避妊手術

少しずつ暖かくなってきた３月頃、、、
家の敷地内にグレーのシマシマの猫が顔を見せるようになりました。
呼び名は『グレちゃん』身体はコンパクトで可愛く、グレーのしましま、、、でも、眼光鋭く悪人顔、、、もう少し可愛かったら、、、と、、、最初は思ってました。
目があっただけで逃げていましたが、毎日のようにはなしかけていたら、２mくらいまでだったら逃げないようになりました。
見ているとしょっちゅう男の子ニャンコに近寄られては、怒って追い払っていて、、、子供ができる前に避妊手術してあげたいなぁとねぎまさんと話しました。
問題は、どうやって、そんなに慣れていない子を捕獲するか、、、、
いつもなるとやたばさでお世話になっている『長者原動物病院』で、福岡県の地域猫避妊手術に対しての補助の申請の仕方を教えていただき、一月後の手術の予約もいれて頂いて、当日なんとか捕獲できるように、毎日敷地内でご飯をあげるようにしました。
最初は少しでも近づくと逃げ、触ろうと手を伸ばすと凄い怖い顔でシャーと猫パンチ、、、鈍臭いあたしの手には、血がにじむ引っかき傷が沢山できました。
でもねぎまさんと「怖いからパンチするんだよね、、手は怖くないってわかって欲しいね～」と、、毎日「怖い事ないよ、、」と話しかけ、夢中で食べている時限定で背中を触れるようになりました。
避妊手術当日、前日から置きっぱなしにしておいたキャリアの中に、スペシャル美味しそうなご飯をひとさじ、、、（手術当日は、絶飲食、、捕獲のための少量のご飯は許可をとりました。でも念の為ひとさじのスペシャル美味しそうなご飯はペースト状のものにしました。）
キャリアに頭を入れて食べた瞬間、お尻をぐいっと押して、扉を閉めて、、、捕獲完了。
地域猫の印に耳カットしてもらい、リリースしました。
凄く怖がっていたし、もうウチには来てくれないかと思っていましたが、３日後に恐る恐る顔を見せてくれ、それ以降、少しづつ慣れてくれています。
目があっただけで逃げていたのに、今では私が買い物から帰ってきたら、玄関先で待っていてくれたり、駐車場まで迎えに来てくれたり、ねぎまさんが帰宅するのに駅から家まで歩いていたらいつの間にかねぎまさんに並んで歩いていたり、、、
私はグレちゃん、家猫になれたらいいな～と思っていたけど、ねぎまさんは「又、タイミングとか、縁があったら、たばさみたいな黒い女の子と暮らしたい、、、」と言っていたので、無理かな、、、と思っていました。
でも、最近、ねぎまさんは何やら、グレちゃんが可愛く思えてきたようで、あたし的にはしめしめ、、、と思っていたある日、、、
続く、、、

写真は、窓越しにグレちゃんと話しをしているなると、、、