車検

ユーザー車検に行って来た。

1人で行くのは初めてだったので、
多少戸惑いもあったが、無事終了した。

2年前に通した時点では、最後の車検のつもりだったし
実際、東京の端っこまで車両を見に行った事もあったのだが。


しかし処所の事情により、もうしばらく今のバイクに乗り続ける事にした。

一昨年の秋に電装系が逝って直して（交換して）からすこぶる調子がいいし、
エンジンは相変わらず元気。
しばらくは買換えがよぎるような深刻な故障には見舞われないだろう（多分）。

最初に自賠責を継続し、
用紙と重量税・審査・検査印紙を買って、隣の建物で税金支払い済の判を車検証に押してもらい、場所を移動して書類に必要事項を記入し、検査。

係の人の前でヘッドライト（ロー・ハイ）・ウインカーのチェック。
ホーン・・・鳴らなかった（放置していたから固着したのだろう）。
因みに用意した『定期点検記録簿』はノーチェックだった。

そしてラインに入り、前後ブレーキの検査、ヘッドライト（光軸）の検査、廃気ガスの検査。
これが一通りの流れだ。


結果・・・

一番ひっかかりやすい光軸がＯＫだった。
しかし、排気ガスがＮＧ。


予備検屋へと向かう。
検査場すぐ近くのその名も『ヨビケン』。
（先ほどラインに居た『ファットボーイ』の人も来ていた）

ホーンはＣＲＣを吹きかけ、コンコンと叩いてもらって復活。
廃ガスは、ちょっとワザを使ってもらった。

すぐさまラインに戻り、ＮＧ項目のチェックを済ませ、

午前ギリギリに無事に車検が通った。


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▼費用
自賠責　　　14,110円
用紙代　　　　　20円
重量税　　　 3,800円
審査代　　 　1,300円
検査代　　 　　400円

予備検　　 　1,500円　
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合計　　　　21,130円


▼同じ時にユーザー車検をしていたバイク
私
ファットボーイ
ＣＢ１３００
ＺＲＸ１３００（？）
の4台

あとは、業者が来ていたが、かぶらずスムーズだった。


▼車検に備えて私がやった事
・リアホイルをちょっと拭いた
・チェーン給油
・エンジンのオイル漏れ（持病）のごまかし（ブレーキクリーナーを吹きつけて油を飛ばす）

以上（笑）。

小さな旅

ＮＨＫの『小さな旅』が今年30周年だそうだ。

ＮＨＫで一番好きな番組で、テーマ曲が流れてきただけでちょっと泣きそうになる。

昨日は30周年特集　今日は北海道函館市の『駒ケ岳』周辺への小さな旅だった。
特集では以前訪れた場所へ。

変わらぬ景色と人々の営み。
平凡な毎日に、暮らす土地への愛情と誇りを持ちながら、静かに暮らす人々。

再び訪れ、再会した人々は流れた年月の分だけ歳をとったが、やはり変わらず同じ暮らしを続けている。


今日の駒ケ岳への旅は、山を望む国道の食堂のおばあちゃんを中心に、食堂にやってくる人々の人生への小さな旅だった。

おばあちゃんの元気の秘訣は食堂の常連客とのおしゃべりと、目の前にいつもある「駒ケ岳」。
毎日散歩しながら山を褒め、食堂の場所にここを選んだ無くなったご主人をを褒める。


平凡であること、ずっと変わらないと言うこと。
簡単な様で、案外難しい。

いいな、と思いながらも都会育ちの私にはそんな生活は真似出来ないだろうな。



私もいつか再び北海道へ行く事があれば、食堂を訪れてみようか。


北海道じゃなくても「小さい旅」を追う旅もおもしろいかもしれない。