どいつよいとこいちどはおいで~

ドイツ・デュッセルドルフ近郊で独りたくましく生きている管理人の奮闘記。ハプニング色々~

年末の携帯電話はどうする?

2006年11月29日 | Weblog
私事ではあるが、年末は日本へ休暇で帰国する予定である。

毎回の事ながら日本に帰ると携帯電話がない。当然のごとくドイツの携帯は日本では使えない。
もっとも、世界の中で見れば日本の携帯市場が特殊なのであって、GSM携帯が使えないなんて、世界でも珍しい国なのである。

とは言え、日本は日本独自の進化をたどったがために孤立してしまってはいるが、(最近はマルチバンドの携帯も増えてきたので世界でも使えるが)日本の携帯はすごいのである。

せめてドイツの携帯も日本でローミングしてくれればいいのであるが、なかなかそうもいかず、日本では携帯無しとなるのである。

日本に居る方はほとんど携帯を持ってるだろうからなかなか気づかないかもしれないが、今の日本、公衆電話が圧倒的に少ないのである。

日本に到着後、実家へ電話を入れるのに電話を探すのであるが、空港内でさえなかなか見つからない。やっとの事で見つけたと思ったら、カード専用だったりする。
で、その横のカード販売機を見ると1000円からなのである。

まだ空港はいい方であるが、最近は駅構内で電話を探すのも一苦労である。

まぁ、空港について真っ先に思うことはあまりに日本人が皆同じように携帯を操作してるのが気持ち悪いって事だろうか・・・3年前まで自分もやっていたにもかかわらず・・・・。

さて、今回の帰国だが、2週間ほど日本に滞在する予定である。
その間、友人知人に会うこともあるだろう。やはり携帯がないと不便なのである。

では、海外に本拠を構える日本人が2週間日本に居る場合、どうするのが一番良い方法なのであろうか。

考えられる方法は4つ。


1、2週間レンタルする。
2、プリペイド携帯を買う
3、思い切って新規契約して基本料を払い続ける。
4、伝書鳩を飼う


4、は冗談として、基本的には3つの方法が考えられる。

まず、レンタル携帯。
メリットは、借りてる間しか料金が掛からない。デメリットは帰国毎に番号が変わる。機種が選べない。
成田や関空でレンタルできるので、端末の受け渡しは問題にはならないようだ。

さて、料金であるが、おおむね一日当たり500円で、通話が1分80円程度である。
2週間であれば10000円位では収まる計算だ。

次にプリペイド携帯。
犯罪に使われるからと言って、手続きが面倒にはなったが、基本料金が掛からないのは大きなメリット。通話料が前払い(プリペイド)なので、通話しなくても最初に支払いが発生するのは継続的に使うわけではないのでややデメリット。
現在ソフトバンクが一番お手軽。送信可能なのがプリペイドを購入してから60日。その後は受信と緊急電話しかできなくなるが、360日は番号をキープできる。
しかもネットでプリペイドカードが購入できるので、1年以上帰国できなくても何とか番号をキープ可能である。
ただし、ソフトバンクの場合、地区ごとに契約が違うらしく、関西では選べる機種が1種類しかなかった(選べるとは言わない)

本体が7000円ほどで、60日使えるプリペイドが3000円からなので、こちらも10000円ほどになる。しかし、レンタル携帯と違って、1年間は番号が有効なので、帰国毎に番号を変える必要はない。

最後に新規契約してしまう場合。
これはもう、日本に居る場合と同じで、毎月の基本料金と端末代が掛かる。
あと何ヶ月ドイツにいるかわからないが、使わなくても最低数万円は基本料金を払わないといけなくなる。
だが、メリットがないかと言うとそんなことはない。

最近の3G携帯であれば、ローミング可能であるから、ここドイツでも通話料さえ気にしなければそのまま使える。
これがもしNOKIAの携帯であれば、ドイツで使ってる携帯のSIMカードを挿すだけで、ドイツの携帯として使える事ができる。(SIMロックフリーなので)
うまく使い分ければ、ローミングで日本へ携帯メールが送れ、ドイツ国内へはドイツでの契約を使って安く通話できるのである。しかも住所録を日本語で登録できたりするわけである。

ただし、SIMカードを入れ替えられるのはNOKIAの携帯だけである。


さ、どの選択がベストであろうか。
日本に居る間はほとんど通話だけしか使わないはずなので、トータル的に考えるとソフトバンクのプリペイドが一番ではないだろうか。

端末の購入はオンラインでも可能なのだが、法律により本人確認が必要らしい。
もし空港内で購入可能であれば、プリペイドがよさそうである。


出張帰国

2006年11月21日 | Weblog
先週仕事で一週間日本へ帰ってました。
今回ロンドン経由で関西空港へのフライト。旅行代理店が最初に提示したプランだと、ロンドンでの乗り換え時間は1時間半しかなく、しかもターミナル移動あり。
ロンドンのセキュリティーの厳しさを考えるとちょっと厳しいかと思い一本前のフライトでロンドンへ行くことに。
その結果ロンドンで5時間待ちとなってしまいました。

今回暇つぶし道具はたくさん持参。PSPに数独に文庫本。5時間くらいは平気だぁ!
と思ってましたが、出だしから躓きました。
ロンドンへのフライト自体が天候不良で30分遅れ。1時間半の乗り換えだったら完全アウトでした。

ロンドンではユーロでなくてポンドですから、両替しないとコーヒーさえ飲めません。超混み混みのセキュリティーチェックを抜けてターミナルへ移動すると、両替所が見当たりません。
取り合えずATMがあったので、ドイツの口座からポンドで引き出し。交換レートと手数料を考えるとどちらもそれほど差がないようです。

で、みやげ物を買い、ベンチで過ごすこと3時間ほど。
ようやく搭乗を済ませたのはドイツの家を出てから既に9時間・・・・・。

飛行機が動きだしてしばらくすると機長のアナウンス。
「荷物の再チェックの必要が出たのでターミナルへ一旦引き返します」
えぇえぇええええぇぇぇぇぇ!!



どうやら、荷物を預けた人数と荷物の数が合わない様子。
多分荷物の数が多かったのでしょう。
空港内を飛行機でドライブしてまた戻ってしまいました。ここで1時間ほど待機。

ようやく離陸したのはドイツの自宅を出て10時間後・・・。
ここから12時間のフライトです。

今回比較的空いていて、3列席に私一人。ドイツ時間での夕方のフライトなので、夜中の時間帯には3列席に横になって寝てました。
本来はベルトをするべきなので、だめなのでしょうが、眠いもんは眠い。

CAに起こされることもなかったです。
やはり横になって寝れるのは楽ですねぇ。ビジネスクラスの楽さを体感。
今度仕事で帰るときはマイルでアップグレードしようっと。

で、何とか関空に45分遅れ程度で到着。
既に日本は日曜日の16時過ぎ。移動だけで土日が終わってしまいました。

結局ドアtoドアで24時間。

やはりヨーロッパは遠いです。

月曜からはずっと仕事で特にどこへも行けず。やっとのことで本屋とCD屋へ行ったくらいです。
あっと言う間の一週間で土曜日の朝からもうドイツへ戻りました。
今回久々に右ハンドルの車を関西空港まで運転しましたが(実家に泊まってたので)最初の5分ほどは気持ち悪かったですが、その後はさすがにこっちの方が運転暦が長いだけあって違和感なくなりましたね。

帰りもロンドン経由でしたが、帰りは特に問題もなく、19時間40分ほどで到着。

ひどい時差ぼけもなく、翌日はちゃんとドイツ時間の朝に起床。
さすがに疲れが残ってたので、ゆっくりすごしました。

日本でよかったのはなんと言っても風呂。お湯をザバ~っとあふれさせながら浸かるのは1年ぶり。
来月休暇で帰国したら温泉へいかなければ

それにしても仕事で帰るのはしんどいですねぇ。あらためてヨーロッパが遠いことを実感したのでした。