NPO 生活工房 つばさ・游

特定非営利活動法人 生活工房 つばさ・游、霜里農場主金子美登さんの活動の予定や報告をお知らせします。

3月霜里見学会

2010年03月20日 | 報告
3月13日(土)午後霜里農場見学会がありました。
農場主の金子さんの話が1時間

そのあと晴雲酒造の中山健太郎さんおはなしが30分
でした。
このあと、農場の見学に行きました。

2010年度ドゥコープ市民活動支援

2010年03月13日 | 報告
3/8 2010年度ドゥコープ市民活動支援金贈呈式があり
ました
今年、生活工房「つばさ・游」は20万円の助成が決定
http://www.pal.or.jp/do-coop/topics/2010/100301_1.html

総額250万円で9つの団体が選ばれました。
総評で「今回、120件程の応募があったため、1つの助成金額
を少なくして、たくさんの団体に支援した」との事でした。

また、その言葉の中で印象的だったのは
「みなさんの申請内容を読まさせて頂いて、ドゥコープとしての
審査基準を改めて、審査員で話し合い、先駆性故に、
形にはならないかも知れない実証的な案についても
支援すべきではないかという結論が出てきました」

生活工房が申請するのは、いつも先駆的なものばかり。
誰もやっていないからやりたい、という思いから申請しています。

今回支援頂く案件も、「農機具のSVO化」という日本の未来を
左右する内容です。

SVOとは、廃食油から作られるストレート ヴェジタブル オイルのことです。

日本の食糧自給率は40%あまり、
今の日本の農産物生産に農機具は必須
(今、鍬と鋤で農作業できるでしょうか?)
でも、その農機具の燃料は何?と問われれば「軽油=石油」
という事実が浮かび上がります。
では、石油の自給率は何%?
答えは0.2%ぐらいではないでしょうか

では、日本の食糧自給率って石油の自給率の上に立っている
ことになるのではないでしょうか

真の食糧自給率って何%?
今の食糧自給率って、砂の上の数字だよね。

農機具のSVO化って、つまり、廃食油を物理的処理
(遠心分離)して農機具のエネルギーにしようというもので
農機具の方をSVO対応にするものです。

実際に霜里農場の農機具はすべてSVO化されています。

農家さんが自分の農地で菜種などの採油植物を植えて
自分ちの農機具の燃料を自給しているのです。

石油の価格やドル、円に左右されない農業生産です。
「食」と「エネルギー」の地産地消です。

これって、今の日本に一番、重要なことだと考えます。

という事で、頂いた支援金で今年も、生活工房「つばさ・游」
がんばりま~~す

ドゥコープ生協さん、ありがとうございます。