぜか?簡単だ。片足のみに集中すればいいから。
片足のみで滑るという事はもの凄いバランス感覚で滑ってるかのように思えるがちょっと違う。
片足だけに集中すればいいから他を気にしなくてもいいのだ。

やり方としてはレールガン見→右足のトークスポットをレールに着地させる事に集中しつつジャンプ→わりと高めの姿勢で乗る事を意識する。

これが決まればまず決まる。


これを応用すれば他の技も安定できる。
先に紹介したバックサイドフルトークだが、「トークスライド+後ろ足を添える」つもりでやればより容易に、より安定したバックサイドフルトークが手に入る。
つまり「片足でできるんだから両足の横乗りなんか楽勝でしょ?」って考え方だ。


バックスライドは難しいが・・・・


バックスライドに前足を添えればロイヤルなんか簡単!!だ。

ボクはこれを「片足マージン法」と名付ける。
上手い人、センスのある人、運動神経がある人ならば色々な所を気を配りながらグラインドを安定させスタイルを出す事もできるだろう。
ではそうではない人間はどうすればいいか?そう!集中力のマージンを片足のみに集中するのだ。人間の集中力には限界がある。集中力にも人それぞれのキャパシティがあるのだ。
両足で乗る技も実は軸足のみが乗ってれば片足はわりとテケトーでも乗れてしまう。

カメラで撮られてると途端に技が成功しなくなる人がいるだろう?あれも集中力をカメラに奪われているからだ。
つまり集中力を意図的にコントロールできれば歪ながらも技は成功しやすくなる。


これは正体不明の異星人・ネウロイと日々戦っているウィッチーズでも語られる程基本的な事なのだ。
ウィッチーズとしては魔力が少ない主人公・雁淵ひかりは隊の最終試験として時計塔に自力で登る事を要求され、両手足を魔力で磁石のように吸い付かせ塔を登るが・・・
しかし魔力の貯蔵量が少ない彼女は途中で魔力が尽き何度も落ちてしまう。
そんな彼女が取った手段は・・・・足に魔力を送るのをやめ、片手づつに魔力を集中させ魔力の消耗を抑え腕だけで見事塔を登り切ったのだ。
あのウィッチーズ(魔女)でさえそのような方法を用いる事があるのだ。
ならば常人である我々にもそれは通用するはずだ!ウィッチに不可能は無い!!!


やはり片足グラインドにはグラブは欠かせないが、やろうとすれば当然難しくなる。これも先に言った集中力マージンが割かれてしまうからだ。
グラブは足を畳んで手で掴む分、相当姿勢に気を使わないとできない。実際これもグラブというよりタッチしてるだけだ。掴もうとしてるけど掴めない。


片足マージン法では片足のみに集中しすぎるため、ミズなどの後ろ足にも気を配る必要のある技はダサくなってしまうと思う。
もっともボクは元々ミズが苦手なのだが・・・・


バックサイドユニティもトークスライドベースにやれば比較的やりやすい。
トースラの足に前足を裏返して追加する感覚だ。
だがこれも前足を上手くレールに乗せるのが難しい。
そもそも足を交差させてレールに両足乗せるって難しくないですか?


エアも片足マージンでイケる。抜き足の左足に集中、Rを全て左足で抜け切る感覚だ。
基本、エアは「後ろ足でRを抜く」感覚で飛ぶと高く飛べる。


ポーンスターtoカインド。
コンビネーション、こいつもマージン法でイケる。
ポンスタはボクの十八番技である。つまり単体の技としては余裕があり他に集中力を割ける。
だからポンならば他の技にも繋げやすい。ソウル足に集中し、次の技に繋げる余裕を持つ。次にカインドを持ってくれば中々面白いコンビネーションになると思う。


ふっふっふ・・・この集中力マージン法があれば俺は無敵になれる!!!
・・・と、調子コイたら次回はそうでもなかった。その日調子が良くてもやっぱそれだけを頼りにしてもダメなんだよね・・・
その日は何か他の要素が偶然に加わって上手く行ってただけで、実際はそれだけで上手く行ってたわけではないようなのだ。
ええ、やはりスケート道の道は遠いようだ・・・



大会に見せかけたアレなイベント

2017年06月11日 | 日記

今日はイベントの日!!
年に一度の宮城南郷の役場のイベント・田園フェスティバルの便乗イベントとして、スケボー・イソラインスケイトオのイベントをやってしまうのだ!!
イベント、と言ってはいるが、実の所デモやコンテストをやるでもなく、「なんとなくイベントっぽくフリをしつつ実は何もやらない」という「イベントのフリのイベント」だったりする。
要するにみんな集まって楽しく滑ろう!!だ。それだけ。それだけなんだけど、大会でも大会で順位を付けるのはそれは楽しいが、実の所普段会わないようなスケーターが集まってワイワイやるのが大会の一番の楽しみだったりする。
コンテストってのはジャッジする人間、景品などの準備が必要で、そおいうのメドイよね?だから大会のフリをする事により、最小限の準備で大会っぽい雰囲気を出し大会のおいしい部分だけを味わうのだ☆


わざわざ変顔で映るって事はそれをアップしろって事だよな?タカパチ君?



パークの管理者でありイベントの主催者でもあるハブたん。
主催者であるためコンテストでは出場を自粛しているが、イベントのフリのイベントではその限りではない。結構ハリキリギミ。
普段やらないインバートなんかをしたり。遠目だとミラーフリップに見えたが後で確認してみたらインバートだった★
インバートはプラットホームで行うものだが、これはわりと練習向け?のR内での動作だ。



ハブたんのイベントでは欠かさず参加してくれる宮城出身のタケダプロ。
千葉在住?なのにわざわざ来てくれるってのは有り難い事だ。
写真はなぜか本人が納得していないトップソウル。タケプはトップ系をごく普通に簡単そうに決められるスキルを持っている。



アリトップアシッド。
アリトップもかなりの確率で決められるのもプロの仕事だ♪


ハブたんのフェイキー270ロイヤル。
こちらも普段中々見る事がない技だ。



奇行を繰り返すアダッチー。初顔だ。ブライアン・アラゴンっぽいイケメソだ。
いや前回も来てたんだが技らしい技をやってなかったので(撮影できなかった)紹介できなかったのだ。
シンタソが連れてきた若いコ。ボクの車をカコイイ言ってくれて「乗ってもいいよ★」と応えたが考えてみたらまだ未成年だった★
前回は足を痛めてたようでまともに滑ってなかったが今回は無事に?滑れてたので初登場となった。
代わりにシンタソがイベント中に怪我をしてしまったようで今回は登場してません♪



アダッチーはアイス出身のようでトリッキーな滑りはお手の物だ。
アイススケーターと言えば春のアイス・スラローマーの超絶テクニックを覚えてるだけにある意味トラウマだ。
あんな滑りをする連中の仲間だけに、アグレッシブなんぞすぐにマヌターしてしまいそうだ・・・
ちなみにアグレッシブはまだまだ始めたばかりのようでグラインドもロイヤルがやっと?って感じ。



ファンボックスでのサブロクはいかにもアイス出身って感じの回り方。
これからもっと上手くなりそうだけど問題は続けてくれるか・・・だ。
まだ車は持てないから南郷でご一緒するのはシタソ次第だな。



イベントに備えてハブたんはファンボックスのRを新造してくれたが、これがなんとも使い辛い。
広いスケーターに合わせてRをゆるい仕様にしたようだけど、Rがゆるいって事は高さが出ずに遠くに飛んでしまうということ。
それはスピードを出せば出すほど遠くに飛んでしまうわけで、ある意味きついRより危険って事になる。
ボクもどうも上手く使えなくてとっても悩み気味。テクニックで高く飛べるように使えるのかもしれなけど、どうしても遠くに行ってしまう。
きついRを高さではなく遠くに飛ぶのは簡単だ。Rの途中で蹴って離陸してしまえばいい。
つまりきついRは高さも距離もコントロールできるって事だ。
一方ゆるいRでは遠くに飛べても高さを出すができなくなってしまうのだ。いや、方法があるのか?あるのか?

結局新造と旧造を並べて選べる仕様で飛ばせる事に。
ゆるいRをいかに飛ぶか?ってのもある意味課題なので使いこなす必要もあるかもしれない。




「ロイヤル一筋」らしいタカパチキュンに無理矢理バックサイドフルトークをやらせてみた☆
やはりタカパは筋がいい。一筋だけに♪
「コエー」と本人は言うが何が怖いというのだ?ちゃんとできてるではないか?
ボクはロイヤルは難しい技だと思う。初心者技と言われてるが安定させるのが難しいからだ。
バックトークは慣れれば比較的簡単で安定する技だ。こちらもマヌターしてほしい。
あとソウル系も楽なのでなんか身に付けてほしいな♪



ボクのトークスライド。
グラブするとなると難しいが、グラブしなければトークスライドは結構簡単だ。
片足の横滑りというと凄まじく難しく危険、と思い込んでる人も少なくないが、実はトークスライドはかなり簡単な部類に入る技だ。
要はバックサイドフルトークを片足でやってしまえばいい。そんな事はわかってる、と言われそうだが事実それだけでトークスライドは成功する。
バランスを超シビアに取ってるように見えるかもしれないが、やってしまえば自動的にバランスが取れる。不思議な事に。
昔昔、山形スケーターケソタが同じくトースラをやってて「やっぱケソタだからやれるんだろうなあ」と思ってたが、いざ自分がやってみると「ああそおいう事だった」んだな、と。
ボク的に短距離をかけ逃げするのは「できる」とは言わないので通すのが基本。
今後の課題はグラブだな。グラブしようとすると途端に難しくなるんだよなあ。



最近成功の兆しが見えてきたモヒカンでのバックトークの通し。
これもボクの憧れの一つ。
どうしても体が正面を向いてしまうボクのクセをどうにかするのが課題だ。



これはボクの憧れの一つ、3トリック。ポンスタtoロイヤルtoアリトップソウル。
ロイヤルが外れてるし・・・アリトップソウルも外れてるし・・・・
しかし一応それっぽい形になってきたのは暁光だ。以前は形にすらなってなかったからな。
ここ数年はスケートに進展がなく、「もう自分には伸び代はないのかな・・・」と諦めかけてたので最近の伸びはかなり嬉しい。なんだまだまだ伸びる余地はあるじゃん?と。



今回のイベントには仙台の伝説的スケーター、ノブたんも参加。
ノブりんは宮城を代表するスケーターだ。公式大会でも入賞できる程の実力を持ったスケーターと言っても過言ではない。
ベテランスケーターだけにどうしても硬派に見えてしまうし、実際口数も多い人ではない。ってよりこちら側がどうしても同じ目線で接する事ができないんだよな。
でもイベントだとハリキルしいつもと違う技もやってくれる。エアもコークスクリューやったり☆
なんかそこんとこが妙にカワユク見えてしまうのだ。



ノブりんが一線を隔すのはそのスピードだ。とにかくグラインドが速い。
平均の1.5倍はあろうかと思うスピードなのだ。それとトップ系はガッチリとした安定したスタイル。
このスピードでコンビネーションを決めてしまうのだからさらに凄い。
ノブたんなら3トリックもやれると思うんだけど、それはここでは難しいかもしれない。
ノブたんのスピードでは3トリックやれる距離が短いのだ。ここのボックスはかなり長いのだがノブたんには短いボックスなのかもしれないな。
じゃあスピード落として入ればいいじゃん?と思う所だがノブりんにその選択肢は。無い。




これはバックスライドからのアリソウ?からのアリトップソウルか?
バックスライドから一瞬でアリソウを決めてるように見えるしワンツー乗りにも見えるし3トリックにカウントするべきか迷う所。
しかしよくこの速度でグラインド決められるよなあ。




春はセクション作りの季節

2017年05月20日 | 日記

ボクが地元で使ってるカーブボックス。
自分で作り自分のためだけのカーブボックスである。あった。
ご覧の通り、とてもロボい。
事実これはボクがスケートを始めてから半年ぐらいで作ったものであり。
なんと15年は経っている。
・・・・とか言うと野ざらしのこの木箱が15年も維持できるわけがない!!とお思いの方が多数いると思いますが、
「最初に作った箇所」と言うべきだろうか?
長年使ってるうちに補修や追加などで姿を変えつつ、15年以上を生きてきた箱なのだ。
実際半分以上は最初の材料は残ってはいない。逆に言うと半分は最初の材料は残ってたのだ。
セクション作りを経験した人ならばわかると思うが、これは驚異的な寿命であり、本来ならばとっくに腐って朽ちててもおかしくはないのだ。

去年の秋には本当にベコベコであり、「もう限界だな・・・」って思ってた。
冬は越せないだろう・・・雪に潰されるだろう。いやむしろ解体する手間が省けるので潰されてくれ。って思ってた程だ。
だが春になり雪が溶けるとなんと、その姿を維持し続けてくれてたのだ。
なんという事だ。さすが俺。俺の作ったボックスだ。
試しに使ってみたら使えるには使えるが板がベリリと剥げてきた。
板を支える骨の部分が腐りきっていて、ビスが全く利いてないのだ。さすがに寿命だ。


実は去年の春もボックス一新を考えてたのだが、「まだもちそう・・・」と先延ばししてたのだ。
ボックスが寿命を迎えたのは年数によるところが大きいが、トドメを刺したのは「完全に密閉型に作ってしまった」事だ。
完全に箱型にし、どこにも隙間が無いように作ってしまったのだ。これがまずかった。
家にも「ひさし」があるように、建物には湿気を逃がす穴が必要なのだ。
それが無い箱故に、中は湿気ムンムソ。さらに雨が降れば中の水分も蒸発できなくなる。
なんとキノコの生えてきてしまったのだ!!!これはショックでしたよ!!!
しかもキノコが生えてきた箇所はわりと新しい箇所であり、湿度というのは木をあっという間に腐らせてしまうと実感したのだ。
見た目的にはキレイで丈夫そうでも、木全体が菌に侵されていてベコベコというか触るとムニョムニョしてたんだよな。

そんなわけでマイ箱を一から作り直す事にしたのでした。
解体はある意味簡単。ちょっと力を入れて板を引っ張るとメリメリ板が剥げてくる。
流石(りゅうせき)菌類。湿ったダンボールのような感触で簡単に箱がバラバラになってくる。
っていうかよくこんな状態でグラインドできたよ・・・・

そんなわけで今回は密閉箱ではなく、骨が見えるフレーム状のカーブボックスを作る事にしたのだ。
考えてみれば一から自分のセクションを作るのは15年以上ぶり。やっぱ15年以上って凄い。お疲れ、前のボックヌ。
今回のセクション構造は地元のスケボーダーの方達、っていうかスケボーショップが作ったボックスを参考にした。
っていうのも「え?こんな構造で大丈夫なの?」と思うような作りでも何年ももってたりと、セクション構造にも色々ある。
セクション自作に縁がない人はともかく、スケーターは滑りだけではなく、こおいうセクション製作も経験やスキルが蓄積されるもんなのだ。
そう、ジャンルが違うスケボー君達からも学べる事はいっぱいあるのだ。
簡単な設計図を書き、必要な材料・数・価格を割り出す。これらの生み出す作業はとてもめんどくさいがやりがいのある作業でもある。



ちなみにこれが今回参考にしたボックス。
支える足がまさに「足」であり、今までボクが使ってきた箱状のものとは違う。地面に触れてる部分が足しかないのだ。
こんな構造でも何年ももってるし雪に潰されない。
逆に地面に触れてる部分がこの細い足だけに、雨が降ってもすぐに乾くのだろう。当然湿気が篭もる事もない。
そう、ガッチリとした箱に作る事が丈夫に作る事ではないのだ。通気性ってとても大切。


そしてこれが完成した新ボックヌ。毎週毎日コツコツ作っておよそ3週間ぐらいかかったよ・・・・
自分でもビツクリ長期間。
「参考にした」とか言いつつパク参考にしたボックスよりずっと丈夫に作っちゃったよ・・・・
作ってるうちにどんどん欲が出てきちゃうんだよな・・・どうせ作るなら、今ちょっと手間を増やせばもっと丈夫に作れる・・・とか、
最初の予定からどんどん離れてきてしまった。
DIYを趣味とするタレントのヒロミ氏曰く
「プロってのは強度の限界がわかるからどれぐらいの物を作れば丁度良い、ってわかるんだけど素人はそれが解らないからプロより丈夫な物を作っちゃうんだよな」との事。
うん。確かに。だって丈夫に作るに越したことないからね。


骨や足を倍以上に入れて作った今回のボックスはとても剛性が高い。
ヘロヘロだった前のボックスの記憶があるからか、コンクリででもやってるかのような硬いグラインドの感触がする。
そしてコーピングの出っ張りは自分に厳しくするため、かなり抑えてある。トップ系はかなり寝かさないとダメになった。
ひさびさのセクション製作は楽しいものでした。これでまたスキルアップができる!!


時を同じくして南郷。どうもハブたんとシンパシーを感じるのか、彼もボックスを一新してたのだ。
こっちのボックスも限界だったからね。
今回のボックスは幅を狭くしてサブボックスと同じ幅にしたようだ。
だからサブボックスと組み合わせるととても長大なボックスになる。


やはり新しい箱はやりやすい。
ハブタソもご機嫌☆だ。
ってのもセクション作りを経験した人にしかわからないと思うんだけど、自分のため、もしくは自分のパークのため、に作ったセクションって完成するともの凄いカタルシスを感じるんだよ。
いわゆるDIYってやつの醍醐味だとは思うんだけど、この充実感というか満足感はたまらんのだ。


ボックスの他に新造されたセクションがある。
永らく欠落してたモヒカンを作ったのだ。
従来と同じ物を作ろうとしてたけど突然気が変わり、アングルの角度を変えたとの事。
普通のモヒカンはフラットとダウンの部分があるものなんだけど、今回のは山状になっている。
フラット部分はなく登りと降りが連続してると思えばいい。


タカパチキュンと久々のご対面。2年ぶりだろうか?
スケタは年一度会うかどうかの人とかザラなので一年会ってない所で全然ひさしぶり感が無かったりする。
ちなみに写真は全て嘘写真なのでシタソは安心してください☆


タカパはロイヤル一筋との事。確かに上手く行く時は安定してる。
しかし何か惜しい気がする。ロイヤルが、ではなく他の技もやってみればいいのに・・・って点で。
やはり大会は自分の持ってるカードをいかに有効に使えるかがポイントなわけで、さすがに一枚のカードでは限界がある。
タカパ・チキュンは初めから大会には出るつもりはないようだけれども、スケーターってある意味大会に出る事が「本番」って言えるような気がする。
だって「本番」で技を決める事って「練習の成果」でしょ?大会で技が決まるってのは普段の仲間内の滑りとはまた違った楽しさがあるし、なにより普段の練習のモチベーションになる。
うん。次は無理矢理バックサイドフルトークとかやらせよう。


新モヒカンはややクセが強い。やや、ね。
けど慣れるとかなりやりやすいね。高さとか角度とかイソライソ的には丁度いい感じ♪
スケボダはどうなんだろう?のっけから上手くやってたスケボダ君もいるしやはり慣れかな?


これまたスケタとしては2年ぶり?のシタソ。知らないうちに岩手から宮城に引っ越してたらしい。
近くなったわりには逆に来なくなったという・・・
シタソの凄い所はその場のノリ、テンションでヤバい事を始める事。
正直こおいうのはボク的には苦手。結構ブリジストン叩いて渡るタイプなので、勢いで新技・新要素に挑戦するってのは出来ない。
出来ないっていうかそれが普通であり、普通による普通のスケーターがボクなのだ。
ある意味シタソはプロ要素がある。プロがテンションだけでやってるわけではないが、常人には出来ないライド、つまり冒険要素はプロだからこそ出来るものだ。
それがシタソにはある。ある。が、


レールの登りとか怖くてボクにはリムですぅ~!!
最後はちょっと惜しい気もする。もっと勢いがあればボンと飛ばされるように見えるんだろうか?それとも物理的にこれが限界なのかな?