どいつよいとこいちどはおいで~

ドイツ・デュッセルドルフ近郊で独りたくましく生きている管理人の奮闘記。ハプニング色々~

パリから日本戦を見るためにドイツへ戻るの巻

2006年06月19日 | Weblog
今朝まで観光でフランスのモンサンミッシェルとパリへ行っていました。
モンサンミッシェルへ行った二日目は近くのサンマロと言う町に宿を取っていたのですが、ここがまた綺麗な海岸沿いの町で、ホテルはビーチに沿った所を取ったのでした。

ここは牡蠣が有名で、生牡蠣がおいしかったです。
牡蠣なんてドイツでは絶対食べられないので、それだけでもフランスへ来てよかったです。

昨日シャンゼリゼにいるとポルトガルのサポーターがバイクや車に国旗をはためかせて、クラクションを鳴らしながら凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼを何往復もして、同じポルトガル人と思われる人々と歓喜の雄たけびをあげていたのでした。彼らはパリ在住のポルトガル人なのか、たまたまパリに来ていた人なのかはわからなかったのですが・・・・。

一昨年パリに来たときはまだ工事中だったヴィトンの店もすっかりできあがっていました。
パリ市内でもまた牡蠣を食べ、ドイツでは味わえない海産物を堪能したのでした。


さて、昨日はパリ市内に宿を取っていたのですが、今日は大事なクロアチア戦。
ドイツ時間では午後3時にキックオフ。
なんとしてもそれまでに帰りたい私だったのですが、なんやかんやでチェックアウトしたのは丁度午前10時。
もう5時間しかありません。私は車で来ていたのですが、パリからデュッセルドルフまでは丁度500km。東京-大阪ほどあります。

日曜日と言うことでパリのループ(環状線)が比較的空いていたため、20分ほどで1号線に乗ることができました。

しかし500kmの道のりを5時間で戻るには平均で100km/h必要です。
途中で休憩を入れる(ガソリンの補給も必要)ことを考慮すると最低でも平均的に120km/hで走りきらないと間に合いません。

最初のうちはフランスの制限速度130km/h+α程度で走っていましたが、郊外に出ると車もほとんどなく一直線のようなところばかりなので、少々オーバー気味に走ってました。
ベルギー国内も同様に空いており、少々飛ばし気味で走ったのでした。
ドイツへ入るとそこは速度無制限のアウトバーン。
ずっと180km/hで走ります。まぁ、回りもみんな160~170km/h出しているので、特別速いわけではありません。


で、結局自宅へたどり着いたのは午後2時20分。ん~4時間20分で着いてしまいました。平均時速115km/hです。途中ガソリン補給とトイレ休憩を含めて3回止まった事を思えば快調な走行でした。

と言うことで何とかキックオフに間に合ったのですが・・・・結果は0対0のドロー。

ん~やはり決定力不足でしょうか。柳沢はなぜ右足でトラップしてしまったのでしょう・・・。左足を合わせるだけで入ったはずなのに・・・・。
その後ブラジル対オーストラリア戦を中継で見ました。
思ったよりオーストラリアが善戦しています。何度もチャンスがありましたが、こちらも決定力に欠け、結局ブラジルに敗戦。

オーストラリアが勝てば日本に有利だったのですが、やはりブラジルが勝ち、すでに決勝トーナメント進出を決めました。
日本が勝ち進むためにはブラジル相手に2点差以上での勝利が最低条件です。

残りのブラジル戦はもう楽しんで見る以外になさそうです。
ブラジルは見ていると、特にロナウドの動きが鈍いです。4年前のキレはなさそうですね。

がんばれ!ニッポン!





マルタ戦とその後の休暇

2006年06月05日 | Weblog
昨日は昼過ぎに家を出て車で15分ほどの所にあるLTUアレナでマルタ戦を観て来た。
午後1時開門と言うことで12時50分位に着くように行ったのだった。
と言うのもブロックは決まっているものの基本的に自由席。いい場所を取ろうと思って早めに行ったのだったが、皆考えることは同じで既に開門を待つ人が並んでいた。
その横で当日券を買ってる人も並んでいたが、当日券は余裕で買えそうな雰囲気であった。

今回は選手側スタンド中央前から6列目位のベストポジションで見ていたのだが、時間的にスタジアムの半分が日向で半分が日陰となっており、日陰側は結構涼しかったのだった。
このLTUアレナ、実は屋根が開閉式であり、雨の場合は天井が閉められるようになっている。
しかしこの立派なスタジアム、日ごろはFortua Duesseldorfと言う地元のチームが使っているのであるが、このチームブンデスリーグ3部リーグで、最近は2部にも上がっていない。実にもったいないのである。
できてまだ2年弱しか経っていないので、非常に綺麗なスタジアムで、杮落としではあのバイエルンミュンヘンと親善試合をやったのだが、こてんぱんにやられたらしい。

もう少しこのスタジアムが早くできていればここはワールドカップの会場となれたかもしれないが、立候補時にはまだなかったので会場から漏れてしまったのである。

さて、試合の方だが、いきなり開始1分50秒で玉田が点を入れたため、今日の試合は一体何点入るのだろうかと思ったのだが、それ以降大黒の惜しいシュートはあったものに、決定力に欠け結局1-0の辛勝。
勝ったものの先日のドイツ戦の方がはるかに満足できる試合であった。

観客数は公式発表では10800人。デュッセル近郊在住の邦人すべて合わせても6000人ほどですから、かなりの方が欧州各国または日本から来られていたのでしょうね。
私なんて家から15分ですから、みなさんご苦労さまでした。この試合内容では欲求不満になりそうですね。

聞くところによるとパリから強行日帰りバスツアーがあったようです。片道500kmありますから、大変です。

さて、日本代表は試合後フリーになると言うことだったので、試合後はきっとインマーマンストリート(デュッセルドルフの日本人街)に行けば誰かに遭遇する可能性が高いと思い、試合後車に乗ってそのままインマーマンへ。

ここにはすし屋も居酒屋もラーメン屋もあります。日本食材店も本屋もあるのですが、日曜日は基本的に物販店は営業できません。
したがって開いてるのは飲食店のみ。

某ラーメン店に行ってみると・・・
既に並んでる列が50m以上・・・。その他のラーメン店も同様。
結構ガイドブックを手にした人がいたので、デュッセル以外から来られた方がならんでいたのでしょう。

私は並ぶのがイヤだったので、普通にドイツ人の繁華街にあるファーストフードで腹ごしらえ。
日本人選手で来る可能性が高そうなのは中田選手。
そう、ここデュッセルの日本人向けパン屋さんがナカタネットカフェになっているのです。きっと挨拶or視察に来るに違いないと思い、早速そのカフェへ。

そこには20人くらいの日本人が既にウロウロしていました。
中でパンを買い(明日の朝食用)外に出てみるとなにやら話し声が。
「中田が今中で店長と話をしている」
え!?もう中田選手来てるの!?

と思ったのもつかのま、中から中田選手がばっちりおしゃれに決めた格好で出てきました。
室内なのにサングラスはしたままです(笑)
一斉に日本人がカメラを構えたところ、
「すいません、やめてください」と一喝。一斉にシャッターが止まります(笑)

と言うが早いか、颯爽と車に乗り込みまたスタジアム方向へと走って行ってしまいました。

気づいたファンはせいぜい30人。いいタイミングでした。

その後はあまりウロウロする気もなく用事があったので帰宅したのでした。
後から聞いた話では、インマーマンにあるニッコーホテルの裏口から小野選手と稲本選手達がタクシーでどこかへ向かったようです。

さ、とりあえず私の生観戦は終了です。

残念ながら本戦のチケットは取れなかったのでテレビで観戦です・・・。
と思ったら最初のゲームはこちらの平日の午後3時・・・仕事中です。


G-JAMPSと日本代表練習

2006年06月04日 | Weblog
今日はボンまで日本代表の練習を見に行ってきたのだ。

一昨日までは冬かと思うような気温であったのだが、昨日の夕方から暖かくなり始め、今日はそれほど寒くない・・・と言うより普通にぽかぽかであった。

まず初めにボンの中心へ向かう。車でライン川を渡ったところ、選手が止まっているヒルトンホテルの横へ出た。しかしバスは止まっておらず関係者の姿もない。
今日は練習あるのだろうか?

先日もベートーベンの生家を訪れたことがあるのでこの辺は知っている。とりあえず車を駐車場へ止め、マクドナルドで腹ごしらえをして中心部へ向かう。
ちなみにドイツのマクドナルドのバリューセットはMAXIMenuと言う。5.19ユーロ。
今の為替レートだと700円以上になっちゃいますが、生活してる者の感覚からすると、やはり520円です。
チーズバーガーと言う名前はなく、Hunburger Royal TS と言うのがチーズバーガーである。ドイツ語でチーズはKaeseなので、全く関係ないようである。

さて、町の中心部に向かう。途中ベートーベンの生まれた家を見つつ、道の向かいにスポーツショップがあり、日本代表レプリカユニフォームを売ってるのを見つける。明日のマルタ戦に備えていっちょ買って帰ろうと思うが帰りにする事にした。

目指すはG-JAMPSである。SAMURAI BLUE 2006 日本代表に関する情報の発信基地である。場所を中央駅(Haupt Bahnhof)から歩いて2~3分とだけしか覚えてなかったので、適当に歩いてみたが見つからずウロウロする羽目に。

仕方なく駅の中へ入りでかい案内板を発見。ところが暗いし高い場所にあるため
地図が良く見えない。
仕方なく一眼レフカメラの望遠で見ることに・・・・。
どうやら駅の反対側のようであった。

そこで駅へ入り(ドイツの駅は改札がないので勝手にホームまで入れる)地下通路へ降りるとG-JAMPSへの案内がたくさんあるではないか。
そうか、車で来る人を想定してないのだろうな。ほとんどの人は電車でやってくると思ってるのだろうから・・・・。

そこから歩くこと3分。ありましたありました。G-JAMPS
どうやら美術館か何かアトリエ風のビルの1Fと地下を借りてるようでした。
中はサムライブルー一色!

受付で記念として、G-JAMPSのメモ帳とシールをゲット。
練習時間を尋ねると午後3時からで既に始まってるとの事。練習場までの丁寧な地図までいただきました。

練習が既に始まってるとの事なので、早速練習場へ向かうことに。
練習場の場所は既に知っていたので、特に調べる必要はなかったのでした。
ちゃんとG-JAMPSの場所も調べておくべきだった・・・。

で、また元の道を戻り、ベートーベンの像の横を過ぎ、生家の前まで戻ってきました。
さぁ、ユニホームを買いましょう。
ところが日本代表のは背番号なしの分しかありません。

しかもサイズがドイツサイズ(笑)
ドイツ人用Lサイズと言うのは日本人向け表記では2XO(何じゃそれ)ってほどデカイのです。
その時はドイツ人用LかXL、2XLしか見つからなかったので、レジで小さいのが無いかたずねてみました。

ここは果敢にドイツ語で聞いてみます。
「これより小さいの無い?」「見たけどこれより大きいのしか無かったんだけど」
ドイツ語で言ってみたところ、何とか通じたものの、「向こうに無かった?」「一緒に探してあげるよ」と英語で返ってきました(笑)

なんだ、英語分かるんじゃない
そこからは英語で話して探してもらったところあっさりとMサイズが見つかりました。
ちなみにお値段65ユーロ 高いです。Teuer トイヤーです。

と言うことで何とかゲットしていざ練習場であるNord SportParkへ
町の中心から車で5,6分の所にある練習場。

一応、プレス席、一般者席と分けられていて、中に入るにはボディーチェックまで
されるのでした。入場料までは取られません。
報道陣がたくさんでしたが、それより日本人の数にびっくり

数百人は日本人がいました。

私は選手達が丁度ミニゲームをやっているところに到着したのでした。
選手達は軽快な動きでしたが、やはり怪我をしている高原と柳沢は居ません。
急遽召集された茂庭選手は黙々とランニングしていました。

ミニゲーム終了後はフォワード組とそれ以外に分かれ、フォワード組みは
壁を立てての直接フリーキックの練習。その他の選手は蹴鞠の様に輪になってパスをやっていました。
直接フリーキックではジーコ監督自ら壁になって選手のキックをチェックしていました。

中村選手のキックはさすがにすばらしく、ボンボンとゴールに入れていました。
もちろん川口選手が本気で防ぎに行ってるのですが、結構決まってました。

その後も中村選手は最後まで黙々とフリーキックの練習をしており、5時半頃まで練習を続けていました。

さあ明日はマルタ戦!
買ったユニフォームを着てしっかり応援してきます。

聞くところによると、選手は試合後デュッセルドルフ市内で解散。その後自由行動となるらしいです。
もしかしたらインマーマン通りあたりに選手が出没するかも。