たばさ と なると

「黒猫・たばさ」「キジ猫・なると」との毎日

初めての子猫

2013-11-26 15:51:17 | 
春からねぎまさんの勤務地が変わり、引っ越さなくてもいいけど、通勤に時間がかかるようになりました。
朝起きるのも、6時前、、、7時前には家を出ます。
朝が苦手なあたしですが、ねぎまさんが出勤した後、洗濯・掃除をチャチャっと(笑)すませて、時々午前中に歩いて近所のスーパーに買い物に行くようになりました。
そんな6月10日、、、
スーパーに行くのに、いつも通る路地で、うずくまって動かない小さい黒い生き物を見つけました。
怖がらせないよう座って、少しづつ近付くと、ツヤのない毛がポヨポヨの目ヤニと鼻水で顔もはっきりわからない茶色っぽい黒い子猫でした。
手を伸ばそうとすると、ヨタヨタ走って民家のガレージに逃げ込んでそこでうずくまりました。
敷地に入らないと保護できない場所だったので、どうしようか、、、数分考えて、思いきってその民家の呼び鈴を鳴らし「突然ですいません。野良猫の子猫だと思うんですけど、保護しようとしたら、こちらの敷地に逃げ込んでしまって、、、保護させていただけませんか?」と言うと、その家の奥さんが「すぐ出ます。」と慌てて出てきてくださいました。
「お宅の猫ですか?」と聞かれたので「今そこで、初めて見かけて、ガリガリで元気もないようなので、保護して病院に連れていきたい」と言うと「一週間前から突然見かけるようになって、近付くと逃げるし、気になっていたけどお皿に牛乳を入れて置いておくくらいしかできなくて、、、うちは足の不自由な室内犬がいて、飼う事はできないし、、ずっとずっとどうしたらいいだろうって、、病院に連れて行ってくださるの?」と聞かれたので「うちの猫のかかりつけの長者原動物病院に連れていきます。」と言うと、奥さんが保護を手伝ってくださいました。
もう、逃げる元気もなかったのか、すぐに捕まえてくださり、買い物は取りやめ、家に引き返しキャリアに入れて病院に、、、。
生後二カ月位の男の子にゃん。
猫風邪で目の炎症が(特に右目)酷く、お腹に虫もいたので、駆虫の注射と薬、目薬と風邪の薬を処方していただきました。
キャリアから出す時や覗き込んだりすると、全然怖くないシャーをいうけど、触っても噛んだり、引っ掻いたりはせず、目やにや乾いた鼻水でカピカピになった顔を可愛い看護婦さんが優しく拭いてくださると、グーグー大音量で喉を鳴らします。
たばさもお世話になった美人先生も聴診器をあてながら、「グーグーすごいですね。いい子ですね。」と笑っていらっしゃいました。
体重は580g、、手で持つとガリガリで、こんな小さい猫は余り触った事がないので、潰してしまいそうでドキドキです。
診察台で、薬入りのご飯をだされたら、ガツガツ凄い勢いで食べ、そうとうお腹が空いているみたいでした。
家に帰って、ケージに入れて、なるとに猫風邪や何か他の病気がうつらないよう、気づかれないように和室に隔離して、買ってきた子猫用のウェットフードをあげたら、出したら出しただけ、ペロッと食べます。
ご飯をおかわりしたり、目薬をさしたり、、、、そうこうしていたら、動物病院から電話がかかってきました。
「先程保護された子猫ちゃんが逃げ込んだ民家の方だと思うんですけど、病院に電話がかかってきて、子猫はどうなりましたか?と、ご心配なご様子で、、、個人情報とかもありますし、こちらからは何もお伝え出来ませんとお答えしました。」との事。
「今から、もう大丈夫です、ご心配されないように、、と、報告してきます。」と電話してきてくださった看護婦さんに答えて、即、歩いて三分のそのお宅へ、、、。
呼び鈴を鳴らすと、奥さんはとんででてきてくださって、
「猫風邪が酷いので、飲み薬と目薬で治療すること。もし、両目が綺麗に治ったらいい里親さんを見つけてあげたいこと。目が治らなかったり、里親さんが見つからなかったら、必ずうちの子にして大事にする事。」をお伝えしたら、「ずっとずっとどうしたらいいのか気になっていて、、、本当にいいんですか?」と泣かれていました。
その後、新茶や果物や色々、、、いただいてしまって、その後の様子をまたご報告させていただくことに、、、




様子を見ようと覗き込むだけで、怖くない「シャーシャー」をいうけど、目がよくなったら、子猫だし、性格は穏やかみたいだし、、人慣れイマイチな大人の猫のグレちゃん(先日避妊手術した地域猫)より、里親さんが見つかる可能性はあるかもしれないな、、、と思っていました。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (里美)
2013-12-05 09:32:40
つくねさん、お久しぶりです。
ブログ再開されないかなぁと時々見に来ていました。
私は今も2代目うさぎと暮らしていて猫ちゃんとは
生活できない状況ですが、
猫ちゃんも大好きです。

この子のその後の記事を読みにまた来ます♪
こんにちは。 (ハナ)
2013-12-05 12:20:02
可愛い。。。黒猫のオス。いいなぁ…
私が欲しいくらいです(笑)
この子のために、目がきれいに治ってくれるといいですよね。
うちのこまを拾ったときより、炎症がひどいようだから心配です。

その奥さん、どれだけ心が救われたことか。
つくねさんは、子猫もその奥さんも救ったのでしょうね。
Unknown (つくね)
2013-12-06 23:21:57
>里美さん
ご無沙汰してごめんなさい。
久しぶりに、近況を教えていただいて、嬉しいです。
二代目うさぎさん、どんな子ですか?
今では動物病院でしか、うさぎさんに会うことはなくなりましたが、うさぎさんは相変わらず大好きなので、見かけたらついつい話しかけたりしちゃいます。
あぁ、、またうさぎさんの頭にチュウをして、日なたのような匂いを嗅ぎたいです。
黒チビ君のその後、、楽しみにして下さいね!
これからも、よろしくお願いします。

>ハナさん
こんにちはー!!
黒猫は、最初一緒に暮らすまでは怖いイメージだったんですけど、実際暮らすと本当にはまります!
賢くて、甘えん坊で、、、
コマちゃんみたいに綺麗に治ったらいいんですけど、、、もう少し、ひどくなる前に保護できたらよかったんですけど、、、。
黒チビ君があんなにボロボロでも生きていられたのは、庭に潜んでいても追い払ったりせず、雨の日はサンルームの入り口を少し開けておいたり(夜寝る時は、サンルームで寝たらいいよ、、と出口を開けてくださってたみたいです。)して、気遣ってくださってた奥さんのおかげだと思います。
優しい人に会えて、あたしの方が嬉しかったんですよ。

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