goo blog サービス終了のお知らせ 

まちかた奮闘記

神奈川支部報「まちかた」に載らないニュースが満載?? 町方職人が元気に頑張っています。

「一万人の浜建労」への強い決意 浜建労大会

2007-05-28 22:49:19 | Weblog
「一万人の浜建労」への強い決意

■横浜建設労働組合第47回定期大会■ 2007/05/27



 浜建労本部は5月27日、伊勢山神宮前・市従会館で第47回定期大会を開き、2006年度の経過報告、決算報告、07年度の運動方針案、予算案を原案通り承認、採択し、新執行部を選出しました。

 新たに選出された執行部を代表して、菅原盛組合長は「一万人の浜建労」を実現させる強い決意を表明。また「諸要求を実現させるため、総力をあげる」と決議文が採択されました。

 菅原盛組合長は、「全建総連は70万を回復し、県連は5万5千人を突破。浜建労は1014名拡大して、史上最高の8608名となりました」と組織力の成果を強調したあと、「事業の低迷、6月からの増税、75歳からの後期高齢者保険制度など厳しい状況があるが、この秋の拡大、そして春の拡大と大いに頑張って跳ね返すしかない。一万人の浜建労をめざし、その力をもって県や市にぶつけていきたい」と訴えました。

 渡部三郎神建連書記長は、「建設業界と組合が定期懇談会をもって、共同歩調で行政にあたるというのは全国で初めて。ルール確立に大きな前進です」と浜建労の運動の成果を讃えました。また、来たる参院選では「私たちの願いをかなえるのはどこか?頑張ってくれる努力を見極め、応援する。これが(組合運動を)前進させる道」と呼びかけました。

 加藤義春書記長は、運動方針提案のなかで「労災や最低賃金を確保し、健康への保障をうける。これが生活を守る最低限の要求」といい、社会保障、労働安全、賃金対策など専門分野の経過報告にふれたあと、特に「国保予算要請ハガキは全員に出してもらいたい」「石綿は8件、労災認定を勝ち取った。本部に集中してサポートする」「賃金アンケートは回収を是非30%以上にしたい」「消費税反対運動を盛り上げたい」など具体的に話し、協力を求めました。


2年後に1万人集会を盛大に!!  神奈川支部が原動力となって

2007-05-22 00:21:43 | Weblog
2年後に1万人集会を盛大に!!  
神奈川支部が原動力となって

■神奈川支部第62回定期大会■ 2007/05/20
 晴天の5月20日、第62回横浜建設労働組合神奈川支部定期大会が横浜駅西口・ホテルコスモで開かれ、83名が参加、昨年度の経過報告の承認と向こう1年間の運動方針と予算、執行部人事を決めました。

 来賓として挨拶に立った田中副組合長は、神奈川支部の組織拡大の健闘を称えたあと、先の国会の改憲手続き法案成立を危惧し、「組合組織をフルに動かして、改憲を阻止しなければ私たちの生活は守れない」と強調しました。

 神奈川地区労連の沢田議長は税制の不都合をとりあげ、「政府のやりかたは老人に死ねと言んばかり。今、立ち上がらなければ権利も命も守れない」と政治を変えなければ、地域でいくら頑張っても”水の泡となる”と強く訴えました。

 大会は、昨年度の経過報告と今年度の運動方針案、予算案を承認、執行部の人事も原案通り満場一致で可決しました。

 新任された中沢支部長は挨拶で、「3年間で1万人の組合にする。これは並大抵なことではできない。神奈川支部がその原動力となって、2年後に1万人集会を盛大に開きましょう」と参加者の協力を求めました。

(写真 ”神奈川支部の勢いそのまま”主婦の会の踊り=大会後レセプション)


■国民投票法「成立」に抗議する 全建総連書記長談話

2007-05-18 22:09:04 | Weblog
■国民投票法「成立」に抗議する 全建総連書記長談話
(2007/5/15)                       (全文 全建総連HPより転載)

--------------------------------------------------------------------------------

 本日5月14日、わが国の最高法規である日本国憲法の「改正」手続き法である国民投票法が「成立」した。「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げる安倍首相が法案成立に突き進み、合意形成の議論が突き崩されたこと、衆議院で採決を強行したこと、慎重審議を求める国民の声を無視したことは、国民主権と民主主義を否定する暴挙であるといわざるを得ない。

 最低投票率・絶対得票率の定めがないこと、公務員の運動を禁止していること、投票日前のキャンペーンへの規制が甘いこと等、多くの問題が指摘されている。参議院の特別委員会では附帯決議が18項目にも及ぶなど、積み残された課題がいくつもあり、十分な審議が尽くされたとは言いがたい。

 私たちは、平和憲法を守る立場から、9条改悪につながるいかなる法案にも反対するとともに、平和憲法改悪反対の1000万人署名(憲法労組連実施)に取り組んでいく。そして、平和憲法を守る広範な運動を強めていく。

2007年5月14日
                全国建設労働組合総連合 書記長 佐藤正明

6月には大増税!!  このままでは大変なことに

2007-05-15 23:47:57 | Weblog
6月には大増税!!  このままでは大変なことに

■全労連、全建総連の訴え■ 2007/05/15

 この3月の所得税の申告で、「所得は減っているのに税金が増えた」と話す方は多かった。各種控除が縮小、廃止され課税最低限がさがるなか、今度は6月から「定率減税」が全廃されます。加えて住民税の税率が5%の累進性から一律10%(フラット化)で驚くような増税になります。

今後の増税メニュー
 これまでに消費税の免税点引き下げ、簡易課税適用基準の大幅な引き下げや酒・タバコの増税、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止、定率減税の廃止などの大衆増税が行われてきました。更に政府は、配偶者控除の廃止、特定扶養控除の廃止、給与所得控除の縮小、退職所得控除の縮小・廃止、消費税率の引き上げを行うとしています。

大衆増税はいらない
 全建総連(全国建設労働組合総連合)は、●所得格差が拡大 ●所得の低い者に増税 ●国の赤字を強調して国民に「痛み」を強要 ●消費税で社会保障は改善されていない ●消費税は不公平な税制 ●日本の消費税は低くない---と主張しています。

「役に立てば、嬉しいです」 地元に根付いた住宅デー

2007-05-13 22:28:04 | Weblog
「役に立てば、嬉しいです」 地元に根付いた住宅デー

■第30回住宅デー(19分会)■ 2007/05/13

 19分会は地域ふれあい「浜鯉祭」(東友クラブ主催)当日にあわせて5月13日、神奈川区菅田東町の祭り会場で「住宅デー」を開催しました。
 好天に恵まれ約2000人が訪れ賑わいを見せるなか、包丁とぎ15丁、まな板削り5枚、まな板販売7枚、ゴキブリ団子36袋、ノミ研ぎ2丁と、19分会のメンバー13人は一日中汗を流しました。

 浜鯉祭は地元の農家に眠る数軒の「鯉のぼり」を集めてイベントにしたのが始まりで、今年で5回目になり、町会や横浜市の環境局も協力しています。浜建労も要請されて3回目の参加となります。

 昨年は雨に祟られて不完全燃焼でしたが今年は終始、注文を受けてみな顔がほころんでいました。

 受付を担当した羽冨さん、菅原さん、山口さんの看板娘3人は「*ゴキブリ団子を毎年購入してくれたり、包丁研ぎも大勢の人に利用していただいています。こうした催しが皆さんのお役に立てば、私たちも嬉しいです」と地元に根付いた手応えを確信していました。

(*ゴキブリ団子=「神奈川支部主婦の会」が手作り製作、ゴキブリを退治するダンゴ様のもの。 写真上 包丁研ぎの注文を受け応対する組合員の奥さん。 写真下 住宅デーが終了して片付け前に集合した19分会のみなさん=菅田東町「浜鯉祭」会場)


闘うメーデーの伝統を引き継いでがんばろう! 4700人が参加

2007-05-01 22:03:30 | Weblog
闘うメーデーの伝統を引き継いでがんばろう! 4700人が参加

■第78回神奈川中央メーデー■ 2007/05/01


 「働くものの生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!」をスローガンに5月1日、第78回神奈川中央メーデーが横浜公園で開かれ、神奈川労連の62団体、4700人が参加しました。

 小雨降る会場で「万国の労働者、団結せよ」とメーデー宣言が採択されたあと、「ストップ戦争する国づくり」「なくせ貧困と格差」「安心して暮らせる社会を実現しよう」などシュプレヒコールを挙げながら、桜木町、伊勢佐木町へデモ行進しました。

 主催者を代表して片野憲二実行委員長(神奈川県国民春闘共闘会議代表委員)は、人間らしく生き働きたいと、8時間労働制を要求してゼネストで決起したというメーデーの起源を紹介した後、「平和憲法を守れ、大幅賃上げ、全国一律最賃制の確立、公契約条例制定、均等待遇実現、社会保障充実、政治の民主的転換など私たちの要求は、職場、くらし、権利をまもるだけでなく、平和と民主主義、中立の日本を築くことにつながります。闘うメーデーの伝統を引き継いで、メーデー参加者がその先頭に立ってがんばりましょう」と強く訴えました。

 神奈川支部の仲間は、主婦の会、青年部合わせて約30人が参加。主婦の会は手作りプラカードなど趣向を凝らし、デモ行進を盛り上げました。
 このメーデー会場のステージを設営した浜建労神奈川支部の青年部が壇上で紹介され、会場の拍手を受けていました。



600号記念特集号 電話インタビュー

2007-04-27 22:22:41 | Weblog
読むのが楽しみ、先進的な役割を
電話インタビュー

 ◆配布されるとすぐに目を通します。クイズは家内と二人で笑いながら解いています。記事を読むのが楽しみです。拡大の記事を読むと14分会も頑張らなくちゃっていつも思います。(青木太平 ⑭厚生文化部長)

 ◆共済などお知らせは気になります。集会など詳しく書いてあるので良く分かります。読みやすくてよく出来ています。頑張ってください。(宮林民三 ⑪財政対策部長)

 ◆組合員として常識的な運動の様子がよく出ています。他人のためでなく、自分のためだから、よく読んでいます。ためになります。(辻 幸吉 ⑨健康管理委員長)

 ◆機関紙を600号まで出しているのは大したもんだ。組合でも先進的な役割を担っています。支部ニュースと本部の新聞の重複記事が気になるところです。あと情勢に合った解説記事が載せられるといいなと思います。(菊岡昭彦 ②③副支部長)

 ◆「共済ニュース」に知っている人がいないか最初に見ます。身近な話題が目を引きます。支部の新聞としてずっと続いているのは素晴らしいと思います。(庭野健一 ⑲分会長)

 ◆見るのが楽しみで分会議では読み合わせていました。新聞を作っているときは、記事をどうまとめるか、どう伝えるか、写真やレイアウトなど苦労しました。600号はすごいことです。これが1000号、2000号となってずっと続いたら支部から表彰ものですよね。(伊井喜未夫 ⑳書記次長)

「私たちは、先輩への恩義を忘れません」 組合費減額を予算化

2007-04-27 21:57:47 | Weblog
「私たちは、先輩への恩義を忘れません」
組合費減額を予算化決定 長期間在籍されている高齢組合員さん

■支部執行委員会・来年度予算検討■ 2007/04/26
 私たちは、先輩への恩義を忘れません。
 木造の旧神奈川支部事務所を組合員が皆の勤労奉仕、文字通りの「手弁当」で造り上げたこと。その作業に加わったと子供の頃に、私は父親から聞きました。「分会めぐり」で何人かの方も話してくれました。

 支部創設60年。その組合をつくった時の「精神」は、ずっと引き継がれて神奈川支部の根底にあると組合の活動の端々で感じます。それは今、神奈川支部の伝統の「団結の力」となって私たちに根付いています。

 「私たちは、先輩への恩義を忘れません。組合に長期間在籍され、組合を支えていただいたご高齢の組合員さんに、私たちは感謝の気持ちを捧げます。いつまでも在籍され、共に運動をすすめていただきたい」ーーー。

  私たちは、その「気持ち」を来年度予算に反映させることを決めました。該当の方の組合費の減額を決定しました([注]大会で論議のあと正式決定します)。金額は少ないです。本当の気持ちだけの金額です。
 しかしその方達は、きっと分かっていただけると信じています。

 今夜の執行委員会は24人が出席。全員が発言するなか、議論は白熱しました。
「組合費は全額無料にしてもいい」
「先行き情勢が不透明な部分があり、時間をかけて論議しよう」
「市連との統一問題もあり、浜建労本部との兼ね合いもある」
「高齢者医療保険制度が来年に導入されるのに時間の余裕はない」
「減額の金額が多くなければ、意味がない」
「どう予算化するのか」
「極論すれば、若者の金額を上げてでも、そちらに回してもいい」
「金額の多少ではなく、感謝の気持ちが大事」、、、
様々な意見がでました。
 そして紆余曲折するなか、「団結の力」で私たちは決めました。


 私たちの仕事と暮らしをよくするために、組合員のみなさん、ともに頑張りましょう。
「一人はみんなのために。皆はひとりのために」ーー。


「こんなに素晴らしい制度とは知らなかった 建退共

2007-04-26 21:51:12 | Weblog
「こんなに素晴らしい制度とは知らなかった
 建退共は、一人親方でも退職金が。。。

■紅梅組 「建退共」説明会■ 2007/04/26

「建退共(建設業退職金共済)」っていうのは名前は聞いていましたが、こんなに素晴らしい制度とは知りませんでした」
 (建退共とは、建設業で働く人々のために国によって設立された退職金制度です。詳細はこちらを 1,2,3,4,5,6)

 県内企業交渉で約束していた紅梅組から連絡があり、市連を代表して浜建労神奈川支部の塚原事務局長が4月26日、「建退共」の現場説明会に訪れました。
 紅梅組からは村田常務取締役はじめ20名の現場業者・事業主が集まり、建退共の説明には熱心に耳を傾けました。清水総務経理部長は「せっかくある制度なのに有効に活用されていないので、こうして説明していただくと有り難いです」と語っていました。
 塚原事務局長は、「建退共はかつて現場で人手不足のとき職人にも福利厚生を、と政府に働きかけてできた制度です。この紅梅組さんも入り口に建退共加入の表示がしてありますが、ゼネコン大手5社は20年以上も話し合いを続ける中で、公共工事は勿論民間工事でも張りますよって言って積極的に活用を図っています。土木は公共工事が多いので殆どの方が手帳を持っていますが、建築の場合は残念ながらあまり普及していないのが実情です」と現状を語り、要求があれば応じている元請の姿勢があるにもかかわらず、活用されていない実態を語りました。
 そして出席の事業主の方には、①国の定めた制度で安全②40年間で約320万円の掛金が約563万円の退職金になる③証紙代金は損金・必要経費になる④公共工事では元請に証紙購入義務があり(積算金額に含まれる)下請業者には無償で支給されるなど、メリットを強調して理解を求めました。

 「一つの物をつくりあげるに最大の協力者は現場の技術者、職人です。我々建設会社の者は管理することはできても、ビルを造る技術を持っておりません。我々は建設業の一家として共に現場を続けていかなくてはならないと思っています」と建設業協会の白井会長は組合の旗開きで語っています。元請側は職人との共生の道として、福利厚生を厚くするのは必然でしょう。
 労働者の掛金負担はなく、退職金をもらえる建退共制度ーーー。
一人親方でも退職金がもらえる。これはすごいこと。
組合は、組合員への普及にももっと力を入れるべきでしょう。


大善戦 前回より約3倍の得票  引き続き奮闘

2007-04-25 19:37:03 | Weblog
大善戦 前回より約3倍の得票

■平和ですみよい神奈川民主県政をつくる会■ 2007/04/18
『いのち、子ども、平和を大切にする県政』の実現めざし 引き続き奮闘

「建設職の要求を実現しよう」と組合は、神奈川県知事選挙では鴨居洋子候補を推薦、応援しましたが、残念ながら実現が叶いませんでした。
 「平和ですみよい神奈川民主県政をつくる会」はホームページで、前回より約3倍の得票に感謝し、「、かもい洋子候補が県知事選挙を通じて訴えた、憲法を活かして『いのち、子ども、平和を大切にする県政』の実現めざして、多くの団体の皆さんとともに奮闘することを約束します」としています。



「まちかた」600号発行によせて

2007-04-24 19:35:17 | Weblog
「まちかた」600号発行によせて

■「まちかた」600号記念特集■ 2007/04/23
 昭和23年に神奈川支部創設以来、私たちの毎日の歩みが毎月の機関紙に反映されて神奈川支部報「まちかた」は、今月で「600号」となりました。以前の号を読み返してみると、仲間の運動の歴史が手に取るように甦りました。
 編集者としては「みんなが本当に知りたいことを正確に伝えているのか」自問自答の連続ですが、少しでも運動の助けになればと奮闘中です。
 この度、記念特集号発行にあたり、原稿を頂きましたので紹介いたします。


団結の素晴らしさ    
お母さん達の逞しさを知る
 「まちかた」600号発行によせて
 振り返れば28年前、私が20代のころ、五十畑さんの紹介で神奈川支部の事務局に就任しました。
 建築の組合で先進的な活動をしていた神奈川支部で私は組合運動の重要性と団結の素晴らしさを学びました。
 特に忘れられない事は、五十畑さんが市長選で不当逮捕された時、神奈川支部はもとより県連の仲間たち、地区労の人たちが団結して闘い勝利した事件です
 また私は、神奈川支部で健康管理委員会や主婦の会を事務局として主に担当していました。
 その活動のなかで建設国保の重要性を知り、お母さんたちの逞しさを知りました。
 こうした組合の良さや運動の展望を大勢の組合員に日常伝えることは、みんなを励ますうえで大切なことだと思います。
 「まちかた」は長年に亘り継続してその役割を担い、600号になったと聞きます。
 心より敬意をもってお祝い申し上げます。
    (磯子支部事務局長・井上玲子)


身近な記事、興味深く読む
仲間の顔が写っている・・・

 組合活動、支部の行動、組合員の様子を事細かく知らせる神奈川支部報「まちかた」が600号とは驚きました。
 特に労災、健康診断、共済、レクリエーション等々細かく載っていて大変興味深く読ませていただいていますし、団体行動、住宅デー、木工教室などまで、その様子や仲間の顔や自分の顔が写っているときは、大変嬉しく思っています。
 これからも限られた紙面でニュースをたくさん載せてください。教宣部の皆さんありがとうございます。頑張ってください。
(技対部長 武田信治)


神奈川支部の「組織力」
私の組合人生

 50年に亘る機関紙600号発行にあたり、私の組合人生を語ってみたい。
 私が組合に入ったのは昭和29年の秋、23歳でした。
 きっかけは、六角橋の若井泉さんの所に職人として勤めたことです。当時の大工手間は1日、500円でした。2、3人の職人が出入りしていたが、1ヶ月と勤めることが出来ないほど厳しい親方でした。
 当時の組合は横浜土建本部が中区麦田にあり、神奈川、保土ヶ谷、中、西の4支部合わせて組織数は千人ほどでした。
 親方は神奈川支部の書記長をした人で、私に「君は組合に入って青年部で活動するが良い」と勧められ、11月に加入しました。間もなく大口地区の集金や機関紙などを届ける役をやることになりました。
 昭和36年に「横浜土建」から「浜建労」に名が替わると分会制度ができ、私が若いのに大口地区の初代分会長をやることになり、初めの分会議は白幡の消防小屋の狭い2階で開きました。
 それからの活発な拡大運動で現在、大口地区は7~12分会まで5つに分かれるほど増員しました。
 私は組合の役員を52年間歴任しています。神奈川支部は、今年度の秋春の拡大月間では、組合員さんの奮闘の成果で1200人以上の組織になりました。 私が組合に入った当時と比べると、神奈川支部の「組織力」はかなり促進しました。
(支部長 中沢正男)


200人くらいの支部 「日雇い健康保険」で集団加入
            お世話になった頃の「浜建労神奈川支部」の想い出  

 私が浜建労神奈川支部に着任したのは、45年前の昭和37年でした。
 そのころは200人くらいの支部でしたが、仲間増やしが盛んでした。それは、戦後の混乱の中で「職人にも健康保険を」と運動して勝ち取った「日雇い健康保険」が、建築職人に大好評だったからです。それもその筈、「怪我と弁当は手前もち」だったところに「月550円の保険料で医者にかかっても本人はタダ」という健康保険だからです。

 東京に近い長津田、恩田、奈良の田奈職工組合が集団(約50人)で加入したのが始まりで、川和、中山に飛び火したかと思ったら、今度は小机、鳥山へと横浜線を東神奈川に向かって集団加入が進みました。
 神奈川区の郊外、菅田、羽沢、神大寺、片倉にも分会が出来ました。

 その後に、「職人の健康を守ろう」という声が上がりました。神奈川診療所と協力して夜間の出張検診を5ヶ所くらいで行いました。早期発見、早期治療の健康管理運動はたくさんの成果を挙げました。健康管理委員会はこの頃に組織されました。
 私にとって浜建労神奈川支部での27年間は、とても大切な想い出となっています。
 支部機関紙600号のお祝いと共に支部のますますの発展を祈念いたします。
              (元神奈川支部事務局長・藤川繁男)


教宣で学ぶ、本当の組合活動
           神奈川支部報「まちかた」600号発行にあたり

 自分が新聞作りを担当したのは、浜建労神奈川支部に勤め始めて、その翌月から丸十四年間でした。
 当初は、取材も編集も一人による手書き新聞でした。それが、教宣部を確立し、岩崎(組合を辞めた)さんや瀧川さんを含めた編集体制を取るようになり、県連・全建総連の教宣学校に交替で参加し機関紙協会の援助も受けて、新聞作りの“いろは”を教わり、編集に反映するようになりました。

 「支部報」を親しみのわくような名前にしたい、と案を考え役員会の投票で『まちかた』としたこと。読んでもらえ話題性のある記事づくりと、七人の子作りの三好さん、親子兄弟みんな職人の金子一族、中国残留孤児の弟が帰国した滝沢さん、分会訪問等…の取材。新年号に年男・女になる子供から「お父さん」の記事依頼、賞品つきのクイズ、写真を入れた割付など、想い出は尽きることがありません。

 機関紙が読まれるようになって、役員会で「俺は小島だ、小鳥(ことり)ではない」、「班長が新聞を届けるのが遅くて困る」との苦情も寄せられるようになりました。

 新聞作りに携わったことで、何処でも誰でも図々しく声かけ出来るようになったこと、現場で働く組合員さんは生き々々親切、心が通っていなければ本当の組合活動は出来ない…ことを学びました。
 「まちかた」六百号、心よりお喜び申し上げます。

                           【市連事務局・五十畑益夫 記】


知恵を出し合い「住宅デー」

2007-04-23 19:28:12 | Weblog
知恵を出し合い「住宅デー」

■実行委員会を立ち上げ■ 2007/04/18
 仕事確保運動の一環として30年に亘り取り組まれてきた「住宅デー」について、今年の一斉開催日(6月24日(日))に神奈川支部主催の住宅デー開催をめざし実行委員会を立ち上げました。
 各分会から代表を送ってください。
 「みんなで知恵を出し合いより良き住宅デーにしたい」と執行委員会も力を入れています。
 なお現在、7、11・12、17・18、20分会の4会場が名乗りを上げています。

1228名で迎える支部大会

2007-04-22 19:26:23 | Weblog
「春の月間」史上最多 62名拡大
1228名で迎える支部大会
 「一万人の浜建労」を目指し、3カ年計画・初年度の「秋・春の拡大月間」が4月15日終了し、神奈川支部は大会時組合員数1188名を40名増やし(拡大増143名、脱退者数103名)、5月1日現在で1228名となり、画期的な成果で大会を迎えることになりました。。

 この「春の拡大月間」では、目標には到達しませんでしたが、史上最多の62名拡大を達成しました。

 支部組合員数が1200人を超えたのは史上初であり、それを成し遂げたのは、組合員さんひとり一人の「やる気」と粘り強い説得の成果です。それと事務局の皆さんの強力なサポートです。

 この勢いを緩めることなく更に推し進めることを私たちは誓っています。それは、誰が言うでもなく既に、私たちの胸の内にあります。

 青年部は、若い力を活かし機動力を邁進、実績を上げています。
 主婦の会の電話作戦は対象者を捜し、また直接の拡大を生んでいます。
 各分会の拡大月間での行動力は、浜建労のなかでも高く評価されています。

 「分会」が運動の核となり、そこに依拠した活動は拡大運動だけではなく、署名、はがき要請行動、集会参加、平和運動などを支えています。

 そしてそのことは取りも直さず、組合に入っている目的でもある「自分たちの要求を実現する」道でもあります。

(写真 春の拡大月間第3節目標50名を達成し、ますます意気あがる委員会のメンバー=4・9執行委員会)

アスベスト被害「レントゲンの要再検査」の通知 約200名に

2007-04-17 21:28:49 | Weblog
 今年度の浜建労の健康診断の結果、約200名に「レントゲン要再検査」の通知がされました。
 これは毎年、健康診断受診者のレントゲン写真を「しばぞの診療所」の海老原医師がアスベスト被害の有無を再検査しているもの。
 2001年度は102名、2年度は60名、3年度は55名、4年度は40名と毎年新たに要検査者が見つけられています。1987年度からの要検査者の合計は763人(2005年度はまだ集計されていません)となっています。
 建設事務センターの市川事務局次長は、「40歳代以上になると変化が表れてきます。健康診断は必ず受けてください。又、もし再検査の案内が届いたら必ず受診してほしい」と語っています。

春の拡大月間 第3節目標70%・50名達成 もうひと踏ん張り

2007-04-10 22:01:58 | Weblog
春の拡大月間 第3節目標70%・50名達成
月間目標まで もうひと踏ん張り!!

■支部執行委員会■ 2007/04/09

 春の拡大月間(3月1日~4月15日)は第4節を迎え、神奈川支部は今日現在50名を拡大し、第3節目標70%・50名をを達成しました。
 
 50人目の拡大をした西山敦之さん(青年部)は、「毎日毎日、一年中拡大する気持ちです。現場のなかまには必ず声をかけています。親身に話すと聞いてくれます。今回加入した人は、仲間にも聞いてみるよって言ってくれました」と話しました。青年部は、今期9名の拡大を成し遂げています。

 後藤書記長は、「青年部が頼もしい。役員も先頭になって頑張っている。主婦の会の電話作戦で対象者がでているから、車の運転でも何でもして拡大に結びつけたい」と語りました。

 岩谷組織部長は、連日行動の残り6日間で是非とも目標を達成したいと意欲をみせました。

 事務局は、4月11(水),12(木),13(金),14(土),15(日)と昼夜、事務所に詰めています。対象者への説明など、事務局を大いに活用してほしいとのことです。